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2014-05-31 [長年日記]
_ 英会話。結構間が空いたり、師匠がムービーをプレイするためのスマホをイトーヨーカドーに置き忘れて交番まで引き取りにいかねばならなかったりしたらしかったりして、宿題出てからずいぶん時間がたったのだが、BBCの”A History of Scotland”を使った授業。こないだ書いたように、今回はちょっとチートしてしまった。ムービーに対応したサブタイトルデータを拾ったので、スコットランド訛りの激しいNeil Oliverの語り口を文章でたどることができる。文章でたどれるということは、辞書が使えるということで、単なるヒアリングとは格段に理解が違う。まあ今回は全くのチートになってしまったので師匠の質問にはあらかた答えることができた。チートのせいだけじゃない、時間がたっぷりあったので都合3度は見直して、しかもスコットランドの中世史については少々Wikipediaで調べる余裕もあったのだ。それにつけても、徳川家康が海外の人間には全く知られていないのと同様、我々日本人にとってウィリアム・ウォレスが何をしたのかなど全く知られていない。…こともないか。メル・ギブソン主演で「ブレイブ・ハート」という映画になっている。この映画は我が家のビッグデータの一部であるDVDライブラリの中に含まれているので、いずれ見ることができるだろう。13世紀ごろ、スコットランドとイングランドは領土的紛争を続けていた。スコット人の王アレグザンダー二世(師匠曰く、彼をスコットランド王と呼ぶのは正しくないだろうとのことだった。当時スコットランドと呼ぶべき土地はゲール人やピクト人、アングル人などのパッチワークであったとこの番組では語られているからである。最も、”スコット人の王”という呼称が妥当かどうか、あるいはスコットランドというとこの時代においてはスコット人によって支配された統一アルバ王国のことを指すのではないかなど議論の余地はありすぎるほどある)、そのアレクサンダー二世の冷酷非道な(彼は王位継承の妨げとなる可能性のある女の赤ん坊を市場で殺させた。打ち付けた脳漿が飛び散った、とNeil Oliverが芝居っ気たっぷりなのか単に発音が特徴的なだけなのかわからないがとにかく印象的な語りでそう言っていた)進撃ののちはマクベスを祖先に持つその血筋も絶え、空位となったスコットランドを侵略せんとするイングランド王エドワード一世に立ち向かうべく民間人を組織、スターリング橋で槍兵によってこれをさんざんに打ち破ったのがそのウィリアム・ウォレスである。たぶん「ブレイブ・ハート」には出てこないんだろうが、この戦闘で死んだ敵方の聖職者の背中の皮をはいで剣のベルトに仕立てた、とNeil Oliverは言っている。その行為がスコットの人々にどう受け取られているかはわからないが、強大なイングランドに立ち向かって敗れ、反逆者としてHanged, drawn and quarteredという最大級に残虐な刑死を受けた彼とその行ないは今日におけるスコットランド独立運動にまで心情的に結びついており、ウォレスはスコットランド人のハートに愛国心を打ち込んだハンマーなのである。とまあこういう内容であることが、字幕を解読してようやく分かった次第。次は、まず字幕を読んでおいた上で、字幕なしの映像を見ることにしようと思っている。こういうやりかたは実はリスニングの訓練には良いのではないのだろうか?聞くだけの英語トレーニングよりも、自分にとっては語のつづりや意味を正確に調べなおすことができる面で有意義な気がしている。英語の映像に英語の字幕。。考えてみれば語学番組で良くやっている方法だ。でもそういう方法で映画やドキュメンタリーが楽しめるなら幾重にも有意義な気がする。それで思い出したのだが、二年くらい前に意気込んで買ってしまったやはりBBCのプログラムであったケン・ラッセルの作品群。これらにも対応する字幕ファイルがあれば大変捗るのだが…。
_ 英会話の後買い物。こまごまいろいろ買ったが、今日の出物は切手をストックするファイル。フォルダがちょっと高かったのだが、これで何を保管するかというと、あちこちで食事した時の箸入れの袋をストックするのだああああ!どうだ。でもなんで今までこれに思い至ることができなかったのだろう。痛んだり紛失した箸入れ数知れず。名物を食う無筆の道中記に一味添えることができるはずのものなのに…。そう考えるとまだまだ必要なストックがあるぞ。お菓子の栞、はがき、マッチ箱、お弁当の包み紙…ああ、あれもこれもどこかに行ってしまったかもしれないと思うと悔しくて眠れなくなる。考えることがみうらじゅんに通じるものがあるな、お金全然かけてないけど。だがこれは今日明日のためのことではない。いつか俺のたどった道の証拠が100年後の人類によって改めて見つめなおされたときにこそその真価が発揮されるのである。車社会においてあえて歩き旅をすることの意義とは、と。その結果、100年後の人類がその行為にいかなる意義をも見出さなかったとしても俺は一切構わないが。
_ [テレビ] あまちゃん。
今頃日本人の皆さんは、国民的あまロス状態からようやく回復して花子とアンの高梨臨の美しさとか吉高由里子が福田彩乃のものまねそっくりのなで肩だとかハリセンボンの太い方の演技が良いとかそういう感じで特に盛り上がってもいないんだろうと思うのだが、俺は今日から「あまちゃん」を見始めたのである。今4話目。うはは、「じぇじぇ!」だってさwww←いやそれはない。そのくらい知ってる。これ顔文字(' jjj') ←しまった、MathJaxで化けた。(’jjj’)俺ってウザいな。
こんなんやって遊んでるうちにSHERLOCK3始まって終わってた。録画見る。あまちゃん第4話見てからだけど。おお、橋本愛、かわええ!←ウザい?w
_ 調子に乗ってたら切手アルバムの補充台紙間違えて切手シート用のやつ買ってしまっていた。これはいよいよお菓子の栞かお弁当の包み紙用にもう一冊アルバムを買えという刑事であるとしか思えないんだが。
復活おめでとうございます(^^ <br>「アルバム買え」と刑事に言われたらビビります。 <br>と、細かいツッコミ。(^^;
うぉ。こんなところにレストレード君が出てくるとは。どうも俺の語彙にIMEが付いて来てくれなくて困るわ。