トップ «前の日記(2012-03-30) 最新 次の日記(2012-04-02)» 編集

けいりう堂日記

   RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf


2012-04-01 バルスーム←バスルームと読んではいけない [長年日記]

_ こないだバローズの「火星のプリンセス」の映画版のことをちょっと書いたんだが、今日仮面ライダーフォーゼ見てたらCMで「ジョン・カーター」という映画を宣伝してた。ジョン・カーターとはまさに火星シリーズの主人公、思い込みの力でテレポートして火星まで行ってしまってやがて大元帥となる男である。さてデジャー・ソリス役は?とみるとリン・コリンズという女優。ジュリアードを出てシェークスピア劇の舞台をこなしたりしてる人なんだが、トレーシー・ローズのデジャー・ソリスとどっちがどうなんだろうか。もちろん先にも書いた通りで、武部本一郎画伯描くデジャー・ソリスを置いてふさわしい者などいない。あの清楚な顔立ちに薄いドレスをまとってものすごいプロポーション…思い出しただけで(略)。もうひとつ映画化における見どころと言うか問題点は、火星の緑色人の表現。今回の映画はディズニーの映画なので特殊効果は申し分のないもの…かどうか最近の作品まったく見てないのでわからないが、番宣のHP見る限りではなんか貧相。タルス・タルカスってもっと獰猛で、6本だか10本だか足のある凶暴な火星の馬を操る筋骨隆々なイメージじゃないのかな…なんて思いながらさらにそのHPを見てると、あろうことかバローズ本人(の役の人)まで登場する。

小説のエンディングは、アン・ハッピー・エンドだったことを思い出した。想像力で火星に行ったカーターはたぶん本人の意図に反して再び地球に戻る。そして初めと同じように火星を目指すのだが、物語の中ではそれはかなわない、ということだった。映画「ある日どこかで」で主人公リチャードが思念の力で過去にタイムトラベルして、その先でやはり不本意に現在に引き戻され、二度と戻れぬまま消耗して死んでしまうラストを思わせる。

映画でどう描かれるか知れないが、多分劇場には足を運ばないだろうな。

もうひとつ思い出したがバローズの火星語講座。火星語で「こんにちは」は「カオール」と言う。ジャンプのことは「サク」という。「サクサク」と言うと「飛べ飛べ」という意味になる。

_ うにゃにゃの人のツッコミ見て気付いた。説明が足りない。「バルスーム」というのはバローズの火星シリーズにおける火星語での火星の意味。ルポフと言うSF作家がそういうタイトルの火星シリーズ論を書いてる。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
_ うにゃにゃ (2012-04-01 22:27)

おもいっきりよんじゃったよ。だまされた。。エイプリルフールに。。

_ けい (2012-04-01 22:31)

言いがかりです。嘘書いてないです。


トップ «前の日記(2012-03-30) 最新 次の日記(2012-04-02)» 編集

Categories | Python | 8801 | あんちゃんの自作ゲーム発見した | お絵描き | かながわのハイキングコースベスト50から | かながわの景勝50選 | アニメ | カムバック!マイ中二時代 | コンピュータ | ゴミレポ | テレビ | テレビ・ラジオ | トレーニング | ドラマ | パズル | プログラミング | ヨガ | ラジオ | 映画 | 英会話 | 奥州街道 | 音楽 | 下田街道 | 科学 | | 街道 | 関東ふれあいの道 | 紀行 | 京街道 | 郷土史 | 金沢道 | 熊野街道 | 栗山千明 | 経済学 | 現代湯治考 | 古新聞を読んで | 語学 | 交通史 | 口グセ | 甲州街道 | 綱島街道 | 香り | 殺害された言葉 | 自転車に乗って | 七十二候 | 食べ物・飲み物 | 食事 | 食品物理学 | 新聞を読んで | 森高千里 | 身延道 | 数学 | 生きもの | 千国街道 | 川越街道 | 銭湯 | 善光寺西街道 | 中原街道 | 超歩行者キュウカイダー | 怒りの日記 | 東海道 | 統計学 | 特撮 | 読書 | 二十四節気・七十二候 | 日光街道 | 猫の額 | | 博物館 | 姫街道 | 物理学 | 文具 | 米沢街道 | 抱腹絶倒オヤジギャグ | 放送大学 | 豊後街道 | 漫画 | 漫画・アニメ | | 夜へ急ぐ人 | 矢倉沢往還 | 愉快なジム仲間 | 料理 | 歴史 |