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2007-11-20 遭難本3冊借りて、555。 [長年日記]
_ 夕方の会議に向けてデータ解析をやっていたが時間切れになりそうで焦る。でも一応の結果を得ることができて、会議も有意義なものになったように思う。技術系の会議はデータに基づくもので無いと結論が出ないか、さもなくば声の大きいヤツの言うなりになってしまうんだよな。わたしは声が大きくないからデータを示すようにしたいわけで。まあ良かった。
_ 同僚から山の遭難に関する本を3冊借りた。『生還』『ドキュメント道迷い遭難』『ドキュメント気象遭難』。いずれも羽根田治というフリーライターの書いたもので山と渓谷社から出ている。帰りの電車で少し読む。
_ <言うまでも無く「おかしい」と思った時点で引き返すというのは山での鉄則であるが、君島は、「おかしい、おかしい」と思いながらも下り続けてしまうのである。(『生還』)>
_ 平地で旧街道を歩いているときにはこんな風にして道を失っても、宿に着く時間にが遅くなるくらいのものだが、山のようなところではそれが命取りになる。ごまかしも冗談も言い訳も一切通じない。自分が持っている知恵や気づき、それに体力と装備だけが試される純粋な世界。恐ろしくもあり憧れでもある。…
_ 帰宅すると、PC机の上に
_ 「あきらめるな 時間ある」
_ と書き付けたメモが置いてあって一瞬はっとする。
_ 実は試験勉強のさなかやプレゼンの直前なんかに良くこんなメモを書くことがある。夕べ仕事をしていたときに自分を落ち着かせて仕事に向き合うために書いたものだった。そしてそのメモに従ってやりおおせたときは、結果的にもうまく行くことが多い。どんなにベテランになっても、こんな風にやっていけたらいいと思う。