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2005-12-01 [長年日記]
_ [読書][交通史] 『東関紀行全訳』『御伽草子』
昨日の晩、というよりも通信課題送った後の夜明け前から、『東関紀行全釈』(武田孝著、笠間書院、1993)を読み出したのだが、気が付けば返却期限を過ぎてた。うう、一度返さねば。面倒だから買っちまおうかなんて思ってしまうのだが、この本高い。相当労力掛けて書いた本だということは認めますけど。
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中世の遊女のことが気になって『御伽草子 上・下』(岩波文庫)を買ってぱらぱら見た。頼朝が12人の美人を集めてなんかやってるくだりに出てくる。「まづ一に手越の長者千手の前、二番に遠江国、熊野が娘の侍従、三番には黄瀬川の亀鶴、四番は相模の国山下が長者の娘、虎御前…」と、「唐糸さうし」にずらずら並べてある。長者は宿の長者で、娘はそこの遊女、ということらしい。
2005-12-02 [長年日記]
_ 極楽モード。
今日は少々疲れてしまったので、腰も痛いしマッサージに行こうかとか、たまには一杯やりに行くかとか、それともいっそヤンチャしに行こうかな(笑)とかいろいろ考えたけど、CD買って家で究極のスイートの時を過ごすことに決めた。 ハーゲンのバニラと焼きプリンと炭焼珈琲。 なんかものすごい幸せな気分です。オレ、どうしちゃったんだろう?どうもヘンな神経がつながってしまったみたいだ。 まあいいか、幸せなら。2005-12-03 [長年日記]
_ 旅の衣とZEN NANO PLUS
冬の街道行脚に備えて衣類を調達した。ジャンパーのインナー、汗を吸収すると発熱する下着、レインポンチョ、ズボン、ポケットの沢山あるベスト。
普段着を新調していない反動か、欲しいものを沢山買ってしまう。それにしても汗で発熱する下着と言うのは、歩いて汗かいているときは暑く、立ち止まって汗が引くと寒くなる、ということにはならないのだろうか?むしろ普段着にすべきかも知れない。
戸外でメモを取るのがつらくなるので、口述用にボイスレコーダーつきのメモリ・プレーヤーを購入。256Mだが外で音楽を聴く習慣が無いので十分。FMも受信できるから放送大学の録音にもいい…と思ったら、85MHzより低周波が受信できないではないか!…と思ったら、受信エリアが日本に設定されて無かっただけだった。いやあ良かった良かった。
メモリプレーヤーってあっという間に普及して高機能になったね。半導体メモリがこういう風に使われるようになるのはちょっと予想してなかった。
2005-12-05 みちのく一人旅(一日目) [長年日記]
_ [奥州街道] 桑折から越河。
雪です。陸奥一人旅です。平日なのに出かけてきています。
なんか会社をクビになって傷心旅行、という風情に見えなくも無いが、特別休暇中をもらっているのである。常識的には、何もこの寒い中を寒い土地へ行くこともないんだが、寒いからとか雪が降っているから、とか行っていると行脚の旅は進まない。日本にはまだまだわたしの知らない街道が沢山ある。
で、今日はようやく福島から宮城へと抜けた。全国的に雪。ご多分に漏れず白石も雪。めずらしい子安ダルマとか乳神とかの石仏を訪ね歩くと、足がびしょびしょ。石のダルマは川沿いで川の湿気をたっぷり吸って苔むしていた。乳神というのは石に刻まれた二つの乳房で、掻き取った石粉が乳の出を良くするまじないになると言うことだった。
2005-12-06 みちのく一人旅(二日目) [長年日記]
_ [奥州街道] 越河から白石まで。
宿は白石に取った。朝、JRで越河駅に戻り、昨日到達したあたりへ戻るべくバスを待つ。ちょっと油断していたらマイクロバスが通り過ぎていってしまった。ご多分に漏れずバスは一時間に一本以下しか通らないので、仕方なく歩いて昨日の到着地点まで行く。
斎川という川の上流付近に、未詳の古墳の如きがあるのを見出した。平地の中に忽然と標高200mくらいの小山がある風情はどこで見ても異様な感じがする。こういうところには何故か大抵「愛宕山」という名が付いている。旅先で訪ねるべき古跡にこの名が付いていると、うんざりしてしまう。大抵は急な石段の上に、まあこれと言って見所の無い神社があるに過ぎないからだ。
が、それを古墳と思ってみればわざわざ登る価値はあるような気にもなる。
この愛宕山の500mほど南には頂上に観音堂のあるやはり孤立した小山がある。ここには弁財天の石仏(神も仏もダルマも、総称として石仏と呼ぶ)がある。この二つの小山を対と考えると何かがわかるかもしれないと思ったが、何も思い浮かばないのだった。
斎川の宿に入ると、孫太郎餅を売る茶店があった。ここで山椒餅を頼む。一口食べて香りの良さに「うまい」と口に出すと、店の主人が、「食べているうちにだんだん辛くなる」という。その通りだった。食べる前に言うのが親切というものではなかろうか。でも旨かった。そして、「山椒は小粒でぴりりと辛い」という言葉の意味を実感した。舌が異様にスースーする。その後主人と小一時間話しこむ。ここ斎川は孫太郎虫の名物であって、孫太郎虫はヘビトンボというカゲロウの仲間の虫の幼虫であり3年掛けて10cmほどになる。これを斎川の水で煮ると疳の虫の薬となるのだが、近頃は水質が悪くなり取るのに相当苦労するとのこと。この店を訪ねていろいろな旅人や研究者が訪れるので主人も次第にこの宿の歴史を残す使命感をもつに到ったということだった。
年を取ると歴史への興味を抱き始め、読めぬ書を漁り山野を徘徊するようになる男は多い。そのときには往時の様子を尋ねようと思っても教えてくれる人がいなくなっていることが多い。斎川の宿場の記憶は、今かろうじて残っているが、消える寸前のようにも見えた。
この日日暮れの後、白石市街に到着。ライトアップされた白石城天守閣を見て帰途に着いた。
2005-12-07 野暮用で名古屋へ。 [長年日記]
_ ここのところ毎日のように新幹線に乗っている。今日は仕事で名古屋方面。
風邪を引いたみたいなので、明日までに治さねばならない。白石のとある温泉に宿をすでに取った。東へ西へ、と言う感じ。
ちょっと熱っぽいのでアイスクリームがよほど旨い。
2005-12-11 [長年日記]
_ [読書] 春風亭柳昇『寄席は毎日休みなし』うなぎ書房刊、1999
サイン本。2000年に読み始めてずっと読みかけのままにしていて、今朝読み終える。柳昇師匠は2003年にお亡くなりになっている。
春風亭柳昇といえば、今や日本には一人もいない。
_ [漫画・アニメ] 『ヴィンランド・サガ』第2巻/『鉄腕バーディ』第11巻/『彼岸島』第13巻
旅に出ている間に3つの新刊が出ていた。一気に読む。
幸村誠『ヴィンランド・サガ』第2巻:この巻も男達が尖がりに尖っている。舞台は西暦1000年頃。世界史年表を見るとその50年ほど前に「エッダ」が成立したとのこと。日本は藤原氏が栄華を極めた頃。
ゆうきまさみ『鉄腕バーディ』第11巻:おねーさん救出。アクション全開。昔のわたしは水中アクションがあるとついつい見ながら自分も息を止めてしまったものでした。
『彼岸島』第13巻:そろそろ終わって欲しいなあ、と思うのは面白くないからと言うわけではないのだけど、最初の頃からお話が壮絶だったから、次第に壮絶さのインフレが起きていると感じるため。
2005-12-12 2日目に疲れが出てきた [長年日記]
_ そろそろ年末の旅の支度を
年末年始の連休に向けて、またしても旅の支度をしなくてはならない。
装備の課題としては、水の滲みない且つ指先の操作性をあまり妨げない手袋、というのがある。奥州から方向を転じて関西方面、京都から大坂へと思っているが、雨になる可能性もあるから(昨年末の姫街道ではかなり雨風にさらされてしまった)。
装備の問題よりも、道程の事前調査のほうが大事だ。今回は大阪に着いたらあこがれの「みんぱく」=国立民族学博物館を訪ねようとしているが、年末スケジュールで早めに訪ねなくてはいけない、ということも踏まえて、旧道の道筋と見物をチェックしておかねばならない。この道の調査報告書は「歴史の道調査報告書集成」として刊行されているが、一冊30000円もする。出かける前にこんなにお金が掛かるのはちょっと…。
2005-12-13 今年最大の成果! [長年日記]
_ この間受けた健康診断の血液検査の結果が出た。
体脂肪率が少し減っていたので期待していたのだが、いままでかなり基準値を上回ってしまっていた総コレステロール(Tcho)・γGTP・中性脂肪がそれぞれ減少した。中性脂肪は未だ基準を上回ってはいるものの、相当の減少傾向を見せている。
ウォーキングだけでは駄目だったのだ。酒を減らさなくてはいけなかったのだ。
これで糖尿病への危機が遠ざかったから、あとは100まで生きるだけ。
2005-12-14 職場の忘年会 [長年日記]
_ ビール二本、ウィスキー3口、あとは水を飲んでいた。飲むよりも帰宅後の珈琲とアイスクリームのほうが美味しい、と思うようになったらしい。
年末の京街道行脚に向けて事前調査を開始。
2005-12-15 [長年日記]
_ [読書] 諸星大二郎『キョウコのキョウは恐怖の恐』講談社刊、2004。(読了)
通勤の電車の中で主に読んだ。通勤の憂さも吹っ飛ぶほど物語にのめり込んだ。キョウコは三度漢字を変えて現われる。このキャラはたしかに諸星(ちなみにこれは”モロボシ”ではなく”モロホシ”と読むのが正しいようだ)さんのものだ。山上龍彦も諸星大二郎も、登場人物同士の会話のテンポが良く、これは漫画の文法かな、と思う。後ろの2編はキョウコのでてこない、あまりクスグリのない怪談(と呼ぶのがふさわしい)。「鶏小屋のある家」が収録作中もっとも不気味に思えた。
本を薦めることは無粋なことではあるけれど、おすすめです。早く買わないとすぐに絶版になると思うぞ。
2005-12-17 遅く起きた朝 [長年日記]
_ 猫のトイレを掃除してから朝食。NHKの朝ドラが終わってから朝食と言うのは最近珍しいことで、寒くておきにくいのと一週間の仕事の疲れのせいかな、と思う。若干風邪を思わせるような鼻の奥の痛みもある。
「ガン×ソード」のOSTを聞きつつクラコットの食事を取っている。ユキコこと雪野五月さんの歌が流れる。いい声だなあ。
2005-12-21 猫が死んでしまった [長年日記]
_ 昨日から具合を悪そうにしていたから、今朝一番で病院に連れて行こうと思っていた猫が、今朝方死んでしまった。
お腹の弱い猫で、この頃はだんだん体重も減っていた。
十分な世話をしてあげられなかったことは、いくら悔いても悔い足りないことだ。
今、夕方の葬儀を控えてこの子の顔は生前のように穏やかに見えている。それがまた哀れこの上なく、自責の念が止まない。
2005-12-22 猫の葬儀 [長年日記]
午後四時を廻った頃に迎えが来た。そこから40分ほど車に乗り、東海道を夕陽の方向に向って進んだ。さみしげな夕陽に見えた。
一時間ほどで猫の骸が骨となる。華奢な骨。これが爪、これが歯、と霊園の人が教えてくれる。小さな歯、小さな爪。
家路を辿るのはつらかった。小さな体で精一杯自己主張していた、長い毛を少々もてあまし気味の可愛い彼女が、もう帰宅するわたしを迎えることは無い。自責の念は続くことだろう。
_ さようなら。
_ 「オレってノンケなんだよ」
職場の同僚(女性)と与太話をしているうちに、何故か「ホモの方々の嗜好は細分化されていて、相手が男であればいいというものではないのだ」というようなことを語り合ってしまった。というかわたしがそう主張したのだが。でも言ってしまった後で、ホモの方々のことなんて実は良く知らないのだと思い直して、「まあ良くわからないけどね。僕『ノンケ』だから」と付け加えると、彼女の曰く、
_ 「えっ?そうなんですか?ちょっとショックです」
_ どうも彼女は、わたしもその種の人であると少なからず思っていたらしい。日頃親しく話をしていて上記のようなあやしげな会話をかわすこともよくあるのだが、それってなんですか、「この人は女の子に興味が無い人だから大丈夫」っていう安心感から来てたんですか。それに何ですか。「ショックです」とは一体誰のセリフですか。
_ まあしかし、浮いた話も無いし、ずっと独り者でいても何となく楽しげにしてたりするから、そう見えるのかもしれません。ネットで書いてる文章もそう言われて見ると、ネカマっぽい文章のように見えてくる。
_ うう…オレってノンケなんだよ。でも、この先の人生でその自覚を覆すようなステキな男性が現われないという保証は無い。こういうこと言ってるから誤解が絶えないんだな、きっと。
2005-12-24 [長年日記]
_ [漫画・アニメ] 今週読んだ漫画。
ほりもとあきら『天使の収縮』久保書店:ほりもとさんの絵はHPのDinamic Lolita Libraryで良く見てますが、カラーの色つき絵がいいようですね。鬼畜なストーリーはかなり無理して書いてるような気が。
柳沼行『ふたつのスピカ』第9巻、メディアワークス:書きたいことは一杯あるのだろうけど…。でもここまで読み続けてきたから最終巻まで読み続けます。
唐沢なをき『唐沢なをきの幻獣辞典』講談社:幻獣とはUMAのこと。ボルヘスに同名の著書があって、「ア・バオア・クー」という幻獣のことが一番初めに書いてあった(この名前はガンダムで使われて有名になった)。
ネス湖のネッシー、池田湖のイッシー、屈斜路湖のクッシーに関連して、わたしも「レマン湖のプッシー」というネタを考えたことがありますが。
山田芳裕『へうげもの』第1巻、講談社:『大正野郎』には「マナスルシューズ」とか「山口ベニーサイクル」とか言った物欲が披露されていましたが、年を経て金銭的にも余裕が出てきてか本格的に数寄者となってしまったようです。良いですね、これ。
2005-12-25 [長年日記]
_ 都立中央図書館に行った
京街道(大坂道)の道程をまだ調査中。今井金吾『今昔東海道ひとり歩き』(日本交通公社、1983)の所蔵が都立図書館だけのようだったので、初めてここを訪ねた。東横線で中目黒に出て、日比谷線に乗り換えて広尾で下車。目指す図書館は有栖川宮記念公園の中にあった。広い公園の中をゆっくり歩いていると気分がいい。ここのところウォーキングしてなかったことに気づく。公園から北側に、高い塔の上でラッパを吹く黄金の像が見えた。
図書館はさすがに大きいが、開架図書は多くなく、半分以上は書庫に入っているのではないだろうか。それで閲覧スペースが広い。5Fには食堂と喫煙室がある。貸し出しはしていないから、予約待ちということも無いのは良い。複写は国会図書館と似たようなやり方をしている。
帰りは昼食に無性にハンバーグが食べたいと思って麻布十番に向ったが、変に和食の店ばかりでどこにも入る気がしない。そのまま白金台まで歩き、目黒線-東横線で地元に戻ると、意外に早く着く。近所のファミレスでハンバーグ食べたら3時をまわった。
2005-12-28 [長年日記]
_ Tip Taps Tipの意味と「何が何だかわからないのよ〜」
栗山千明のGirls Lockを待ちつつTFMを聞いていると、ハルカリが出てきた。Tip Tap Tipsという曲はエウレカセブンのエンディングテーマで、聞くほどに滲みるいい曲だなあと思ってCD買った。この二人はミドルティーン?大人びた声。曲名はテクテクといった「足音」を意味している由。カラオケで歌うためにはラップを制覇せねばならない。独特のアクセントと伸ばす音で、「アキラメナーイデハテナーイハテナー」とかやってみたいのだ。ラップというよりつぶやきか、あるいは問いかけのように聞こえる。言葉に乗せた思いをはぐらかすような異様な抑揚が大変気に入っている。上達したらラップの部分はトシちゃんの「It's Bad」のラップに摩り替えて歌うのもいいかもしれん。そのためにはトシちゃんのベストアルバムを購入せねばならないわけだが、そこまで芸を磨く必要がどこにあるというのか。
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仕事は近頃解析的な局面が多い。数字の集まりが語り始めるまでの間に妙な記憶がふとよみがえって、思わず検索窓を開いてしまうことが多い。
今日のそれは、人の集まっている中で歌を歌えと言われた男が「一目みーたとーき 好ーきになったのよー なにがなーんだーかーわーからなーいのよー」と、大変真面目に元気良く、しかし曲に全く抑揚を付けずに歌いだす、というあるドラマだったか映画だったかのおぼろな1シーンで、出典を調べるのはかなり困難だが、これが誰のなんという歌なのか位は調べがつくと思ったのだった。そしてすぐに調べはついた。「愛して頂戴」という西條八十作詞・中山晋平作曲の昭和4(1929)年の曲で、昭和初期にかなりヒットしたが、歌い手佐藤千夜子はかなり下手だったのだそうだ。だから件の男が抑揚をつけずにこの歌を歌ったというのはオリジナルに対するイロニーであったのかもしれない。著作権が切れているから参考の(誰の?)ために全文引用することにした。定本としたのは、のばら社刊『日本のうた第2集』(1998年)である。この本はぜひ一家に一そろえ、と是非おすすめしたい。結構笑えます。
1.ひと目見たとき好きになったのよ 何が何だかわからないのよ 日暮れになると涙が出るのよ 知らず知らずに泣けてくるのよ *ねえねえ 愛して頂戴ね ねえねえ 愛して頂戴ね*
2.逢った時には何も云えずよ うしろ姿にただ泣くのよ 女心は深山(みやま)のさくらよ 人に知られず赤く咲くのよ(*-*繰り返し)
3.夜中あなたのお目がさめたら それはわたしが呼んだ声よ 想うこころが風になってよ いとしお部屋の窓をうつのよ(*-*繰り返し)
「○○よ」のリフレインがミニマルミュージックか鳥のさえずりのようではありませんか。何度も読んでるうちに、歌詞自体の意味がどうでもよくなって「ヨー」と書いたタイルが整然と並んでいるかのような気がしてきます。抑揚の無い歌い方は、きっとこの効果を狙ったに違いないw
本には楽譜が載ってるので、あとでXGWorksで打ち込んで音流して独りで楽しんでみようと思います。
…独り遊び、得意なのです。
_ [栗山千明] Girls Lock
今夜の”ちぃ”は、今年ハマッタものNo1はお味噌汁とエウレカセブンです、と言ってます。日曜朝7時から見るのが大変だったと言うのですよ。うんうん、そうだったよね、大変だったよね、お互いに、なんてラジオの前で何度もうなずいたりする訳です。
ああ、なんて素敵な腐女子っぷりなのだろう。知らず知らずに泣けてくる…
_ ノヨー。
_ 続・何が何だかわからないのよ〜
カチカチとXGWorks(これはシーケンサーと言うソフトの名前です)で「愛して頂戴」を打ち込んだ。♭が三つつくホ短調の曲なので、キーはかなり高い。何度か流してみて、試みに口ずさめば裏声で歌うことになり、狂い咲き小梅太夫のネタみたいになりました。
_ ねえ ねえ 愛して頂戴ね〜 チッキショー!!!
2005-12-29 [長年日記]
_ 許す。
_ [漫画] 「桝席」
あらゆる人に勧めたい『朝倉家騒動記』第1、2巻(講談社、2003,2004)の作者である桝田道也さんのHPは「桝席」という名前。見ているうちに、全容積の95%くらいを霜で覆われた冷凍庫をあらゆる方法で責める、という動画に出くわして久々に笑った。
桝田さんはPCやゲームにも造詣が深いようで、日記に「"ニュートロン"やりてえ」と書いていた。わたしはこのゲームを学生時代に実験室の88MkIIでやったが、見る見る上達して最終的にはエンドレスでプレイできる腕前となったのだった。ハチハチでやったゲームは面白かったなあ。。。伝説のRPG(というよりアクションゲームだが)「ザナドゥ」とか、光栄の恥ずかしい過去「オランダ人妻は電気ウナギの夢を見るか?」とか、「チョビン」とか。
「チョビン」というのはボーステックという会社が出していたゲームで、主役の狸がチョビンと呼ばれる坊主どもをボールで倒しつつ面クリをすすめるというよくあるゲームなのだが、このボールのバウンドする方向と距離を予想しつつ”はげチョビン”を倒すのが面白かったのだ。狸自身もボールに当たればやられてしまう、というあたりがキビシかった。このころファミコンはまだ、無かった。
2005-12-30 [長年日記]
_ ミトン入手、など。
家の掃除はともかくPCの掃除(バックアップとかデフラグとか)するうち午後に成り果てぬ。石井スポーツにいき、カメラマングローブを買った。こいつは、普段はミトン(北海道では”ぼっこ手袋”と呼ぶ)の格好をしているが、いざというときはミトンの先端半分が手の甲の側に折れて中から指が現われる、というなかなか便利そうに見えるもの(使ってみないと良くわからないが)。これで寒中にペンを取ったりカメラを使ったりするのがしやすくなればいい。
その後ソフマップで『げんしけんDVDボックス1』が中古で売られていたので買ってしまう。
噂の「くじびきアンバランス」をやっと見ることができました。うれしい。時乃ちゃんがエッチだ。
2005-12-31 [長年日記]
_ うだうだと掃除
大晦日家にいるのはひさしぶりだから、家の掃除を始めた。
が、うだうだやっているうちにもう23時を過ぎてしまい、
「雅楽戦隊ホワイトストーンズ」なんか見てしまう。大晦日なのにTVKでやってるということ自体が笑える。DVDなんとか入手したいものだ。
札幌市白石区だけを守る正義の戦隊ホワイトストーンズ。一見、白いモジモジ君。札幌市白石区は、宮城県白石からの入植者の拓いた土地だ。
_ Jjcorxwg [He was china in the amount.This course will examine the wa..]