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2019-10-17 [長年日記]
_ 数学の本少しさらってそろそろ寝るところ。スミルノフはしばらく曲線の形の分析が続く。ルベーグ積分がようやくルベーグ測度のところにたどり着いたが、有界閉集合をクリアに理解できていないので今ひとつ。この概念が、はさみうちで定義されるルベーグの面積の下側を決めるので重要なんだけど、読み続けてるうちにだんだん慣れてくるようなものでは無いか、なんて思い始めた。50代の勉強はもうこんな感じでもいいんじゃ無いかと。銀魂ちょっとづつ読んでて、今第7巻。花火でプロポーズする話。仕掛け花火が鮮やかに夜空を照らす。そこに仕掛けられたメッセージは「塚に来い」。笑った。何の間違いかは各自考えてください。一昨日くらいに魔窟から沼正三「ある夢想家の手記手帖から」の下巻が発掘されて今枕元にある。ディックの「高い城の男」何かをリファーしていて、もし先の大戦で枢軸側が勝ったとしても、ドイツと連盟を結んでいた日本人の末路は結局アーリア人への隷属であり、それをウットリと夢想して幸せそうな沼氏が何だか可愛らしく思えてきた。純粋マゾですね。真正マゾとはまたニュアンスが違ってる。この人にとってはヤプーの生き方はまさに理想だったんだなあ、なんて。