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2012-03-02 [長年日記]
_ 東映チャンネルで「柳生一族の陰謀」を放映するらしい。このドラマのオープニングには「神に逢うては神を斬り、仏に逢うては仏を斬る」という言葉がある。『キル・ビル』でもタランティーノが引用して有名になった(かどうか)。出典良くわからないが、瞑想の最中に仏があらわれることがあるならばそれは魔境に入ったということであり悟りが遠ざかるからそのような時は仏を斬らねばならない、というようなことは言われたらしい。悟りとか禅とかから受けるイメージは、京極夏彦の「鉄鼠の檻」以来かなりダウンしている。悟りを得た得ないで醜い嫉妬を生ずる登場人物のコンプレックスは、いい年をしてそれでもまだ褒められることにこだわってしまう自分の鏡を見ているようで嫌な気分になるものだ。だがサニー・チバの昔の作品を今見るのは良いかもしれない。キッズ・ステーションでは「闘えドラゴン」(倉田保明主演、オープニングでヤン・スー=『燃えよドラゴン』のボロと戦ってるのをみてワクワクしたw)を放映している。ファミリー劇場は何を考えているのか『進め!電波少年』を放映するということである。すごく楽しみだw 録画に追われる日々が終わらない。