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2006-04-20 [長年日記]
_ [音楽] 闇のアルバム
服は買ってしまったからもうその話は終わり。タワーレコードに行ってCDを4つ買った。
1.シベリウスの交響曲全集。アシュケナージュ指揮、フィルハーモニアオーケストラ。
シベリウスは結構好きだ。一番すきなのはバイオリン協奏曲で、これも今日買ったCDに収録されている。第三楽章でピッチカートが一音だけ入るのが好きだ。
2.マイク・オールドフィールド「オマドーン」。タイトルの意味がわからない。この作品のあとマイクはちょっと神経を病んで、ESTとかいう治療のあとで露出気味になったのがこのごろ良く聞いている「プラチナム」。「チューブラー・ベルズ」(エクソシストのテーマ曲)「ハージェスト・リッジ」も大好きだ。
まあここまでは良い。
3.映画「コンドル」のサントラ。「コンドル」というのは70年代の半ばにロバート・レッドフォード主演、フェイ・ダナウェイ共演のスパイ映画。原作の主人公はレッドフォードよりもやぼったい設定だったと思う。「話さない事も嘘の一種。世界中のスパイが使う手だ」とかいう台詞は原作のものだったと思う。このころわたしはレッドフォードが好きで、大人になればかならずこんな男になるものと信じていた…。ところでこのCDはどうやらイタリアのものらしい。この映画、封切りのときはある程度話題になっていたと思うが、テレビで放映されるのももはや珍しいものになってしまったと思う。同時期の「大統領の陰謀」のほうが有名だろう。実はこの音楽はなかなかスリリングでお洒落だとずっと思っていたのだが、CDを買ってデイブ・グルーシンであると知った。
まあこれも懐かしいものを手に入れたと言うことで善しとすべきだろう。
問題は
4.楳図かずお「闇のアルバム」
これだ。まあこういうアルバムがあることは知っていたのだが、全曲楳図さんが歌っているとは知らなかった。今聞きながら書いてるのだが、楳図さんの声はさだまさしを少し太くしたようななかなかの美声なのだった。歌詞も楳図さんだ。
「へび少女」の歌詞はこうだ。
人など好きになったから お前今日からへび少女 誰も心にへびを一匹飼っていて…
「おろち」の歌詞はこうだ。
あなたの名前はおろち 私が勝手に付けました
まあしかしなかなか聞きごたえあるアルバムではあるが、それにしても「漂流教室」ののんびりした感じは一体何なのだろう。