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2014-08-27 [長年日記]
_ 会社終わった後いそいで県立図書館へ。3冊。オントロジーとかセマンティックとかの関連の本。横浜市立にも1冊予約の申請してる。そのあと英会話へ。今使ってるテキストがそろそろ終わるので次のステップのやつ。テキストにおまけがさらに2冊ついてる。もともと鞄に忍ばせている末木文美士(すえきふみひこ)先生の『仏典を読む』(でも大抵は古新聞を読むのに忙しくて入れてるだけ)と合わせると合計7冊の本に加えて古新聞4冊。こんなの抱えて雨の中帰宅。入浴して爽の冷凍みかん(←最近お気に入りの一つ)食べつつmecabの辞書をインストールして今sennaのメイク中なのだが、なんか途中で止まってる気配…。Linuxのことなんぞ何も知らないくせに俺も良くやる、とは思う。
_ 満足した豚より不満足な人間の方が良い、とはJ.S.ミルの言葉ということだが、近ごろは豚がいい気になって不平をこぼす時勢だ。酸鼻極まる。泣く子は多くもらえるということわざもあるからな。なぜに世界はかくも見苦しいのだ?それを苦にして自殺してしまう人がいても可笑しくない。何より、ほかならぬ俺がその見苦しさの元凶たる存在の一部であることがどうにも我慢ならん。これが破滅の原理でなくてなんであろうか。
_ sennnaのメイクは続いている…
_ 「昭和天皇実録」というのがこのたび全61巻として完成したとのことだ。なんか、後世に残る歴史書の誕生の瞬間に立ち会うことができたような気がして、俺は密かに盛り上がっているのだ。明治期の終わりころに編纂が始まったらしい「天皇皇族実録」というのは全286冊で、2000年を過ぎたあたりまではわれわれには読める機会がなかったらしい。まあこっちは一生かかっても読破できないだろうと思うが、昭和天皇実録全61巻なら会社をリタイアしてから全国行脚の合間見て死ぬまでには読破できるのではないかという気もする。少なくともペリー・ローダンシリーズ2600巻あまりを読破することに比べたらprobableだ。つまりpossibleよりも可能性高い。(今日の英会話はそういう勉強をしたのだ。この区別が全くぴんと来ない。certain > probable > possible > impossibleという感じだろうか)
_ sennaのメイク終わった。次はMySQLとTritonnをインストールする。でも今日は寝ちゃう。明日はフーリエ係数の求め方の計算とか地味なことやらなくてはならない。何度も書くけど、誰とも会話しないでひたすら式の計算をするのって写経みたいに心が落ち着く。一方で精神は蝕まれてるかもしれないとも思う。喫煙してた頃は、喫煙室でサボってると思われるのが嫌で、たばこ何本も吸いながらひたすら数式の計算してたっけ。禁煙したときに、俺は一体どこでそういう計算をすればいいのかわからなくてしばらくパニックだったような気もする。鉛筆を握る前に一服。くわえ煙草で鉛筆を走らせて、満足いく計算ができたらお祝いにまた一服。うまくいかないとやけになって何本も吸う。なんておぞましいのだ、依存症という奴は。止められたのは奇跡だと思う。幸福でも不幸でもそれをし続けてしまうというのが依存症の怖ろしいところだ。家族愛だとかしぶとく生き続けることとかも結局そういう依存症と変わらないように思う。それにより苦しみ、それにより喜ぶ。つまりそれ中心に存在しているということであって、決してそれは自律的な生き方とは言えないのではないか。どんなに崇高な存在であろうと思っても人間は所詮分泌するホルモンの支配下にあるただの生き物なのである。さ、そろそろ成長ホルモンが分泌される時間だからプロテイン飲んで寝るぞ。