RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2008-01-15 阿蘭陀びとと会議。 [長年日記]
まあしかし良く考えると、日本語とは系統がまったく違う言語なわけだし、それが流暢に話せないことにコンプレクスを感じ続けていたわれわれの先輩の世代がわれわれに幾分ゆがんだ英語教育を押し付けたしわ寄せと言うのも無いわけじゃないだろう。。。
責任の押し付けは見苦しいな。
日本の言語や文化はあまりにも個性的で、他のどことも似ていないのだということに今日改めて気づいた。そのことに誇りを持てなくなったことは先の大戦の後遺症なのだろうか。だから誇りを持ちたい。日本のあちこちを訪ねてみて、どこに行っても豊かな歴史や営みのあることを見てきたわたしには、多分その義務がある。
しかしそれも多様性を認めたうえでのこと。同様の豊かさは地球上のどこにもあるのだろう。人の住まない環境にさえ。海外、ほとんど行ったことないけど。
これまでは「サムライイングリッシュ」と呼んで卑下していた怪しい英語を、「ハートフルイングリッシュ」と呼びかえることにした。なぜハートフルなのかというと、ボキャブラリも文法もめちゃくちゃだから、表情と身振り手振りで伝えるしかなくなるためで、こうなると最早ハートフルにならざるを得ない。そういうこと。でもちょっとは精進しないとな。間違ったことを伝えるリスクはなるべく減らしたい。