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2010-11-17 「北千住ではないです」−栗山千明− [長年日記]
_ 昨日の日記にジンメルが「寒い国から来たスパイ」という小説を書いたと書いたけど、後で「白い国籍のスパイ」だったと間違いに気付いた。「寒い国から来たスパイ」はジョン・ル・カレだな。どっちも確か読んでないので内容に区別がつかない。タイトルは何か似てるしね。白い国籍ということは寒い国出身ということじゃないのか?違うのか。なんかこの先も読む機会が来るような気はしない。もちろんどちらも社会学者のジンメルとは違う。
_ [栗山千明] 「はなまるマーケット」と「笑っていいとも!」に登場。
HDレコーダーに登録している「栗山千明」というキーワードに反応して日中の番組の録画が2つ。(1)「はなまるマーケット」。朝の番組にふさわしくお酒の話題とオタクな話題は避けていた模様。30分ほどの出演。においに敏感と言うエピソードは知らなかった。(2)「笑っていいとも!〜ゲストの真実が明らかになるオセロ」二択問題で彼女の通っていたのは?と言う問題。A.秋葉原のメイドカフェ;B.北千住の立ち飲み居酒屋。正解はAだが、立ち飲みかはともかく居酒屋には一人で行ったりすると、なむ語り言い伝えたるとや。
なぜこんなに出演してるかと言うと、それは今日が「可能性ガール」の発売日だからなのですね。明日も「VS嵐」とか言う番組に出る模様。
_ [新聞を読んで] 悪魔のような男は良い仕事をする。
いろいろ書いたのにうっかり新しいタブを開いたら記事が消えてしまった。ショックでかの助。
11/16の神奈川・首都圏経済面。神奈川県は携帯やイヤホンを使用しながらの自転車運転を規制する。ついでに車道の逆走と無灯火運転も厳しく取り締まって欲しい。今新しい標語を思いつきました。「人は右 車は左 自転車も」そんなに新しくないな。
11/17日経総合面。はやぶさの本来の目的は、地殻変動の無い小惑星を探索することによって、そこにそのまま残っているであろうと期待される太陽系創成時の組成を持った地質サンプルの収集。スプリング8でこれから調べられることになっている。調子に乗って、次は炭素の豊富な小惑星をターゲットにしている。炭素化合物、すなわち生命の起源への挑戦だ。しかも、炭素化合物は放射線で変性するから、今度は小惑星表面で爆発を起こしてできたくぼみでサンプルを取ろうとしている。「プラネテス」に描かれていたように、フォン・ブラウンのあとを継ぐものにできないことなど無いように思われる。
同、「経済教室」にはグーグルとヤフーの提携の話。今日の記事は情報セキュリティ大学院大学学長・林紘一郎氏。所属機関の名前にふさわしい興味深い記事だ。グーグルこそはシャノンのあとを継ぐものと位置付けている。シャノンの情報理論の神髄は、「情報」の概念からその「意味」の部分を捨て去って、どんな意味を持つ情報も「ビット」という単位で比較・定量ができるとしたところにある。定量ができれば技術は進歩する。技術的に可能なことはトコトン実施して、弊害があれば対策を考えるというような姿勢にシャノンに通じるところがあると言うことらしい。悪名高いグーグル・ブックVS著作権の話題を、VTRの著作権侵害を認めないという84年のアメリカ連邦最高裁判決に比している。VTRという当時の新技術が人類にもたらしたものは、それによる著作権侵害という面を補って余りあるものだ、と私も思う。グーグルはそのような挑戦の現代版を我々に突き付けているのだ、としている。さらに記事は続き、セキュリティとはゼロにできないリスク(リスクとは、起こりうる危険性のうち確率論によって定量化できるもの、という定義が確かあったように記憶している。出典忘れた。マンデルブロの本だったかもしれない)が現実のものとなったときの対処を考えることなのに、日本企業はリスク回避ばかりを考え「コンプライアンス」の意味も「法令順守」と同義に堕してしまった、と。
よし、ここで、文章が消えるというゼロにできないリスクが起きる前にひとまず登録だ。
同、「やさしい経済学」は非正規雇用の第6回。不況時における「就業意欲喪失効果」と「追加労働者効果」について。前者は不況のために良好な就労機会が減少することにより、それによる家庭の収入減を補うように奥さんが働きに出るような行動によるのが後者。ただし前者は、「不本意型」の非正規雇用者にはあらわれず、非正規雇用の自由度などを重視する「本意型」非正規雇用者に見られる行動だと言う。この現象は、先日メモした「アンダーマイニング効果」の一種と捕えられるんじゃないだろうか。
_ [特撮] 「秘密戦隊ゴレンジャー」第7話。←ムカつく。
今日も少し見てる。「ピンクの月光! オオカミ部隊」の巻。サブタイトル通りモモレンジャーが大活躍。小牧リサさんのまばゆい太股を映すカメラはどういう訳か下から見上げるアングルが多いように思われる。本放映のときは全然ときめかなかったんだけどなあ。人に歴史あり、か。フフ…(遠い目)。それにしてもこの回の怪人・三日月仮面はふざけた顔をしている。横顔を見るとさらにムカツク。こんなふざけた顔の奴に好きにされてたまるものか。しかもゴレンジャー・ストーム(この時にモモのキックしたボールをミドに渡すキのヘッディングはいつも明後日の方向に飛ばしてるように見える)をくらっても1度復活しやがって。ムカツク。しかもしかも、次回登場の毒牙仮面の顔がこいつに輪を掛けてよりフザケた顔で何倍もムカツク。ムカついたからもう歯を磨いて寝る。毒牙と書いて「ドクキバ」と読ませるところがまたムカつく。敵も味方もふざけ半分で戦ってるのがまた…。