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けいりう堂日記

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2013-03-28 [長年日記]

_ なんかさらにまた同僚の方たちにこのページのこととそのマスターが自分であることが拡散してしまった。まあいい。ここを見つけた以上はナイスなハンドルネームでゲストブックに足跡を残さなくてはならないことを肝に銘じるように。たとえそれが私の上司であろうと、長年共に仕事をしているなじみの方であろうと、なのである。そして私もあえて唱えよう。「メガンテ」と。いや、もう「パルプンテ」になってるかもしれない。すみません、FFⅧ以降RPGらしいRPGやってないんです。

_ それにしてもだ。このページは素の私を知ってる人にはとっても見つけやすくて困る。以前は「東海道」と「栗山千明」で検索すると引っ掛かったし、今は「ランジュバン関数」と「キョウリュウジャー」で一発だよ。確かに組み合わせの斬新さではあまり人に引けを取ったことは無いような気もする。

_ 期末の追い込み的な仕事をやっている最中にずっと気になってたことがある。それは技術の特異点が近づいているということだ。人の能力を越えたAI的なマシンが誕生した時、そこから以降はもう知識をつかさどる主体はヒトにはない。そういう世界でヒトと言う動物はどのように生き延びていくのだろうか。知能で彼らを凌駕することがもしもできないのだとしたら、スピリチュアルな方法で対抗すべきなのだろうか?だがそれらがやはりうすうすそう思っているヒトもたくさんいるように、結局はまやかしだったとしたら?そう、そういうもののベールがはがされてしまうのが、技術の特異点以降の世界の、もしかしたらうすら寒い風景につながっていくのかもしれない。だがそれは多くの迷信が消え去るということでもある。我々は多くの迷信を過去において、そして現在もすでに失ってきたし失いつつある。だがそのことによって、我々の世界は貧しくなっただろうか?決してそんなことは無いと思う。今寺田寅彦が生きていたら、やはり言うだろう。「君、不思議だとは思いませんか」と。だが、もしも寺田先生が技術の特異点以降に生きていたら同じことを言うだろうか?

_ 技術の特異点に触れた古い例として、ウィキペディアにはフレドリック・ブラウンの「回答」というショートSFを挙げていた。こういうのを書いてしまうのはいわゆるネタばれなのだが、どうせすでに出版されて広く読まれている文章だ。昔創元推理文庫で読んだ大筋をここで紹介してしまうことにする。宇宙全体のコンピューターを接続するという大事業がなされたときにこのコンピューターネットワークに対して問いかけられたのは…やっぱやめた。創元推理文庫で今も入手できる「天使と宇宙船」読んでください。ブラウンはすごいですよ、ほんと。今朝剃ってきたばかりなのにってくらいで。


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