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2006-01-22 [長年日記]
_ [食べ物・飲み物] 玄米の食事。
昨日の夜から水につけておいた玄米を今朝は炊き、炊き上がったらまた水を半分加えて炊く。そうやって玄米の食事を摂った。かなりやわらかめになったが噛むとシャキシャキする。満腹感もあるようだ。
晩飯も玄米。これに鰈の煮つけと蕗の煮物を添えたが、これだとちょっと副食が大目ということになるかもしれない。
玄米は悪くないな、とは思うのだが、炊くのにちょっと手間が掛かるので毎日は無理かな。良く噛まなくちゃいけないようだし。
_ 県立図書館、ドビュッシー、珈琲、りんごちゃん達。
県立図書館で中世の交通史関係の本を6冊借りた。以前スタンプとバーコードリーダーを間違えたカウンタの人がいた。やはり美しい。
夕食前だがせっかく外出したから何か旨いものを口にしたいな、と思った。関内に向おうかとも思ったが、カバンが重いから桜木町駅から横浜駅へ。
ジョイナス4Fにあるはずの異人館倶楽部で珈琲&&ケーキにしようと決め、向う。ここに来るといつも近くの新星堂で何かしら買ってしまう。今日は久し振りにドビュッシー。室内楽/管弦楽の全集を買った。異人館倶楽部(のあった場所)に行くと、この店はもう営業を止めてしまっていた。酒場の代わりに立ち寄れる店が一つ減ってしまった。
外に出て、不二家へ行き、バニラアイスと珈琲を頼む。店内はがやがやしている。その騒音のバックにエンヤやニール・ダイアモンドが掛かっていた。ニール・ダイヤモンドは割と好きな歌手だがレコードもCDも持ったことが無い。珈琲を持ってきた女の子のネームプレートには「りんごちゃん」と書いてある。珈琲を飲んでいるうちに「寒い冬に買い物から帰る途中による店は…」と、札幌に住んでいた頃のことを思い出した。それはほろ苦くも口当たりの良い炭焼珈琲を出す店で、テレビ塔そばの地下にある「可否茶館」や北15条の「あらびか」(私の通っていた頃は『るびあ』という名前だった。『るびあ』の頃には店にある焙煎室にふくよかな猫が居たと記憶している)であった。
どこに行っても珈琲が不味くてとても耐えられないと思った横浜も早15年になる。少しぼんやりしていると、「りんごちゃん」とは違う女の子に珈琲のお代わりを進められた。ちょっと迷って、しかしお願いした。もちろん、自宅でドビュッシーのソナタでも聞きながら神田伯剌西爾のフレンチを飲むほうがずっと美味しいのに決まっているのだった。