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2014-09-24 [長年日記]
_ マルクス・アウレリウス『自省録』には「公益を目的とするのでないかぎり、他人に関する思いで君の余生を消耗してしまうな」とある。西郷隆盛遺訓には「人を相手にするな、天を相手にせよ」とある。いずれも、人の世で人にまみれて生きることへのアンチテーゼのように思われる。偉大な人は若くしてすでに偉大だが、そうであっても人の世に生きる息苦しさを感じていたのだと思う。まして凡愚な俺であれば、人と交わればたちまち心は乱れ適切な生き方をすることができなくなる。俺に友達がいないということは、俺にとっても、またそうでなければ俺の友達として迷惑をこうむるはずの者にとっても望ましいことと言わねばならない。とかく人の世は住みづらい。明治の文豪もそんなことを言った。
_ 「屍活師-女王の法医学」松下奈緒のドSな演技が大変良かった。俺も松下奈緒に「走れワンコ」ってさげすまれたいぜ。