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けいりう堂日記

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2008-12-29 中辺路1日目:紀伊田辺から下鮎川 [長年日記]

蟻通神社 紀伊田辺着11時やや過ぎ。めはり寿司の入ったお弁当駅で買う。蟻通神社に詣でる。「蟻の熊野詣」というほどに伊勢参宮と並んで賑わった熊野古道・中辺路の旅が始まります。われもまた一匹の蟻となって常緑の森を行かん。 出立王子でお弁当食べた。出発遅いので立ち寄るかどうか迷ったが、やはりと高山寺に寄り合気道開祖植芝盛平と偉大な南方熊楠の墓を訪ねた。この二人に武蔵坊弁慶を加えて「田辺の三人」と称するらしいことが紀伊田辺の駅の看板にあった。 やや雲が多く暖かい。荷が重いこともあり寺の長い石段を昇り降りしてすでにかなり汗をかいた。
八立稲社の狛犬は人工生命M1号に似てる八立稲社・願成寺など訪ねて会津川沿いにほぼ沿うように進む。途中街道から外れている秋津王子を訪ねるのを忘れてしまった。万呂王子跡14時過ぎ。社殿も何もない。道はこのあと近畿自然歩道となっている。山道を控え焦るが、三栖寺跡にも寄り報恩寺・三栖王子へ。と。熊野古道の標示があり山道となる。 地形図から想像するよりキツく感じられストックの助けをかりた。近露の宿の人のアドバイスの通り持ってきて良かったと思う。途中南方熊楠山中裸像撮影場所なんてのがあって、上半身裸の熊楠さんの写真が看板となっていた。 自然歩道から新岡坂トンネル出口の脇へ出た。舗装道路を500m程行けば八上王子。西行も訪れたという。年始の準備をしてた人が絵馬をくれた。 次いで田中社15時50分。ここも年始の準備をしている。日暮れが近いといよいよ焦るが、ここでまた山道。近所のおばちゃんが「これから登るのですか?」と言うのでさらに不安だったが読図と体力を計り、前進。800m足らずの急坂を喘ぎつつ越えたら二匹の犬が盛大に吠えてお出迎え。16時25分稲葉根王子。この後富田川に沿うて舗装道路を行く。市ノ瀬橋で富田川を渡り市ノ瀬王子入り口に着くが更なる山道と見え、敬遠。宿に至る。

_ 宿につき、荷を軽くすることを検討する必要があると考えた。とりあえず携行した寝酒を減らす。精進落としにはまだ早いが。

続く。


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