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2019-01-31 [長年日記]
_ 雨も降ってるしやはり明日は、いや今夜かも、雪だろうか。風邪からは回復しつつあれど疲れてくるとボーっとしてくる。ボーっと生きてんだよ。
_ [漫画] 「すこしふしぎな小松さん」大井昌和、白泉社、2017。
この人の漫画は「四季を食べる女」以来だ。小松さんはSFマニアのちんちくりんな女子高生。大井さんは小さな女の子の生き生きした表情を描かせると絶品だ。「あいこでしょ!」の時からそう思ってる。出てくるSF作品は私にも馴染み深いもの…は、実はそんなに無くて、小松さん以上に「いやいや私なんて全然SF詳しくないですから!」ということになってしまう。読むべきリスト作って一冊づつ読んでくのとかとっても楽しそう。単発なんて勿体無い。続き読みたい。最近のSF読みたいと思うけど、「ボルツマン」とか積読がいつまでも消化されないし。「日本沈没」とも数ページ読んだっきりで、原作読んでからと思っているアンソロジー漫画にも手が付いていないし。見たい特撮山ほど抱えてるし。勉強もしたいし。それに加えて実はほんの少し天体にも興味が出てきたようだし。ああ、自分。業の深かい者よ。果報者よ。自然よ。森の息吹よ。お釈迦様よ。。。
_ 風邪で数日休みになった試験対策を今ダメ押しでやってるところ。本番は土曜の昼なので、あとはじっくりやれるのは土曜の午前中くらいということになってしまった。やっぱり自信はない。今までにあまりちゃんと学ばなかった生成消滅演算子のことがわからなくて焦ったが、会社入ってから数年くらいたったころに何を思ったか都内の本屋で買ったと思しき(ブックカバーがそれを物語っている。当時ヘビースモーカーだったので変色している)ハーケンの「固体の場の量子論」の記述がわかりやすかったので理解の助けになった。いつまで覚えてるかわからないしすべてを理解しているのには程遠いが、今宵はまあ病み上がりにしては上出来としておきたい。物理学の勉強を受験勉強としてだけにやるのは勿体ない。自分の人生の中で何に役立つかはともかく、ユークリッド幾何学を学ぶことによって論理的な思考の仕方を学ぶのと同様に、仮説と実験結果をできる限り不要なものをそぎ落とした論理によって過去の知見と結び付けていくという展開の仕方は、それだけで十分魅力的なことなのだと思う。どんなに難解で新規な概念であっても思索の歴史の積み重ねの上にあることは間違いない。ともあれ試験日、雪なんか降らないで欲しいなあ…。いや、雪害で延期になってくれた方が良いんだろうか。。。気弱になってるし。