RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2017-05-21 [長年日記]
_ 過去のメールを見返していたら、何とP. K. ディックその人からの、作品の購読に対する礼状のようなメールを受け取っていたのに気づいた。そこには自作がなぜそのような作品となったのかに対する言い訳めいたことが書かれていた。これは重要なメールだが、果たして本当にディックが書いたものなのだろうか?そう疑っているうちに夢から覚めた訳だが、覚める直前に、「ああ、本物な訳がない。ディックはずっと昔に死んでいるのだから」と、ひどく当たり前の事実に気づいた。それでもそのメールの内容を後でまた読むことができるようにと夢の中で必死に自分宛に転送しようとしていた。だから、ある日そんなメールが現実の自分宛に届くことがあるかも知れない。
すごい、なんかショートショートのようですね。 <br>調べたらディックは1982年没だそうなので、あり得ない話ではない <br>と思いましたが、1982年にメール使ってるのは、ただ者ではないですな。
重要なメッセージはテレビの電波に乗って送られてくる、というのが「ヴァリス」のラストだったと思いますが現在ならメールやツイッターに紛れ込んでいるかもしれません。夢の中の私は「ユービック」の主人公のように不自由な存在でした。