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2014-07-01 [長年日記]
_ 早帰り。何気なくテレビ点けるとダイヤモンド✡ユカイの「ムクロジの木」という歌が流れる。ダイヤモンド✡ユカイはNHKラジオ第1のすっぴん!水曜パーソナリティとしてのみ知っていたが、俺の庭で今を盛りとしげっているムクロジに目を付けるとは大した男だ、と思ってウィキペディアでこやつを調べると、俺と同じ年、同じ月に生まれた男であった。そして、ハリウッドで活躍する前のユマ・サーマンと付き合っていたとある。この時点で俺はこやつに負けている。画像検索もしてみた。話しぶりや声とキャラが一致するような風貌。
_ [映画] 「青い体験」1973、イタリア。
この作品が公開された年、俺は11歳だったようだ。その後も何度か映画館で上映されたりしてたのだと思うが、あまり興味無かった。なのだが、俺の敬愛する「ふともも作家」牧村僚がとある本のインタビューでおすすめの映画と言うことだった(もう一つ『タブー』というのも進めていたが、これを海外から買うおうとすると捕まってしまう)ので欲しかった。DVDで手に入れようとするとイタリア語のものしかなさそうだ。せめて英語字幕は無いかと探したが、結局古いVTRで入手した。ちょっと見てみると映像は劣化してないので良かったなーと思う。
_ 「ハードナッツ!」の再放送やってるな。やっぱり愛ちゃんのしゃべり方はクレヨンしんちゃんみたいで気持ち悪し。今激太りしてると聞いた。せめてあーりんよりは細くなってほしいぞ。
_ 鴎外全集 第2刷が欲しい。第2刷は1986年刊。第1冊は古書店でも良く扱ってるが、わずかに補遺が追加された第2刷がどうせなら欲しいと思うのが人情。
2014-07-02 [長年日記]
_ ジム行ってヨガやって軽く筋トレ。当たり前だけど筋力落ちてる。メニュー作ったけど持ってくの忘れた。メニューがあると修行してるって感じがして良い。
2014-07-05 [長年日記]
_ 英会話。久しぶりに師匠(英国出身、女性)に会えた。先週何してたと聞かれて思い出せなかった。放送大学行ってたんじゃないか。来週は短いプレゼンをやる。楽しみだと言われたが、さて何を話すかな。パワポでも作るか。でも教室にはプロジェクターは無いぞ、たしか。
帰りに色々買い物。iPhoneも機種変更。家のネットがつながらぬ。何故。梅雨時だからか?
_ なんかよくわからないままにネットワーク設定をいじくってるうちに接続復活。全然良くわからなかった。でも復旧。そういえば雨が上がってるみたいだ。そのせいか。違うな。
2014-07-06 [長年日記]
_ 何年かぶりでプロバイダに電話してネット接続のトラブルをチェックするも、プロバイダ側には落ち度はなさそう。ブロードバンドルーターを好感することにしたが、一方こちらもいろいろチェックしたあげく、他のPCではどうかと思い、こちらも何年ぶりだろう、昔使ってたLibrettoを引っ張り出してきて接続しようとすると、いきなりダイヤルアップ接続をしようとしやがる。しかし結果として改選はつながった。結論。今のPCのLANアダプタがいかれたらしい。ばらすのが大事なので外付けのやつ買ってくる。ちなみに今Librettoから書き込んでる。そう悪いマシンじゃないなあと思う。ちっっちゃいわりにキーボード入力しやすいし。だが、OSが古くてやばいのでここまで。Librettoよ、お前はいざというときに頼りになるやつだ、相変わらず。
_ その後だいぶいろいろ格闘した。どうやらハードの問題ではなく、セキュリティソフトとWindowsの重要な更新あたりが絡み合った問題らしく、あちこちで問題になっているようだ。結局、セキュリティソフトの機能をすべてオフにしたうえで(まあどうせネットにつながらないから問題ないのかもしれないが気持ち悪い)6/22の重要な更新よりも前にシステムを復元したのちに、さらにコンソールからipconfig/release -> ipconfig ->renewとやってやっと復旧した。けど、これって結局Windowsの更新をするとまたつながんなくなる可能性高いな。とりあえずウィルスソフトを違うものに入れ替えた
方がいいみたいな気がする。とりあえずLANアダプタは買わなくて良かったようだTT。
2014-07-07 [長年日記]
_ とりあえずネット問題は解消したかに見えるが、今の悩みは債権取り立てと称する迷惑メールとその問題を解決しますという迷惑メールのセットが大量に送られてくること。こいつらのせいで重要なメールが隠れてしまう。
2014-07-08 [長年日記]
_ ネット問題が解消したと思ったら、いつの間にかまた背後に黒犬が忍び寄っている。ウィンストン・チャーチルがこいつとどのようにかかわったのかを知ることは慰めになるだろうか?と思ったらチャーチル「わが半生」に手が伸びていた。
2014-07-09 [長年日記]
_ ことしもジミー・ウェルズさんのところに醵金した。わずかばかりだが秀逸な記事が増えることを期待したい。リタイアしてもし暇になったら俺も記事書くかな。
_ ジムでヨガやって軽く筋トレして(今日はやっとメニューを持っていくことができた。フライとショルダープレスとトルソーとレッグカールやった)、ジム自慢の温泉浴を軽く楽しんで帰宅したら、ウィキメディア財団からお礼のメールが来ていたことに気づいた:
_ 「私たちは特に、教育を受けられないような人たちの状況を変えることに邁進してきました。私たちが知識を届けたのは、例えばインド・ソーラープル出身のアクシャヤ・アイエンガーのような人々です。織物業が盛んなこの小さな町で育ったアクシャヤは、ウィキペディアを一番の教科書として学習してきました。この地域の学生には、本はほとんどなかったものの、携帯からはインターネットに繋げることができたので、ウィキペディアがとても役立ちました。アクシャヤはインドで大学を卒業し、今ではアメリカでソフトウェアエンジニアとして働いています。アクシャヤは自分の知識の半分はウィキペディアのおかげだと考えています。このような話は珍しくありません。」
_ 俺も少しはアクシャヤのためになれたのだろう。俺は子供の頃に買ってもらった百科事典のことをいまだによく覚えている。良いことも悪いことも互いに関連があることもないことも次々と並んでいる百科事典には強い引力がある。何かを行なうときの助けとしても強い力を持っている。
2014-07-10 [長年日記]
_ チャーチル「わが半生」(角川文庫、1965)届く。ハトロン紙に包まれたその表紙のチャーチルのアップの肖像は何ともいえない表情であり、ナチスドイツに敢然と立ち向かい滅ぼした英雄には全くふさわしくない者に見える。これが黒犬に取り憑かれた男の表情、というわけなのだろうか。
_ で、そのチャーチルの肖像をアップしようとしたのだが、メールで日記更新することが何故かできない。ちょっと困った。
2014-07-11 [長年日記]
_ おかしい。たしかゼルニケ多項式はサーキュラーだけじゃなくてレクタンギュラーなやつもあったと思ってたんだが、なんか文献が見つかんない。ヒントになるかと思って矩形開口の回折の式なんか眺めてみたりしてるところ。うーん、記憶違いだったかなあ。。。
2014-07-12 [長年日記]
_ 英会話教室でプレゼン。
結局4時間ぐらい準備にかかってしまった。せっかくなのでアップしちゃおっかな。資料中の米饅頭の画像は鶴見・清月さんのところから拝借した。問題あったら即時削除させていただきます。

_ ハロー、淑女のあなた(聴衆はいつもの師匠一人しかいなかったから)。今日は東海道の名物のことを話そうと思います。

_ これが今日のプレゼンのアウトラインです。初めにあなたに川柳を一つ示しましょう。それから東海道の短い説明、次に『記憶の宮殿』を使いこなす達人たち、それから東海道の名物の今昔のまとめ、最後に全体のまとめを話します。

_ 川柳は俳句と似た形式ですが、もう少しおかしなトピックを記述したものです。「名物」は有名な土地の食べ物、「食う」は食べること、「無筆」とは書き物のできない人、「道中記」は旅の記録です。いろいろな地方で土地の名物を食べるということは、旅日記の書けない人にとって旅日記を書くのと同じように記憶のよすがとなる、と言う意味です。

_ 東海道は江戸時代の始まりの直前である1602年に制定されました。500kmほどの道のりで、歩くと2-3週間かかります。侍だけじゃなく一般の人もお伊勢参りのために利用しました。でもその頃の日本の識字率はそう高いわけではなかったので、道中の記録を書けた人は多くなかったでしょう。

_ シャーロック、人食いハンニバル博士、それにマテオ・リッチは記憶術の達人で、いわゆる『記憶の宮殿』の使い手でした。でも、旅の記憶に関して言えば、江戸時代の旅人だって彼らに引けを取ってはいなかったでしょう。彼らは名物を食べた記憶を旅の記憶のカギとして使うことができたのですから。

_ これは東海道の名物をまとめた表です。多くのものが無くなりましたが、いまだに楽しむことのできるものもあります。私のお勧めは、神奈川・鶴見の米饅頭です。

_ 米饅頭は、豆の甘いペーストを柔らかい米粉のペーストでくるんだものです。今も買うことができますよ。

_ そういうわけでまとめです。まず最高の地図を手に入れましょう。1/25000の地形図が最高ですが、東海道に関してはたくさんのガイドブックが入手できます。次にあらかじめおいしい名物をチェックしておきましょう。そしたらさあ、旅に出てそれらを楽しみましょう。もしも歩くのが嫌なら、東海道本線やネットでの仮想旅行も可能ですよ。ありがとうございました。
2014-07-13 [長年日記]
_ 昼間、大山参り(下社まで)。帰りの小田急が遅延。夕方ヨガ。日曜の夕方はスタジオが満杯。ジム近くの蕎麦屋で夕食。つくねとかしわそば。酒飲まないのに蕎麦屋ではだし巻き卵とか板わさとかちょっとタンパク質とるようにしてる。
2014-07-17 [長年日記]
_ 大山の画像。
_ いがったー。やっとメールでアップできるようになった。
_ 下社で食べたおでん。
_ 普通だった。
_ 未来の自分がまた悩んだ時のためにメモしとくが、よーするに最近ケータイのキャリアを変えてメアドが変わったために、更新用のメアドに送信してもフィルタではじかれてしまっていたのだった。設定した記憶が全く無くって、ひたすらコンフィギュレーションファイルを見て悩んでたんだよな。よし寝る。
_ 黒犬に付け回されたチャーチル。
だめだ、やはりメールから画像と一緒だと文字化ける。このチャーチルの表情は、遠い昔に俺の家族で記念写真を撮った時、その撮影の一瞬前に放屁してしまって何とも微妙な表情で写った俺のリアル末弟(←実話)のその表情よりもさらに微妙で複雑だ。苦悩の果てに全てに価値を見いだせなくなっているのだとまさに訴えているようである。40を過ぎた男の表情はこうでなくてはウソなのかもしれない。
2014-07-18 [長年日記]
_ 日付変わった。今日は帰りが遅くなったんだが、駅前のスーパーマーケットが開いてたので寄った。すると脚の綺麗な女性がいたので、仕方なく久米の仙人の如く眺めていたら、その女性は突然鼻糞をほじくりだしたのである。小指でならまだしも、人差し指を入れてぐりぐりやりだしたのでいたたまれずにそっと去ったのである。近年で一番悲しい出来事だったかもしれぬ。
2014-07-20 [長年日記]
_ 今日の札幌は西の山々が割りにはっきり見えてて、父の人が指がつるくらい写真撮ってた。お三度んしながら近所の渋い喫茶店で深煎りのコーヒー飲んだりして結構楽しんでる。北の都には深煎り珈琲が途轍も無く良く合う。父母宅にも自分用の気に入ったマグカップを置いておこうと思った。
2014-07-21 [長年日記]
日付変わりませり。 昨日寄った喫茶店の卓上。
_ ちょっとお散歩。
_ 明けて昼前。円山公園経由で小物入れを買いに。色のいい奴、見本しかなかったので500円引きしてくれた。帰り道で菓子屋に寄って生麩菓子買った。店員が高畑淳子をさらに上品にしたような何とも良い女で盛り上がった。
_ あと何時間かしたら涼しい(という割には結構暑くもあったが、カラッとしていて日陰が絶対的に涼しいのが良い)北海道ともしばしの別れとなる。今回の収穫の一つは父の新しい座薬服用方法の話。これをまた、かの人はたまたま手近にあった「きのこの山」を手にして「これをかく床に立てし後、直上より真下に向け…」と実演するのである。きのこ厨激怒、たけのこ厨快哉である。この年でまたこんな悪い遊びを覚えた父の人に幸あれ。その父と長く連れ添う母の人にも幸あれかし。ちなみに今父の人は「あーりんは反抗期」の流れる中安らかにイビキをかいている。
_ で、もう帰る間際なのだがちょっと細やかな物を買って、森彦という喫茶店に来てみた。なかなかいい古いつくりの店。コーヒーは、これもまた素晴らしい深いフレンチだ。店の雰囲気に合わせているのか、女給さん?の髪型まで何やらクラシック。また来よう。
2014-07-22 [長年日記]
_ iPad手に入れてから日経電子版も良く購読してる。外泊してるときなどは良いのだが、実は気に入らないことがある。書き込みができないのだ。これは大問題だ、と思う。
2014-07-25 [長年日記]
_ ノートパソコンのパワーオンパスワードがわからなくなってパニック。パスワードは記憶の宮殿の片隅に置いたとある文学作品から半自動生成されるようにしてるんだが、間違った方法で作られてしまったらしく、記憶の宮殿をさまよい続けるしかなかった。こうなると、地形図の無い廃道歩きのようなもので、命に関わる。
2014-07-26 [長年日記]
_ 夏休み。また北帰行。高速バスに乗ってるのだが、車内のトイレが使えない。無事たどり着けるのか、俺は。
_ たどり着いた。札幌は雨模様。昨日はシベリアの火災でPM2.5が発生したり父の住処で火災の誤報があったりして結構エキサイティングだったらしい。ことのついでに、非常時の逃げ道、明日確認しておくかな。晩飯、何食うかな。手ごね寿司とかメンチカツ丼とかどうだろ?
2014-07-27 [長年日記]
_ 雨の札幌
_ 札幌は夕刻少し前から激しい雨。買い物袋の取っ手が濡れて取れかけになりながら帰宅。
今日父と話してると、若い頃会社で導入したオフコンでCOBOLを使って事務処理計算をしてた、なんていう話が出てきた。COBOLを褒めている人を見たことはほぼ無いが、それを使って仕事してたしてる人のことは褒め称えても良いのでは無いかと思う。父は若い頃は黒いシャツが好きで良く着てたということだ。母は白じゃなかったか?などと言っており記憶に齟齬が出ている。若い頃のデートでは母はよく遅刻して父を怒らせたそうだ。母は多くの兄弟のいる中の長女で、家族の世話とは別に仕事もしてて、だいぶ忙しかったらしい。当時携帯電話があったなら若い父もそうイライラはせずに済んだことだろう。そんなわけで、今も存命する叔父叔母、すでに亡くなった祖父母や伯父達が更に手を焼く存在であったなら、俺という人間はこの世に生を受けることはなかったのかもしれないのである。ありがとう、親類一同のみなさん。あなた方のおかげで俺はからうじてこの人生を享受することができている。
2014-07-28 [長年日記]
_ 病院に用事二件。いろんな事情で来てる人たちを見てると何か深甚に思わるる。昨日の大荒れの天気が打って変わって今日はいかにも北海道の夏らしい爽やかさ。これを体感してしまえばもはや本州に帰ろうという気にはなかなかなれないというものだ。ブラキストン線以南は人の住処では無いとすら思われる。
2014-07-31 [長年日記]
_ またしてもたっぷりのエージェンシーコストを掛ける会議に疲弊。しかも出席者にはおのおの何と無く安心感が漂ったようだが、俺にはまだ十分とは見えていない。報われる可能性は著しく低い。それでも関わることをやめられないのは、そういう精神病的気質だからにすぎない。
_ きだ [そうかー。ネタが無いときゃ、オヤジギャク書いとく手があったかー。 というロシアンの私案を試案として思案せしあんとす..]
_ けい [最後よくわからず。だが君のオヤジスピリットは受取った!]