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2018-06-02 [長年日記]
_ 母の人を偲ぶ会席はあっさりと終わり、参列者も皆だいぶ高齢、集合写真を撮ったらさっさと引き上げる。来年は三回忌となる。
土曜の午後3時。地下街バスセンター寄りの可否茶館に来た。カウンターだけの席には客が3人。朝からの小雨は止み、暑くなったので、ダッチコーヒーをアイスでもらい、シロップもミルクも無しで頂く。以前はこの独特の円やかさが、酸化した味のように感ぜられてあまり好きではなかった。今は、まだ少し痛みの残っている喉に優しく感じる。フレンチを100g挽いてもらう。
_ 昨日着いた時に、私は札幌の嫌いなところを4つに要約したのだった。もちろん札幌のことは愛している。陰陽の無いものなどあろうか。またあったにせよ味気ないものであろう。その1。コンビニで並ぶ時の動線が分からない。これは少し説明が要る。レジが複数あるとその数だけ動線が示されているので、待ち行列の問題は複雑になる。客が多ければ複数の行列に対して処理時間のばらつきが生じ、早くから並んでいたものが後回しとなる場合がある。昨日などはその複数のレジのうちただ一つを除いて休止となっていたのだが、客の列はそのただ一つの"営業中"のレジの前の動線には無く、別の動線から曲がってそこに続いていたのである。こうなるためには何らかのストーリーがそれ以前にあったのだろう。例えば、はじめ二つばかり"営業"していたレジのそれぞれの前には客の待ち行列があった。しかし、その一つを担当していた店員が別の業務、例えばおでんのタネが切れて新たに仕込む、といったことに駆り出され、複数の待ち行列の一つが突然休止状態となって、その動線にいた客は一時的に別のレジに誘導されたは良いが、そこで動線とレジの対応が崩れてそのまま次々と客が後に並んでかかる状態となった、というような具合。 その2。飲食店の分煙化が進んでいない。 その3。歩道が凸凹。 その4。人々はシャイ過ぎて実質的に不親切。これは電車や地下鉄の席の譲り合いや優先席の優先される対象外の人による占有率などを見て感じること。 思うに札幌は大都市ではあるけれども未だ広い土地を有し、都市を構成する人と人の間隔は首都圏ほどには密ではない。そのことが、密集都市における人の流れ方を最適化するモーティベーションを弱くしているのだろう。言わば住みやすさの証拠であるのかもしれない。いずれそれらが最適化され、人の流れ方がスムースとなった時は、札幌も首都圏同様に住みにくい所となったということになるのだろう。近年は暑苦しさを感じるようにもなった。この上気候の快適さまで失われてしまっては札幌に魅力を感じるわけにはいかないのである。
_ 悪口ばかりじゃなくていいとこもあげとくかな!

ライラック。リラ冷えというくらいで、確かに今朝は少し肌寒かった。

_ 茂にでも行くか…。
_ とうきび。
しんとして幅広き街の秋の夜の玉蜀黍(たうもろこし)の焼くるにほひよ ー 石川啄木 ー
茹でと焼きのハーフ&ハーフで買った。ハーフ&ハーフというと顔を隠して半分ずつ見せる流れ星ちゅうえいのネタしか思い浮かばない。