RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2014-08-29 [長年日記]
_ 富士通、自然言語からプログラムを作るソフトを開発するらしい。これはCOBOLじゃねーかw と思って新聞ちゃんと読んだら、ジョークではなく本当にCOBOLのプログラムを自動生成で作るって書いてある。マジかw
一応解説しとくと、COBOL自然な英文に近い書式でプログラミングできる仕様になっている。
COMPUTE AGE = AGE + YEARS
と書く以外に
ADD YEARS TO AGE
と書いても同じ計算ができるのだが、演算子をたくさん使う式をこういう表現で書こうとすると、プログラム文が演算子一個につき一行は必要になってしまうのである。
逆に、自然言語を志向しているからこそ自然言語入力によって自動生成することが比較的容易なのかもしれない。でもCOBOLなんてもうほとんど衰退してるんでしょうと思ったら、意外やそうでもないようだ。一説には若いプログラマにコボラーがいなくて年配プログラマが幅を利かすことのできる稀有な言語なのでそれを廃止するインセンティブが強まらないのだ、という噂がある。
_ 全然関係なくなったが、コンピュータージョークで、UNIXで自分で自分の足を撃つには、というのがあった。
_ $ ls
foot.c foot.h foot.o toe.c toe.o
$ rm * .o
rm: .o: No such file or directory
$ ls
$
実際こうなる。試すときには新たにdirを作ってその中でやった方がいいかもしれない。なお、C++に関しては。「間違って自分自身のインスタンスを一ダースも作ってしまい、全部の足を撃つことになる。 救急治療は困難である、なぜなら、どれが本物の自分でどれがビットワイズコピーで、どれが単なるポインタのくせに「ここだよ助けてよ〜」と叫んでいるのか、さっぱり分からないからである。 」だそうである。
_ 英会話は苦手なネゴシエーション。俺はチョコレート会社の人間で、師匠のショップとの契約を進めている。師匠は相場の20%以上のオフ、2週間以内のデリバー、30日後の信用払い、などを条件に50個のボックスの購入を目指す。対する俺は100個以上売ればボーナスが入り、100個未満の購入にはディスカウントはしたくない。即時払いでデリバーには3週間というのが通例だ。そしてごにょごにょと交渉に入る。ほんとは大問題なのに”It can be a small probrem..”とかちょっとした嘘を言うのがdiplomaticな表現なのである。結局負けに負けて25%オフというディスカウントを飲んでしまったがこちらは即時払い、デリバーは3週間で150ボックスの購入と言う条件を飲んでもらった。幸か不幸かどこまでのオフが許されるか、俺のボスは何も言っていない。だから俺と、そして俺の日本的マゾヒズムは今回のネゴシエーションを成功へと導いたのである。苦しい戦いだったが、次のボーナスは少し楽しみだ。だが戦いに勝ってもむなしい。人生は何とむなしいのだ。つづく。
面白いですね。でも結局英語じゃイヤなので、いっそぴゅう太の日本語ベーシックかMindで。w <br>数年前ですが、うちの南方の工場でもまだCOBOLは現役と聞きました。でもメンテできる人いないらしいです。 <br>COBOL嫌いの人がコボルトを雑魚キャラにしたんでしたっけ。
コボラー絶滅する前にCOBOL⇔自然言語でメンテはできるのか。それが富士通の狙いだな!G-BasicすごいなW JavaScriptでエミュレートしてる人がいた。COBOLを英語に逆変換してそれを翻訳ソフトで日本語にしてからG-Basicに変換して…。