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2017-05-24 [長年日記]
_ 夕食に豚スキヤキ風を作る。北海道の我が家ではスキヤキと言えば豚だったことを思い出す。これは、まあ確かに貧しくて牛肉を買えなかったということもあったのだろうが、それ以上に北海道では豚肉の方がポピュラーだったということもある。スキヤキの肉を牛のそれと意識したのは中学生くらいだったのではないか。
_ [読書] 「ヨーガ①」ミルチャ・エリアーデ、立川訳、せりか書房、1975.
水曜の夜は特に何もなければジムに行って体を動かしているのだが、実は先週日記をさぼっていた辺りは体調が宜しくなく、風邪だったり腰に痛みを感じたりしていたのだった。それがだいぶ良くなってきているのだが、大事を取って読書の時間にしたのだ。余り多くは読み進めなかったのだが、エリアーデはヨーガの語源的にヨーガを説明する。ヨーガと言う語が持つ多くの意味のどれであれ、すなわち「つなぐ」にせよ「融合する」という神秘的な解釈にせよ「縛る」にせよ「軛(くびき)をかける」にせよ、皆なんとなく無意識で散漫な動き、あるいは物質的世界を捨てて意識的であることに努めることによって、逆説的に究極の自由である解脱を実現するという点で共通である。自由であるためには常の動きがすべて意識的であるべきだ、ということだろう。座っている姿勢ひとつにもそういう態度が現れる。すなわち、自重を安易に支えようとして尾骨で座っているのが軛を解いた状態で、坐骨で座り骨盤を立て体幹を意識して座るのがヨーガ的な座り方、ということになる。たぶんこの後多くの実例が続くのだろうと思うが、ここまで。また腰が痛くなったら続きを読む、ということになるんだとしたらそれはだいぶ先だ。
我が家だけではなかったんだ!牛肉は、あまり食べなかったかも。と今ならわかってるけど、函館での生活では肉の種類はわからなかった(^^;;
きっとデフォルトが豚か羊だったんですよ。函館と道央とは食文化少し違うかもですけどね。津軽と近いところもあるようですし。