RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2017-02-15 [長年日記]
_ 昨日やたらと鼻水が出て胃がシクシクというかジワジワと言うか痛み、寒気がする。これはうわさに聞く風邪という奴なのではあるまいか。というわけで、昨晩は風邪を引いたらやろうと思ってたことをやったのだ。鳥スープを作る。たぶんNHKラジオの「ちきゅうラジオ」ででも知ったんだろう。アメリカあたりでは風邪を引いたらこれ、という定番料理だという。せっかくだから丸鳥をじっくり煮込んだらうまかろうと思ったのだが、そういうときには手に入らないもんなんだ。やっぱり骨付きが欲しかったので手羽元、それと胸肉にした。鍋に使った残りの白菜、長ネギ、ニンニク、ショウガひとかけら、そういったものを適当に圧力鍋に詰め込んで、水は半分強に抑えて(たくさん入れると蒸気抜きから吹き出してしまうのだ。先日のクリームシチュー作成時に学習した)、コンソメと胡椒でやはり適当に味付けをしたら30分少々煮込む。野菜も肉もトロリホロリと(←なんか小泉武雄先生の文章みたいになってるな)しておなかにやさしい滋養たっぷりのスープができあがった。昨夜も今朝もこれで済ました。今晩もそれでいく。今夜は灯油も届く予定。とりあえず胃の痛みが治まらないとコーヒー飲む気にならないよ。コーヒー飲む気にならないと仕事も勉強も捗らないよ。
_ [映画] 「大病人」伊丹十三、1993.
年末頃からちょっとずつ見てて今日やっと見終わった。大谷直子が思いの外エッチだったり、木内みどり(彼女が『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』でクレオパトラ様の格好をして妙なコーナーに出ていてたのが忘れられないのだが)が存外美しかったり、黛敏郎作・カンタータ般若心経が良い出来だったりして、見どころ多い。現在「平穏死」などと呼ばれていることを、介護保険制度が始まるよりも前の20年以上前に明示していることは当時として画期的だったのではないかと思うし、この問題意識は現在にも続いているものと思う。伊丹さん自ら「『大病人』日記」と言う著作をものしているらしく、そちらもいつか読んでみたい。