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2022-04-08 [長年日記]
_ 未明。昨晩はウォーキングしながら混合問題のことを考えてたのだった。条件付き確率で書かれた式から混合分布のグラフを描くのってどうすれば良いんだ?読んでる参考書に載ってる絵の描き方が分からなかったのだった。しかし流石は現代逍遥学派。思いついた。「条件付き確率なんだから条件文でプログラム書けば良いじゃない」ホントかな。帰宅したらなぜか眠かったので試さずに寝る。それでどうなったかと言うと、枕元から何か黒坊主のようなものが立ち現れてきて私に襲いかかろうとするのだった。私にはわかっていた。その黒坊主は混合ガウス分布に従う乱数の塊だという事。そしてそんなこと現実にはあり得ないことも。あり得ないあり得ないと否定していたらようやく夢から覚めた。ああ恐ろしかった。こんなにくだらない夢ではあっても、夢の中では現実と変わりがない。現実に恐ろしい目にあっている時に、それを否定する事には膨大なエネルギーが要るだろう。しかもそれでその黒坊主が消えてくれるとは限らないのだから、なかなか楽観的に生きるというわけには行かない。この黒坊主は私のシャドウなのだろうか?
幼い頃に夢で見たシャドウは道端で物乞いをする小男で、ほとんど喋らないのだが、私がその前をおっかなびっくり通り過ぎようとするときに限って「うわん」だか「がもう」だかわからない声を一声発して私を恐怖のどん底に叩き込むのであった。それに比べると、今日再会したシャドウは随分貧相になってしまって、ヒトの形ですら無い。ヒトどころか混合分布に従う乱数だよ。乱数の塊に襲われるなんて、統計学が嫌いになってしまうじゃないか。何かのばちが当たったのに違いない。その後また変な夢を見た。さびれたゲーセンのパチンコ台にチンピラが置いていった残り玉でパチンコを始めるのだが、2、3発穴に入ってすぐ終わる、という夢も希望も何にも無い夢。なんでこんな夢見るかなあ。吾妻ひでおさんが『失踪日記』の中で、失踪中の寒い夜に寒さに耐えている夢を見ながら実際の寒さに耐えてた、という話を描いてたのを思い出す。全然夢の役に立ってない夢、というやつ。寝てて疲れたので二度寝します。
_ アニメ『平家物語』最終話やっと見れた。感涙。徳子。。。
_ その後、ドラマ『私の正しいお兄ちゃん』見てるのだが、山谷花純が良すぎて嘘くさいドラマに凄いリアリティを与えてる様に見える。良い役者って脚本を甘やかしてしまうのかも知れないなあ、なんて。