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2005-12-06 みちのく一人旅(二日目) [長年日記]
_ [奥州街道] 越河から白石まで。
宿は白石に取った。朝、JRで越河駅に戻り、昨日到達したあたりへ戻るべくバスを待つ。ちょっと油断していたらマイクロバスが通り過ぎていってしまった。ご多分に漏れずバスは一時間に一本以下しか通らないので、仕方なく歩いて昨日の到着地点まで行く。
斎川という川の上流付近に、未詳の古墳の如きがあるのを見出した。平地の中に忽然と標高200mくらいの小山がある風情はどこで見ても異様な感じがする。こういうところには何故か大抵「愛宕山」という名が付いている。旅先で訪ねるべき古跡にこの名が付いていると、うんざりしてしまう。大抵は急な石段の上に、まあこれと言って見所の無い神社があるに過ぎないからだ。
が、それを古墳と思ってみればわざわざ登る価値はあるような気にもなる。
この愛宕山の500mほど南には頂上に観音堂のあるやはり孤立した小山がある。ここには弁財天の石仏(神も仏もダルマも、総称として石仏と呼ぶ)がある。この二つの小山を対と考えると何かがわかるかもしれないと思ったが、何も思い浮かばないのだった。
斎川の宿に入ると、孫太郎餅を売る茶店があった。ここで山椒餅を頼む。一口食べて香りの良さに「うまい」と口に出すと、店の主人が、「食べているうちにだんだん辛くなる」という。その通りだった。食べる前に言うのが親切というものではなかろうか。でも旨かった。そして、「山椒は小粒でぴりりと辛い」という言葉の意味を実感した。舌が異様にスースーする。その後主人と小一時間話しこむ。ここ斎川は孫太郎虫の名物であって、孫太郎虫はヘビトンボというカゲロウの仲間の虫の幼虫であり3年掛けて10cmほどになる。これを斎川の水で煮ると疳の虫の薬となるのだが、近頃は水質が悪くなり取るのに相当苦労するとのこと。この店を訪ねていろいろな旅人や研究者が訪れるので主人も次第にこの宿の歴史を残す使命感をもつに到ったということだった。
年を取ると歴史への興味を抱き始め、読めぬ書を漁り山野を徘徊するようになる男は多い。そのときには往時の様子を尋ねようと思っても教えてくれる人がいなくなっていることが多い。斎川の宿場の記憶は、今かろうじて残っているが、消える寸前のようにも見えた。
この日日暮れの後、白石市街に到着。ライトアップされた白石城天守閣を見て帰途に着いた。
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