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2013-04-20 [長年日記]
_ [アニメ] 「進撃の巨人」
もうすでに始まってる。オープニングは格好いい。人類の天敵、巨人。そういえば人類には本当に天敵がいないのだろうか?たとえばウィルス。あるいは昆虫。近い未来には考える機械が人類の敵となるという考え方もある。そのような転換点を「技術的特異点」とよぶのだが、技術的特異点を語る以上はターミネーターくらい見ていた方がいいかな、と思う。ところで、技術的特異点はこの20年ほどで起こりうるという。俺は長生きしたいと思ってるから、技術的特異点のあと、知能において機械が人間をはるかに凌駕しているときにおいても人として生きていたいと思う。そのためにはどうしたら良いだろうかと考えてみる。
_ たとえば、今、ここに絶滅に瀕しているネアンデルタール人たちがひっそりと住んでいることが見出されたとすると、われら現代人は彼らを滅ぼそうとはしないだろう。彼らがどのように思考し、どのような文化を持っているかを少なくとも観察するだろう。あるいは飼育しようとするかもしれないし、意思の疎通が可能だった場合には彼らを保護しつつ体験を共有しようとするだろう。高度な知性を持つ存在は好奇心の権化であることが期待できる。私の生存のチャンスはそこにあるのではないかと思うのである。彼らには生み出せない人類の文化に彼らが興味を抱いたならば、彼らは我々を滅ぼさずにいるのではないか。かくして人類は生存を賭けて機械を対象とする芸人となる。かもしれない。少なくとも今の俺の下手な物まねでは生き延びることはできない。人間は技術的特異点の後、シェーラザード的に生き続けるのである。
_ 今日も曇ってて寒い。英会話のあとは川崎に行かなくてはならない。
風邪ひいてないかな? <br>