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2018-06-01 [長年日記]
_ 昨日の夜から鼻の奥が痛い。風邪かしら。どんよりした目覚め。唐突に「失敗を恐れない」とかいう人は、そもそもあまり失敗しないからこそそんな楽天的なことが言えるのでは、なんて思いついてしまってちょっと体が震えるような気分。失敗の多い自分は失敗を恐れなかったら何時迄も失敗し続けることになってしまいそう。いやそういう意味じゃないのか。なんか二度寝したい。
_ というわけで二度寝することもなく、いつも通りに出社して、仕事の進捗表を埋めて上司に出し、週の報告書も提出して、早帰り。21時を過ぎた今、札幌駅にいる。JKがまだ冬服だ。涼しすぎるくらいの気候。早、母の人の一周忌。
2018-06-02 [長年日記]
_ 母の人を偲ぶ会席はあっさりと終わり、参列者も皆だいぶ高齢、集合写真を撮ったらさっさと引き上げる。来年は三回忌となる。
土曜の午後3時。地下街バスセンター寄りの可否茶館に来た。カウンターだけの席には客が3人。朝からの小雨は止み、暑くなったので、ダッチコーヒーをアイスでもらい、シロップもミルクも無しで頂く。以前はこの独特の円やかさが、酸化した味のように感ぜられてあまり好きではなかった。今は、まだ少し痛みの残っている喉に優しく感じる。フレンチを100g挽いてもらう。
_ 昨日着いた時に、私は札幌の嫌いなところを4つに要約したのだった。もちろん札幌のことは愛している。陰陽の無いものなどあろうか。またあったにせよ味気ないものであろう。その1。コンビニで並ぶ時の動線が分からない。これは少し説明が要る。レジが複数あるとその数だけ動線が示されているので、待ち行列の問題は複雑になる。客が多ければ複数の行列に対して処理時間のばらつきが生じ、早くから並んでいたものが後回しとなる場合がある。昨日などはその複数のレジのうちただ一つを除いて休止となっていたのだが、客の列はそのただ一つの"営業中"のレジの前の動線には無く、別の動線から曲がってそこに続いていたのである。こうなるためには何らかのストーリーがそれ以前にあったのだろう。例えば、はじめ二つばかり"営業"していたレジのそれぞれの前には客の待ち行列があった。しかし、その一つを担当していた店員が別の業務、例えばおでんのタネが切れて新たに仕込む、といったことに駆り出され、複数の待ち行列の一つが突然休止状態となって、その動線にいた客は一時的に別のレジに誘導されたは良いが、そこで動線とレジの対応が崩れてそのまま次々と客が後に並んでかかる状態となった、というような具合。 その2。飲食店の分煙化が進んでいない。 その3。歩道が凸凹。 その4。人々はシャイ過ぎて実質的に不親切。これは電車や地下鉄の席の譲り合いや優先席の優先される対象外の人による占有率などを見て感じること。 思うに札幌は大都市ではあるけれども未だ広い土地を有し、都市を構成する人と人の間隔は首都圏ほどには密ではない。そのことが、密集都市における人の流れ方を最適化するモーティベーションを弱くしているのだろう。言わば住みやすさの証拠であるのかもしれない。いずれそれらが最適化され、人の流れ方がスムースとなった時は、札幌も首都圏同様に住みにくい所となったということになるのだろう。近年は暑苦しさを感じるようにもなった。この上気候の快適さまで失われてしまっては札幌に魅力を感じるわけにはいかないのである。
_ 悪口ばかりじゃなくていいとこもあげとくかな!
ライラック。リラ冷えというくらいで、確かに今朝は少し肌寒かった。
_ 茂にでも行くか…。
_ とうきび。
しんとして幅広き街の秋の夜の玉蜀黍(たうもろこし)の焼くるにほひよ ー 石川啄木 ー
茹でと焼きのハーフ&ハーフで買った。ハーフ&ハーフというと顔を隠して半分ずつ見せる流れ星ちゅうえいのネタしか思い浮かばない。
2018-06-03 [長年日記]
_ 楽しみにしてたことにテレビが視聴できなくて悲しみのオーシャン。今日、横浜に帰る。
_ 空港。念のために明日も休暇としておいたのは良かった気がする。昨日もう治りかけているとみた風邪はまだ続いており、発熱は無いようなものの鼻炎が煩わしく、食欲も減退しているようだ。風邪の時はもう流れに逆らわない。ただ鼻炎の症状は小青竜湯で抑えられることを知ったのは良かった。あとはだるいなりにだらだら暮らし、食欲が出るまでは無理には食べない。それだけのエネルギー源は嫌になる程身体に蓄えられているから。一昨日から「ホーキング宇宙を語る」を読んでいる。
_ [読書] 『ホーキング宇宙を語る』スティーヴン・W・ホーキング/林訳、早川書房、 1989。
読み出して間もなく、もっと早く読んでいても良かった、と思った。そのことを感じたのは、ハイゼンベルクの不確定性原理の説明と、それからファインマンの経路積分(林訳では『経歴総和法』と記される)についての説明だった。前者は、この原理が観測という行為と関連しており、精密な位置の観測のためにはより短波長−したがって高エネルギーの波、あるいは粒子を観測対象に当てる必要があるが、それにより対象には運動量が与えられることを明確で端的に説いている。言われればそういう風に習って気もするが、こんなにはっきり言われたことはなかった気がする。後者はとてもとっつきにくい概念のように敬遠していたもので、これの説明には変分原理から語る文脈が多くて一生触れ得ない理論と感じていたものだが、定在波とよく似た原理と説明されて、その敷居がガタンと下がった気になった。そうだったのだ。学問に王道無しとは良くも言ったものだが、学問という門は、それを求める者には広く開かれているのだし、そこへ至る経路は力学の世界とは違って数多くのやり方が許されている。一つの名著にばかり縋りそれが分からなければ道が閉ざされたと絶望する必要は無い。それを権利の盾として使う者や口を糊す手段とのみして他者の入り込む道を阻もうとする者、テクニカルタームばかりを振りかざして人前で他者の無知を暴き排除しようとする自己愛の者の言い分に臆することは無い。速く到達する必要も無い。分かった振りをする必要もないし、何もしていないのにそれを探究しているように見せかける事も不要だ。ただ、求め続ける者、つまり"ステューデント"であり続けよう。この本を読む資格は自分には無いなんて考える事も無かったのだ…。
こんな風に夜のフライトには似つかわしく無い興奮を抱いた私は、しかしその思いを書き付けるべく前席下のバッグから野帳を取り出した時、バッグを通路にはみ出させてしまっていた。客室乗務員の女性が来てそれを直してくれる際、ひざまづいた彼女の膝上が思いがけず顕となった。バックがわずかにズレたためにこの結果となった。もっと大きくズレていたならそれは別の結果を生んだであろう。例えば通路を挟んだ先の乗客のクレームとか現象が視界の外で起こり観測にかからないとか。ホーキングの不確定性原理の説明は見事だったが、眼前の現実世界においては相当に見事な大腿部が一瞬現れてすぐに慎ましく隠れた。この観測行為においては、バッグの定位置からのズレとその結果としての感動量の間にも何らかの関係を生む原理が確かに存在していたと思う。
_ 羽田到着。晴れている。今年の梅雨はどんなだろうか?そうそう、スカイマークの機内誌が先月から変わって、大変残念なことに巻末のクイズが無くなってしまったのである。こんのゆみさんのナゾナゾ、難しいけど好きだったので残念也。
_ 横浜着。……。
夏じゃん!あーもう。
2018-06-04 [長年日記]
_ 休暇。午前中は市川実日子の早口が見たくて結局シン・ゴジラを通して見てしまう。あとは洗濯してるくらいで特に目ざましいことはなく夕刻となる。ちょっとくらい放送大学の課題をすすめておかないと泣きそうなことになってしまうんだが、そのうちすぐ夜ヨガに行く時間になってしまうのでしょう。まだ鼻炎とのどの痛みが残ってる。顔が汗ばんで不快。
_ スーツをクリーニングに出してから夜ヨガ。母指球を使って爪先立ちで立ってからそのまま腰を落としていったり片脚の腿を上げてのち後ろに伸ばして水平に。あるいは腰を落としてから片足を前へ。うまくできないけど課題としては面白いと思った。
_ 「はんなりギロリの頼子さん」、TVKで6/12からやるんだと。見よう、というか録画しよう。
2018-06-05 [長年日記]
2018-06-06 [長年日記]
_ 喉の不快も残ってるが、昨日は微熱、今朝は節々が痛む感じ。月曜のヨガの筋肉痛ばかりでは無いのでは。そう。湿邪の季節である。
_ 今日も何とか終わり。。。ではなくて、夕食摂ったら放送大学の通信課題を提出する。物理って難しい…。コツメカワウソの妖精ちぃたんの攻めっぷりがすげえ。
_ というわけで通信課題を提出。webだからもう答え合わせもできた。10問中3問間違った。1つは納得したけど2つはちゃんと学習し直さないと納得できない。まあ理系のドクターの実力なんてこんなもの…って開き直りたいところだがやはり情けないものがある。思うに、これは問題を解く場数が全然足りてないということなんだと思う。学生時代だって試験前くらいしかちゃんと勉強しなかったのだし、論文を読むために勉強して納得はできたとしても、全く新しい問題を解くための体力は全然鍛えられてないんだと思う。ちょっと反省してしまうな。これで行くしかないんだ。わかってないことを認めるのは苦しいし、そのわかってないことをちゃんとわかる努力ということも苦しい。こういう気質が病的と言うんだろうけど、せめて今間違えた問題は解けるようにしたい。この科目、持ち込み不可だし過去問の解説も無いのだし。こういうことになると、問題集買ってたくさん問題を解いてみたくなる。こういうときだけかもしれないけど。ついでにこれまでの履修状況みて見た。あと57単位で卒業できてしまう。さすがに長く在学してるもんなあ。一番心配していた外国語の必要単位も、面接授業で満たすことができてしまっていた。あとは要件としては面接授業を1単位取りさえすれば、残りの56単位はどのような形態で取得しても卒業の要件を満たしていることになる。しばらくは物理と数学系は学び続けようかな、と思う。
2018-06-07 [長年日記]
_ 今日ツィッターのタイムラインでちぃたんがポールダンスしようとする動画流れて来た。できるわけねえだろ。わかったからもうやめて、ちぃたん…
_ そんなわけですが明日は会社休み。他の会社のことは知らないけど従業員が有給を一斉に取得して有給切り捨てを予防するするための日、ということで年に何回かある。休みは好きな時に自分の都合で取れる方がうれしいんだけどまあいいや、放送大学の課題の消化や法事で休暇が休養になって無かったりもしたから。月曜も休みだったので今週は3日だけの勤務。でも気候のせいで大変疲れた週だった。
そんなわけでたまっている録画を見てるとこ。うれし恥ずかしマジマジョピュアーズとか。先回から敵側に魔法使いを思わせる女の子が登場して展開が面白くなってきてるみたい。この番組は前作と違ってチームで戦うよりも単独で戦うことが多いように思われる。キャストのスケジュールを合わせるのがが難しいのか意図的な演出なのかわからない。前も書いたけどこのシリーズは戦士と名乗っておいて肉弾戦をすることがほとんどないのでそういう"戦闘"シーンではダンスやポージングなどのアクションが見せ場な訳だが、単独で同じアクションをやるとちょっとしまらない感じがある。次回はちょっと幼いお蝶夫人みたいな子が出る。つづく。
2018-06-08 [長年日記]
_ [物理学][数学][コンピュータ] FreeFem++
朝にゴミ出しに行ったくらいで今日はダラダラしたりスヤァってしてたりしてて今夕方。夜はやっぱりヨガくらいやろうと思ってるので、それまでにできることをやってみる。それは「あっぱれ!KANAGAWA大行進」や「ももクロChan」の録画を見たり包丁を研いだりということばかりではないだろう。というわけでFreeFem++という、偏微分方程式を解くプログラムをインストールして動かしてみた。
http://www.freefem.org/
我が家の環境がwin64ビットなので64ビット版をインストールしてみたらいろいろとライブラリが足りないというエラーが出たのであっさりあきらめて32ビット版をインストールし直した。あっさり動いた。なので、県立図書館で借りてきた『有限要素法で学ぶ現象と数理』という本に載っているコード(FeeFem++はC++に似たプログラミング言語のようなプログラムである)を書いて動かしてみましたっ!ちぃたんですっ!いやちぃたんにはキーボード打てないと思うけどね。
_ ニュートンの運動方程式が、物体の速度の時間変化と質量と力を結びつける基本法則を式で書いたものであるように、物理の問題は考える量の時間変化や位置変化を使った等式で書かれることが多いわけです。これが微分方程式で、それを解くことが問題を解くことになる訳です。
以下は針金の輪っかを作ってそこにせっけん膜を張るという2次元の問題です。せっけん膜は数ミクロンからその1/10くらいのとても薄いもので、表面張力によってシート状の形を保ってはいるけどゴムの膜ほど強い弾力がある訳ではないので、重力によってたわんでしまう訳です。ちなみに、一番薄いコンドームでも0.01mmということですからその半分より薄い訳ですね。破れやすくて危険ですけど、自重を支えるくらいの弾力を持ってはいます。そのたわみ具合は、輪っかのところではしっかり輪っかにくっついているのでゼロ、真ん中に行くほど下にたわんでいることでしょう。輪っかが真ん丸で水平に置かれているのなら、偏ることなく中心対称にたわんでいるはずなので、たわみ具合を等高線であらわせばバームクーヘンみたいな絵が描かれることでしょう。この現象を支配するのは、せっけん膜が弱くはあってもゴムのように伸ばすのには力がかかり、力を取り除くと元に戻るように縮むというフックの法則です。伸びる前の膜の上の点が伸びた後にずれる位置と、その部分にかかる力との関係を、やはり微分方程式であらわされている訳です。しかし輪っかの形が変わればせっけん膜の形が変わる訳なので、フックの法則は輪っかの形を与えないと使えません。わかっていることは、輪っかの形が変わろうと輪っかの場所ではたわみはゼロになるはずということでしょう。これが、この問題を解く場合の「境界条件」と呼ばれるものです。輪っかが丸ければ、2次元の膜を直接あつかう代わりに半径方向のことだけを考えれば、ちょうど1次元のバネとおもりの問題のように比較的簡単に解くことができるかもしれませんがその方法はいろいろな形のせっけん膜の枠に対していつも上手く行くとは思えません。一般の形に、円形に対する半径のように良い変数があるとは限らないからです。
この問題が扱っている世界を小さな要素の集まりと考えて、その局所での力や物質の移動量などのバランスが保たれるようにして同じ問題を解く方法を考えたのがクーラントという人でした。これが有限要素法ですが、単に微分を差分に置き換える方法とはちょっと考え方が違います。
_ FreeFem++では、境界の形と分割後の多角形の大きさを決めるのに境界上の分割数を与えてやれば、あとは良い感じに三角形の集まりに分割してくれる関数があります。これがbuidlmeshという関数で、ドロネー三角形分割という計算機科学では良く知られたアルゴリズムを使っています。
_ そして、"problem"という宣言の後に、解かれるべき方程式をおおむね数式に一致するような書き方で書いていき、最後に境界条件を書きます。"on(C, u=0)"というのがそれで、Cはせっけん膜の枠、u=0はその上ではたわみがゼロ、という意味ですね。ちなみにこのように、境界における値そのものを条件として与えるのはディリクレ条件と言います。これを解いてたわみ具合を等高線で示しました。枠のそばのほうが等高線が詰まっていて、真ん中辺が緩やかです。思っていたのと合ってますか?
_ 夜ヨガで汗流し、ジムで入浴してから買い物して帰宅。充実してるなあ…なんて思ってたのだが、大変なことをしでかしてしまった。一度始めたらもう止まらなくて、いけないいけないと思いながらつい一気に…
かりんとう一袋食べきってしまった。何ということだ。誰に詫びたら良いのだろう…。
2018-06-09 [長年日記]
_ 昨日の続き(FreeFem++)。
枠の形を変えてみました。
_ 形とプロットする関数のパラメータをいじってみたりして。
_ 3次元表示もできる。たわみ方向は上下逆だけど。
_ 今日も暑かった。昼に味噌ラーメンとか食べて熱が体から逃げていかないんじゃないかというくらい体力をそがれた感じ。今日はトマト煮の作り置きと稲荷ずしの作り置き作ったくらいで大したことをしなかった。スティーブ・ジョブスなら絶対にこんな生活はしないだろう。スティーブ・ジョブスじゃなくて良かった。夏が思いやられる。が、湿度のせいもあったんだろう。
2018-06-10 [長年日記]
_ 昨日に比べるととても涼しい。でも今日は雨になることだろう。いつもの日曜のごとく特撮と鬼太郎見たらもうすぐ昼。仮面ライダービルドは自意識過剰な正義のヒーローが復活。今回のシリーズは久し振りにヒーローの条件をまともに問うている。鬼太郎、八百八狸の日本征服。まさかの来週に続くの回。来週、いよいよタヌキ化したまなちゃんが見られるのか?つづく。
_ 今日はこのあとは図書館に本返して床屋行ってクリーニングに出してた服を持ちかえることになっている…書いたら全部面倒くさくなったけど。。。
_ 雨も降ってきて面倒だけど出かけた。
_ 人んちのアジサイ。むらさきの雨雨にー。しまった、クリーニング忘れん坊将軍!ヨガ行く時が今日最後のチャンスだ。まあスーツなのでしばらく用途はないと思うけどな。いよいよ必要になった時は裸に蝶ネクタイという手もある。
_ あ。なんだ、うちにもあったか。
_ そうだった。庭に手を入れてなくて、お隣さんがお世話してくれるついでに色々植えてるのだった。雨の中で綺麗だなあ、他人事みたいに言うけど。
_ そういえばやっと喉の奥の痛みが治ったようだ。風邪だったのかなあ…。以前もこの時期に似たような症状になっていたみたい。おとといくらいまで龍角散飲んだりサクマ式のハッカドロップス舐めまくってた。いろんなハッカ/ミントキャンデーを舐めまくった結果、サクマ式はかなり旨い部類に入る。あとはほしや製菓の「名古屋のミント飴といえば、デリシャスミントなんです。」っていう長い名前のやつ。
2018-06-12 [長年日記]
_ 昨夜のヨガもなかなかハードだった。肩甲骨周りが良い感じで痛い。
_ 放送大学「物理の世界」第3回を聴講して入浴して金カムの録画を見はじめた。先日古新聞を大量に処分したとともに、毎日読む新聞もかなり斜め読みになって、おおむね朝の通勤から昼休みの間に目を通してしまうので、帰りの電車では本を読む時間がちょっとできた。今読んでるのは北森鴻の蓮丈那智フィールドファイルシリーズの最初「凶笑面」。だいぶ以前に木村多江主演でドラマ化されているので、そっちも見たい。人気が出なかったのか、その後のドラマ化は無かったようだ。小説の方は作者がすでに亡くなっているがその後も書かれている。この作品のことは日経の土曜のコラムで知った。ドラマ化した頃の木村多江がどう演じてるのか興味深い。今ドラマが作られるとしたら、誰が良いだろうか?年齢的にこういうキャラの合う女優が思いつかないが、日本人離れした良い女だがきつい性格。以前「死活師」のドSヒロインを演じた松下奈緒が近いかもしれない。作品は、本格推理ということではないようだ。ドラマならいざ知らず、謎解きには視覚的に説明されていない要件がカギとなっていることが多い。この作品が捧げられている諸星大二郎の「妖怪ハンター」、それを小説にしたものと思って鑑賞するのが良いのだと思う。楽しめる。
_ もうちょっとなんか書くかな。そうそう、先日大皿を派手に割ってしまったので金継を試みているのだが、漆を濃いめに近い過ぎた。おりしも湿度が高い。漆を使うには梅雨時が絶好らしいのだが、厚く塗りすぎると乾く過程で皺ができてしまうのだ。それももしかすると良い風合いになるのかもしれないが、金消粉が切れてしまって買い足す。金だけに高い。割った皿もわりとどうということもない、たぶん結婚式の引き出物だと思うが、継いで使うとそれなりに愛着が沸くものと思う。食器棚の奥から、端の欠けた猫柄のマグカップも出てきた。金継をやってる限りは新たな食器を買う必要がなくなるのかも。寝よう。
2018-06-13 [長年日記]
_ 私は今、会社帰りなのですが、何故か乗り換え駅の二つほど先の駅で降りて、戻る方向の電車を待っているのです。発車間際で乗車口間際に立った私は、あろうことかカバンの留め具をドアに挟んでしまっていたのですね。結構長い会社生活でおそらく初めてだと思う。
何度か引っ張ったのだけど抜ける兆しが無い。そうだろう。厚い布ベルトの先の硬質プラスチックのバックルがガッチリと噛んでいる。乗った側のドアが開くのを待つのが平和的な解決だと悟ったのだが、さて、いつこちらが開くのか。まさか終点まで…いや、終点でもこちらが開かなかったなら、車掌さんか駅員さんを煩わすことになるのでは…!
結果、前述の通り、多少の遠回りで済んだので助かった。抜けない抜けないと騒ぎたてなくて良かった。知り合いがいなくて良かった。ありがとう、大地よ、森の息吹よ、お釈迦様よ…。
もう一つ、あまり急ぎの用がなくて良かった。というわけで、そのあとジム行ってサソリのポーズ、ハヌマーンのポーズなど練習してから短い筋トレ。なんと2ヶ月ぶり。体幹系と脚はあまり衰えてなかったが肩・胸のあたりはだいぶ筋力が落ちていた。体重も2-3キロ増えてる。考えてみたが、筋トレで使うエネルギーは筋トレをしなければその分減らないだけじゃなく、筋トレしないで間食なんかしてたならその分さらにプラスになるわけだから下手をすると筋トレしてる時の三倍くらいエネルギーが使われないことになってしまうのでは。筋トレはじめるまでがハードル高いのだが、やり始めればちょっとでやめてしまうことはあまり無いので、なるべくジムには足を運ぶのが良いのでは、と思った。サソリのポーズはそのうち決まるようになるような良い予感。できれば弾みをつけずに倒立できるようになりたい。
2018-06-14 [長年日記]
_ お昼休みにちぃたん描きましたっ☆けぃたんですっ☆
_ というわけで帰宅途中に書店に寄った。雑誌買うのにレジに行ったら店員の人の胸にポプテピピックの缶バッジが付いてて、反射的にイラッとしそうになった。ポプテピピック読んだことないのに。
_ 入浴して食事。その間中NHKラジオ第二を聴いていた。通信高校講座の西洋音楽、古典派、ソナタ形式。そしてカルチャーラジオ。ここしばらく日本の近代文学を扱っている。先日は芥川龍之介の地獄変、今日は谷崎潤一郎の春琴抄。どっちも怖い話だと思う自分は、耽美な人にはなり得ない臆病者だ。春琴抄、三浦友和と山口百恵で映画になってたよな。見てみようかな…怖い怖い。
2018-06-15 [長年日記]
_ はー、やっと週末かー。仕事がらみで空間点分布のエバハート指数という言葉を調べてた。bingで検索したら、関連する検索としてエヴァンゲリオンが出てくるのはまあ良いとしても、未だにゴールデンハーフのエバとか出てくるのな!カタコトで「○○っテ、ナニ?」とか言ってたのおぼえてる。後にスペシャルもできたっけ。昭和はとほくなりにけり。
2018-06-16 [長年日記]
_ リニューアルした神奈川県立川崎図書館に行ってきましたっ☆
昨年の暮れくらいからだろうか?県立の川崎図書館は溝の口KSP(神奈川サイエンスパーク)への移転のために休館だった。先日やっと移転が終了したということで、早速一冊の本を予約して横浜駅西口カウンターで受け取った。読んで見たら買っても良いなと思ったのでこれは返却することにした。ついでに、ちょっと古い雑誌がこの図書館に収蔵されていることを別の機会に調べてあったので、これを複写するのと、勿論新しい図書館の見学も兼ねて、溝の口に足を運ぶことにした。駅からは歩きで20分くらい。以前の館もやはり川崎駅からそのくらい離れていた。どちらにしても少し利用しにくいのだった。まさに閑静な、と言うべき住宅街の通りをしばらく歩くとミツトヨがある。なんの会社かよく知らないのだが、計測機器を扱っているらしく、博物館があるらしい。ただし予約が必要。(続く)
_ (続き)
KSPの建物は大変立派。まだテナントが埋まってはいないように見えた。中は撮影しないけど、以前の川崎の部屋よりも広いようだった。ただ、目当てにしてた雑誌が見当たらないのでカウンターに検索結果のシートを携えて尋ねてみたら、なんとここにはなくて、野庭(横浜市港南区)の収蔵センターにあるのを取り寄せねばならないということだ。なんと!実は検索結果には「所蔵状況 県川収蔵C」と書いてあって、このCというのが収蔵センターの書庫を意味してるらしかったのだ。ただそのことは検索の手引きには書かれていないようだし、収蔵場所一覧の表を見ても収蔵Cという記載は無いみたい。仮に書いてあってもそこまで見ないようにも思うけど。帰り道でネットで調べると2012年発行の機関紙にそんなことが書いてあったくらい。
それはちょっとわかんないよなー、ということを司書の方に言うと彼の方もわかりにくいことは認めたらしかった。で、どうするか。この図書館に取り寄せてもらって館内で該当箇所を複写するか、メールで郵送複写を申し込むかという2つの手があるようだった。前者だとここに来る交通費が必要であり、後者だと郵送日が発生する。どちらにしても、コピー代を含まないとしても、図書館のサービスは有料、ということになるわけで、ちょっと今までの常識からは違和感を感じてしまったのだが、とくにそれに文句を言うことはなく後者を選ぶことにしたのだった。というわけで本当は文献複写が最大の目的ではあったけれど、図書返却と見学という目的は達せられたのだった…ちょっと高くついたけど。
_ 2階からKSPのロビーを介さないで外に出る回廊があったのでそこを通った。壁のレリーフの元ネタ(←なんか2回くらい『下ネタ』って書いてしまった。実はちゃんと『もとねた』ってうちこんでたのに、『もと』が『下』と変換されていたのだ。間違ってないけど俺の辞書どうかしてるぜ)はダビンチ以外良く分からない。不見識なもので。でも時間と交通費に余裕があれば、学習環境としてはなかなか良いところと感じられた。1FにはATM・コンビニ(土日祝日は休み:ちなみにここの図書館はなんと日曜が休みで月曜を含む平日は営業しているのである!たぶん産業関連の図書を収蔵している関係でそういう風に見直したんだろう。同じ県立でも横浜紅葉坂の方は月曜休み)とドトールもあるのだし。
_ というわけで帰り道はシャトルバスを使った。これは溝の口駅とKSP間を直通でつないでおり無料なので、近隣の方が駅との行き来に便利に利用しているらしかった。おしまい。
_ もーすぐ寝るんだけど、ツイッター見てたら「下尺モモS匕ㄚㄥモ」って書いてあって、でも明らかに日本語ではないので暫く悩んでて唐突に気づいた。「FREESTYLE」って書いたんだ!こういう綴り方、まさか密かに流行ってるのか?
2018-06-17 [長年日記]
_ [特撮] 魔法×戦士マジマジョピュアーズ!
魔法戦士フローズンサファイア・リン、風邪に倒れる。鼻の詰まった声がクレヨンしんちゃんみたいで可愛い。 どてらみたいなコート着てるし。というわけで今回はリンひとりで戦う回。いつも思ってたけどランドセルのCMのパンクの人面白い。次回、「新たな魔法戦士登場?」、ああ、こっちも戦隊増強されるのか。横浜市民防災センター前で横浜消防局大活躍、の予感。センターは横浜駅から徒歩10分、沢渡公園そばらしい。今度横浜駅近辺に用事あったら見に行ってみようかと。つづく。
_ [アニメ] ゲゲゲの鬼太郎
刑部狸の回、後編。わわ、まなちゃんホントにタヌキになった!そしてダイエット酵素のCMに猫姉さんがww やめなww
鬼太郎「一反木綿!」
一反木綿「コットン承知!」お前そんなキャラだったか?ww つづく。
_ 昼過ぎに近所の図書館で本を返して新しいのを借りて、食材を買って帰宅。ベシャメルソースを作ってからヨガに行き、帰宅してからクリームシチュー、揚げと人参の煮物、めはり寿司など作り、放送大学の講義一コマ受講。合間に洗濯。もう寝る時間。週末もあっという間に過ぎてしまった。せめて良い夢見られたら良いなあなんて。おやすみポラリス。
2018-06-19 [長年日記]
_ 特にネタも無いからどうでも良いこと書くかな。パトレンジャーの2号の役者さん(横山涼)、なんか既視感があるんだけど、他人と混同してるなあ、という自覚があった。さっきその他人が誰かに気づいた。ウルトラマンメビウスの五十嵐隼士さん。顔立ちもちょっと似てると思ってたけどちゃんと見比べるとそうでもない。もっと良く似てるのは話し方だった。歯切れはいいのだけどやや深みに欠けると言うんだろうか、うまく説明できない。ハイどーでもよかったね。
2018-06-20 [長年日記]
_ このあいだ論文を複写しようとして果たせなかった県立川崎図書館に複写依頼を出しておいたのだが、今日見積もりが来た。4ページ×30円で120円を現金書留加為替で送る必要がある。為替はゆうちょ窓口でしか扱わないのだが、横浜中央は18:00まで営業しているので定時少し前に会社を引けて出かけた。時間には余裕があったが、手数料に300円以上かかるので現金書留の方が少し安く上がるのでそちらに。これならゆうゆう窓口でも扱ってくれるのだ。ただ、封筒代やらなんやかんやで500円以上かかってしまうので、図書館に雑誌を取り寄せてもらってそこで自分でコピーしたほうが少し安く上がる。今回のように郵送で送ってもらうのも、現金の納付が確認できてからの送付となるので、急いでいるのなら自分で出かける方が良いようにも思われた。どちらにせよ今どき感が否めない。電子処理にしてほしいもんだなあ。
2018-06-21 [長年日記]
_ なんかのついでで自分の日記をググったら、だいぶ前に書いてた「悪魔くん」(実写版)の記事が2ちゃんねるの板でリンクされてた。レビューとも言えない記事だけど全話コメントしてたのでそうなったんだろう。その後そんなにマメな記事書いてないのを少々反省してる。
_ ツィッターで@KanagawaSafetyをフォローしてるんだけど、うちの近所も不審火がそこそこ多くて怖い。どんなに自分で気をつけてても、点けられたら大変なことになるわけだし、日中いないことは大体わかってしまいそうだし。
2018-06-22 [長年日記]
_ 今日は色々書くことがあったはずなんだが、とりあえず夜の古典ヨガが足を踏ん張るポーズが多くて疲弊した。でも気持ちいい。
_ 来週の金カムはついにエッチなインカラマッ登場とのこと。中の人はかの能登麻美子さんだ!たのしみだっ!いっぺん死んでみるかな!
_ 悲しみのおいなりさん。
アップしておいてから書くのもなんだけど、こんな画像載せちゃって良いのだろうか?青みがかった液体にまみれた私のお稲荷さん。決してこれはあんかけ風のお稲荷さんではないのである。容器の中で保冷剤の袋が破れていたのである。これからの季節、手弁当は食中毒が怖いので、横着して容器にお稲荷さんと同居させてたらこの有様。凍っているときにすでに袋が破れてたのかもしれない。でも保冷剤を外に出してたらカバンの中がローションまみれな感じになってたかも。不幸中の幸いと言うべきだったのだろうか?いずれにしても対策を考えなくてはと。これ、実は食べれるんじゃないのかとか変なこと考えたりして。
2018-06-23 [長年日記]
_ 今日は午前中に筋トレと自主ヨガ、午後は放送大学学習センターに行って、本部の図書館から取り寄せた本と、複写依頼した文献を取ってきた。文献だが、県立川崎図書館よりも手続きは簡単。複写料金はほぼ同じ。センターに用事がある時に合わせれば交通費も実質かからないことになるわけだから、こちらの方が断然良い。個人的に文献の取り寄せが必要な人はぜひ放送大学に入学すべきだと思う。シュプリンガーなどの電子ブックのいくつかを無料で閲覧することも可能なのだし。というわけで帰宅したら夕食はレタス・サラダ菜・アボカド・ヒヨコ豆・小豆(最近乾物の豆は煮るのではなく蒸すようにしている)・キュウリを山盛りにしてサラダ。デザートにスイカ。さらに豆乳に溶いたピープロテイン。漆を乾かしながらタモリ倶楽部視てるとこ。
2018-06-24 [長年日記]
_ [特撮] 快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー
7番目の?戦士登場。ちょっと複雑な立ち位置。共通の敵に向かって怪盗と警察が共闘する展開を単純に想像してたけど、もうちょっと複雑な展開になるのかも。期待してる。
_ 昨日やったことの中で書き忘れたこと。横浜西口眼鏡市場に行って、踏んづけてひしゃげてしまった眼鏡を調整してもらった。ここで買った眼鏡なのだけど、特にそんなことを言わなくとも丁寧に調整してくれるので助かる。実はどこでもやってくれるのかもしれないけど。この眼鏡も結構長く使っていて、側面のパーツのあまり目立たないところが欠損している。度数がちょうどいいので使い続けているが、同じ度数で新調するべき時期かもしれない。そのときはやはりこの店で…と思う訳です。
_ 夕食。
夕ヨガの後家で食事。野菜と豆とアボカドとトマトを豆乳マヨネーズ(これも自作。オリーブオイル多めで酢を少なめにしたら思ったより楽に固まった)でもりもりっと頂いて今お腹いっぱい。
2018-06-26 [長年日記]
_ けふも暑くて背中に放送事故レベルの汗染みが。文献読んでて気づいた。カタカナで「グロサリー」って書くと食料品店しか思いつかないけどglossary(用語集)というのもある。何かスーパーみたいにいろんなものを並べてる、という感じがするけど綴りも発音も違うから別物。カタカナ英語から抜けられない。
2018-06-27 [長年日記]
_ 自主ヨガと短い筋トレ。帰宅するとゆうパックの不在通知。ゆうパックは配達予定とかメールくれないみたいなので配達の人が可哀想になる。いい方法あるのかな?汗が引いてきたから寝よう、ピープロテイン飲んでから。
2018-06-28 [長年日記]
_ 小泉武夫教授考案の「ネバネバーネ」を夕食に摂ってピエール瀧のしょんないTVの録画を見てるわけです。全国各地の防犯ソング。こういう地方感のある番組が好きなんだよさ。それにしても広瀬麻知子ってアナウンサーとは思えないくらい適当な受け答えしてて、こっちも好きだよ。
_ [料理] ブラウンソース。
レシピを調べているうちに。これもベシャメルソースを作る要領の応用でできそうだと気づいたのでチャレンジ。ただし、使う小麦粉40gは炒めてブラウンにしていくのである。昔、母の人にカレーの作り方を教えてもらったときに、小麦粉を炒めるところから習ったのを思い出した。そうか、これをやっておけばルーの色が濃くなるのだ。ここ20年以上小麦粉を使うカレーを作っていなくて気付けなかった。というわけで粉を炒めるのだが30分炒めてもブラウンにはならないのでじれてきた。しかし、レシピを調べると、これは油とともに炒めるのだった。実際、軽く色づいた小麦粉にオリーブ油を加えると、確かにブラウン!そこで、そこに刻んだ人参と玉ねぎを加えてさらに炒め、軽く胡椒などで調味して刻みにんにくを加えさらに炒め、そこから野菜ジュースを200ccほど加えて煮込むと、かなり良い感じのソースになった。そこにたまり醤油を大さじ1、中濃ソース(植物性)を加えるとほぼ出来上がった。ここにひき肉を加えるならミートソースになるのだろうが、挽き割り大豆を入れて煮込みはじめたが、これが失敗。加熱調理したものを投入すべきだった。豆の心が柔らかくならない。仕方なく水を多く加えて煮込む。おいしくなあれ!つづく。
2018-06-29 [長年日記]
_ 今朝は6時近くなっても日経の朝刊が届かなかったのだ。配達を担当してる最寄りの読売新聞YCに問い合わせると、ワールドカップの影響で配達が遅れている、という説明。ワールドカップで何があったもどう影響しているのか存じあげませんが、全国の販売所と配達員の皆さんは今朝は大変ですねえ。紙面の購読はそろそろ止めてもいいな。記事のメモはiPhoneのメモで画像付きで保存できることも最近になってだけどわかったし。電車で紙面を広げるのも時節に合わない気がしてるし。古新聞たまるし。…って、隣に座ってる人も向かいの席の人もちゃんと日経の朝刊読んでるじゃん。YCの人、やっぱりワールドカップを言い訳にしたな!許さん。
_ 梅雨明け宣言でた。すごい早い。確かに今日はカラッとしている。これで湿邪ともオサラバであろうか。。。やでうでしや。
_ 帰宅。今日はいつもの駅をいくつも乗り過ごして中山駅にいる。会社を出るのが思いの外遅くなり、夜ヨガに間に合わなくなった。それは、途中書店に立ち寄って金カムの最新刊(何故これが出ていたことに気づかなかったのかまるでわからない)とウシジマくんの最新刊と、これも知らなかった花輪和一さんの新刊を買っていたせいもある。ともかく、ヨガには間に合わない。しかしかねてから考えていたアイディアを実現する好機なのだった。
それは、四季の森公園でホタルを見物するというわりと素晴らしいアイディアだ。生まれてこのかた、ホタルノヒカリは数々歌ったとは思うが実物を見たことは、少なくとも意識的には、無い。幸い晴れてカラリとしてる。ホタルは暑苦しい夜の方が見ものではあるらしいが、観る側の都合から言えばそれは辛谷園の無理茶漬け、なのである。なんかこの言葉もあっという間に聞かなくなった。という訳で、冒頭の「乗り過ごし」は意図的なそれだったのである。
駅から歩いて15分強。次第に道は細くなり、街灯もほぼ無い。何だか東北の旧街道を歩いてるような感覚だ。寂しくもありまた懐かしい。そして公園。ここもほとんど街灯が見当たらない。ちょっとした林の中を少しビクビクしながら歩くと、ほたる云々と書かれた看板のある池に着く。親子の先客がいたのでここだろうと見当をつけて、さらに暗くなるのを待った。
やがて葉陰にチラチラと光の点が見え出した。そしてその1つ、さらにもう1つが、フワリと宙を漂い出した。これがホタルだ。なんて微かで儚げなのだろう。その点の1つは遠巻きに私の少し上空をゆっくりと旋回した。とても動画などに取れるような明るさでは無い。2度回って他所へ行った。あまり暗くなりすぎると帰り道が危険と思い、立ち去る。帰路でも待ち構えていたように1つのホタルが上を飛んだ。わずかに1秒に満たない周期で点滅する。さようなら、と密かに告げて駅に戻る私。風が出てきた。
2018-06-30 [長年日記]
_ 朝食摂り、さて図書館に本を返して床屋行ってジムへ、と思っているのだけど、NHKラジオで真打競演が始まって松鶴家千とせが出てきた。御歳八十のでえベテランだ。相変わらずハリのある声。声って結構若さが保たれる。声の仕事の人は長く仕事できるように感じる。どうだ。どうだと言われても困るだろ?シャバダバダ、イェー。
_ 明日からもう7月か。
まあ星に願ったところでどうしょうもないのだけど。せっかく長くジムの会費払い続けてるのだし、一生に一度はあのスジが自分の腹にもあるのかどうか確かめてみたい。おやつ食べたくなったらハリウッド・ザコシショウ の腹部を思い浮かべて「ああはなるまい」と思うことにしよう。あのくらいのお腹なら油断するとすぐなってしまうからネガティヴイメージを喚起するのにはちょうど良さそう。ヘンベレンベンベレンベン、ハンマーカンマー。成功したらハリウッド式ダイエットって呼ぶ。というわけでジム行った。今日は体硬い。
_ [新聞を読んで] 日経電子版。
というわけで日経のWプランから電子版だけのプランに変更した。変更はウェブページであっという間にできる。昼頃今まで配達してくれていた販売店から確認の留守電が入っていた。また何かあればよろしくと。無いことを望む。これで新聞紙の廃棄という問題も片がついたのだが、電子版のデメリットをに二つ気づいた。1つ目は、2週間分しか遡れないこと。これは2週の内に読めばなんとかなるのだろうし、2週を過ぎたらもう情報にはアクセスできないと覚悟することでむしろ毎日のチェックへの動機が増す。だが2つ目。読み始めた新聞をどこまで読んだか、あるいはどの新聞が既読であるいは未読であるかがわからない。これはまだ電子版の機能を知らないだけかもしれないが。電子版との死闘、続く(予感)。
_ 今日はジムまで行く概ね30分弱の道のりを歩いたに過ぎないというのに、と鼻の頭が日焼けしてしまってピリピリする。月曜には皮がむけてるんじゃ無いのか。
_ けい [訂正。電子版、1か月間は読めるようだった。]
_ きだ [6月は祝日がないため制定された「ぐうたら感謝の日」なんだと思っています。ちょっとずれてますけど。 週3日勤務、いい..]
_ けい [そーねえ。1年の2/3くらい有給休暇ならいいですね]