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2018-06-12 [長年日記]
_ 昨夜のヨガもなかなかハードだった。肩甲骨周りが良い感じで痛い。
_ 放送大学「物理の世界」第3回を聴講して入浴して金カムの録画を見はじめた。先日古新聞を大量に処分したとともに、毎日読む新聞もかなり斜め読みになって、おおむね朝の通勤から昼休みの間に目を通してしまうので、帰りの電車では本を読む時間がちょっとできた。今読んでるのは北森鴻の蓮丈那智フィールドファイルシリーズの最初「凶笑面」。だいぶ以前に木村多江主演でドラマ化されているので、そっちも見たい。人気が出なかったのか、その後のドラマ化は無かったようだ。小説の方は作者がすでに亡くなっているがその後も書かれている。この作品のことは日経の土曜のコラムで知った。ドラマ化した頃の木村多江がどう演じてるのか興味深い。今ドラマが作られるとしたら、誰が良いだろうか?年齢的にこういうキャラの合う女優が思いつかないが、日本人離れした良い女だがきつい性格。以前「死活師」のドSヒロインを演じた松下奈緒が近いかもしれない。作品は、本格推理ということではないようだ。ドラマならいざ知らず、謎解きには視覚的に説明されていない要件がカギとなっていることが多い。この作品が捧げられている諸星大二郎の「妖怪ハンター」、それを小説にしたものと思って鑑賞するのが良いのだと思う。楽しめる。
_ もうちょっとなんか書くかな。そうそう、先日大皿を派手に割ってしまったので金継を試みているのだが、漆を濃いめに近い過ぎた。おりしも湿度が高い。漆を使うには梅雨時が絶好らしいのだが、厚く塗りすぎると乾く過程で皺ができてしまうのだ。それももしかすると良い風合いになるのかもしれないが、金消粉が切れてしまって買い足す。金だけに高い。割った皿もわりとどうということもない、たぶん結婚式の引き出物だと思うが、継いで使うとそれなりに愛着が沸くものと思う。食器棚の奥から、端の欠けた猫柄のマグカップも出てきた。金継をやってる限りは新たな食器を買う必要がなくなるのかも。寝よう。