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2006-04-19 続・服、物色 [長年日記]
_ 本日も夜横浜駅近傍をうろつく。東口方面のデパート2軒をはしごしてみる。一方は大人向けで値が張るものが多い。他方は若向けで比較すると多少安い。それにつけてもどれを見ても黒っぽい三つボタンで画一的だ。日本のビジネスマンは喪服で仕事してるのか。
まあそんなわけでデザインには大して選択の余地がないと言うことになりそうだ。だったら礼服でも買うか…と思って西口方面に向うと、神社の名前みたいな店に引っかかる。ここで店員さんと話しているうちに、モヘアの入った軽いイタリアの生地のが手頃な価格で今ならさらに5%割引中、ということだった。検討しますと言って帰宅するが、気持ちは概ね決まっていた。
自宅に戻って、手持ちのスーツと礼服とをチェックしてみた。スーツのほうはそろそろ10年物になろうかと言うもので、ちょっと厚めの生地で、ちょうど3つボタンの出始めの頃のだが、良く見るとあちこちに虫食い穴のようなものが見える。2,3ヶ所ならかけはぎでも頼もうかと思ったが、結構数が多い。一方の礼服は、実は学生時代の製造物で、安っぽい生地のせいか虫食い等は全くない。5年ほど前は着られたのだが、今は胸も腰もかなりきつい。あれから筋肉もついたが脂肪もついたようだった。この5年ほどの間、礼服を着るような場所を避け続けていたことと、5年ほど前のわたしはいまよりも更に貧弱な坊やであったのだと知った。もっとも今、さらにウェイトトレーニングの如きを続けているから、将来的にはドワーフの体型となるに違いない。
そんなこんなで何年かぶりにフォーマルな場所で着る服に思いをめぐらしている。が、どうやらもう選択の余地はない。5%割引やってる間に件の服を買いに行く。画一的な形にはこの際目をつぶり、弟の式に出る際にはシャツとネクタイで受けを取ることに決めた。坊主頭も少し長くする方向で検討。あと一月ほどだ。髪、早く伸びろ。