RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2017-09-08 [長年日記]
_ 涼しくなってちょっと内省的になっているためもあるのだろう。永遠に大好きなミシェル・ポルナレフが「ガラスの涙」を歌っている動画を見ている。それを発表した当時1973年のものと、2007年のライブ動画。30年を隔てた同一人物の歌は、驚くべきことに声が年老いていないのだ。天才の特権。若い頃に作った自らの作品を、年を経たその自分が享受して、しかもその年輪をそこに重畳して私たちに示している。そのように一生を通してその作品をプレゼンし続けるのだ。なんという恵まれた境遇なのだろうか、天才であるということは!