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2014-06-13 [長年日記]
_ 朝イチの会議で、あまりにも低レベルな内容が45分くらい続いてて、いたたまれずに抜け出して中庭でぐったりしてた。このレベルの低さに俺は傷つくのだ。こんなレベルが許されるというのなら俺の目指してる仕事の仕方は一体なんだというのだ。チャーチルが多くのことを成し遂げたにもかかわらず全てがむなしいと思ったのはきっとこんなときなのだと思っていた。今日も黒い犬が付きまとっている。そこにたまたま、10歳ほど年上の先輩がやってきて声掛けをしてくれたのだ。この人も若い時は足の指でコインを曲げたりなんかして今の俺なんかは問題にならないほどのマイト・ガイなのだが、公私ともにいろいろあって今はすっかり人間的に深みを増している。いつの間にかこの人をリスペクトするような生き方になっているな、などと思う。ダメ人間、それでも生きていかざるを、得ない(大槻ケンジ『踊るダメ人間』)。そして当の低レベル氏は俺がこんな風に深く傷ついていることなどよもや知る由もなく、必死に己の生存戦略を繰り広げているのである。俺には認めることはできない。それを認めたなら、俺には人間の尊厳を信じることなどもはやできないからだ。人間には尊厳なんかない。崇高な望みなど幻想だ。人は向上することなど決してできない。毎日グングンと成長する音をさせていたというH.G.ウェルズの家から聞こえてた音は単に下劣な行為の結果に過ぎない。ああ、この世界がそういう世界のように見えてしまう。そういう世界は嫌だ、住みたくない。このナイトメアはいつ終わるのか。今宵の眠り次第であろうと思う。ますます反骨の尖りが増す今日この頃、久しぶりの梅雨の中休みだ。おりしも流れるジョン・バリーの「ある日どこかで」のテーマ。ジェーン・シーモアの美しさ。印象的な晩年を送った若きクリストファー・リーブ。あれこそが本当の世界だ。主人公リチャードのように繰り返しつぶやこうか、僕は戻る、僕は戻る…。
おりしも→おしりも と読んでしまった(−_−;) <br>中庭いいね〜 天気良かったから暑そうだけどね。 <br>我が名はジャンピエール・ポルナレフ とアニメ見た後だから頭の中いっぱいにそればかり。何処かで使っていたいのです。