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2010-12-01 「師走だなあ。ボクは12月になるといつも師走なんだ」−タモリ− [長年日記]
_ 暑い夏、死刑!
というわけで寒い冬がやってきたのだ。がきデカ世代です。
_ 久し振りにウィークディにジムでトレーンング。
最近体重が理想的になったので、基礎代謝が上がったに違いないと勝手に思い込んで間食が増えてた。先週土曜に測った体重が1キロほど増えてた。な、なにゅーん。測る前に夕食を摂ったせいかもしれないが、全く油断も隙も無いな。マシントレーニングの負荷は順調に増えてきてる。膝もかなりいい感じになってきたからもうすぐ膝を着いてやるマシンのバックエクステンションも再開できることだろう。
2010-12-02 「半分は小切手にしろ!」−剣仮面− [長年日記]
_ ゴレンジャーの概ね全てがここにある↓
http://amasaki.web.infoseek.co.jp/drama/S_Goren.html
そういうわけでこの日記にはあんまり詳しく書かないことにした。詳しいことが知りたい人は上のHPやウィキペディアで調べんしゃい。それにつけても日輪仮面の作戦はせこくて卑怯たいね。おどんはカレーが食べたかとよ。
_ そんなわけでゴレンジャー見ながらカレー食べて晩御飯。デリーのルーに蒸したブロッコリーとキノコ、そして炒めた鳥胸肉。鳥インフルエンザのせいでこれから高騰が予想されますな、鶏肉。どうして世間はオレ様のダイエットの邪魔をするんだ。
2010-12-03 「米航空宇宙局(NASA)は29日、「地球外生命体の証拠の探索に影響するであろう宇宙生物学上の発見」について、米東部時間の12月2日午後2時(日本時間同3日午前4時)に記者会見することを明らかにした。」 [長年日記]
_ そういうニュースがあったので、今朝の未明、インターネットで会見を見ていたのだが、何があったのか全然良く分からなかった。私は英語のヒアリングは特に苦手だったのだ。ただ、プレゼンテーションの中にはくりかえしPの字があらわれていたから、リンにまつわる何かが発表されたのだと言うことだけはわかった。何と、DNAのリンをヒ素に置き換えて、猛毒のヒ素の多い環境で生きる細菌が見つかったということだった。ヒ素の多い湖というのも驚きだが、DNA以外にもATPなんかにもリンが含まれているのだから、これがヒ素に置き換わった動物なんていうのもあり得るんじゃないだろうか。
2010-12-04 [長年日記]
_ 以前水島広子先生の「国会議員を精神分析する」で触れたが、自己愛パーソナリティの強いタイプは政治家に多い、ということだった。政治家に限らずわたしの身近にも沢山いる。会社の中には沢山の人間がいるので、精神病質人格の見本には、私も含めて事欠くことが無い。技術職である私の職場にも、自己愛の強い人間は何人もいる。私にも自己愛はあるのだが、あいにく現在は自己評価が著しく低いため自己愛パーソナリティの強い人たちの餌食になる危険性を抱えている。つい先日もそんな犠牲になりかけた。不幸なことに、私がその人を避けていることがその人にはわからないらしい。こちらも当人に好意を持っていると信じているようだ。自己愛が強いから。当人は、「自分は人を否定するようなこと言わないよ」なんて言ったりする。自己愛が強いから。そんな人間が自信たっぷりに否定的なことを言うとネガティブな思考が腫瘍のように脳のどこかにへばりいて離れない。トレーニングで汗を流していても体の動きとはうらはらにその人のことばかり考えてしまっていた。
それでも、汗をかくことは良いことだし、その人の否定した私の努力が間違っているとはどうしても思えない。思い返せば、人の失敗をよく笑いの種にしている人物だ。そんな人のことを考え続けるよりも、考えるに値するずっと大切なことが沢山あると気付いた。ゴレンジャーのナゾナゾのこととか、熊野古道の道の確定とか、因果律に支配されない世界の統計学のこととか。自分にとって重要と思えるさまざまなことを思うならば、その人と私の関係など無きに等しい。私は共依存の罠には嵌ろうと思わない。
最後に、この記事を読んでいるあなたが誰であれ、あなたのことを私は言っているのではない、と付け加えておこう。私の言うことが信じられないのなら、あなたのことを自己愛が強いと言っている私の言葉も同様に信じるには値しない。あなたには私の言葉に怒りを感じるいかなる理由も無いはずなのだが…。
2010-12-05 「ガッチャ。」-テンソウダー- [長年日記]
_ 今朝方見た夢は、ついに断酒が破れてワインを飲んでしまったという夢。禁煙を始めた頃には、ついタバコを吸ってしまうという夢をよく見ていたのに、断酒のときにこのような夢を見ていないな…と思ってたら、今朝方見た。夢の中で、夢なら良いのに、などと思っていた。醒めてからは、夢で良かった、と改めて思った。抗うつ剤や睡眠導入剤に加えて、今歯茎が腫れているために消炎剤を服用している。膝の湿布薬も市販のものより少し薬効の強いものと思われるので、何かと肝臓に負担がかかっているのではないかと思う。この上アルコールを摂取したら自殺する前に肝臓が持たないのではないか、と思う。「必死だな」とか言ってあなたはせせら笑うかもしれない。必死だとも。やらなきゃ死ぬと思ってるからね。
_ [特撮] 「天装戦隊ゴセイジャー」Epic42「情熱的ハイド」。
今回の北朝鮮はゴセイジャーを交渉のテーブルにつけるべく世界平和会議会場のビルに対してミサイルを撃つと威嚇。最近メタルアリスが可愛くというか可哀想に思えてきた。自分、病気の進行が早い。
_ [特撮] 「仮面ライダーオーズ」第13話「シャム猫とストレスと天才外科医」
今の仮面ライダーはパンツを見せまくる超変態。いい加減にせよ。パンツと言えばシャムネコヤミーもホットパンツはいてるように見えたが、実は何とガーターベルト。どっちでも構わない、というかどっちも好きなんだが、おじさん化の進んだ昨今はどういう訳か前者の方が眩しく感じるんだよなー。だからモモレンジャーが気になるのか。そうかそうか。
_ [自転車に乗って] ランドナーに乗って三ッ池公園へ。
近所で大きな公園と言えば、ここか岸根公園。風景の良いのはやはり三ッ池公園。海に近いわけでもないのにカモメと思しき鳥がたくさんいた。この公園にはバードウォッチャーも良く訪れる。思ったよりも紅葉が良かった。寒桜とか十月桜とか言うのも咲いていた。
_ 走ってると何か後ろがガタガタする。見るとリアキャリアを止めるネジが外れている。帰りがけに近所のホームセンターによってM6のナットを買って固定。だいぶ良くなったが、どうやら泥除けとリアキャリアの間が狭くて道がデコボコだとがたがたぶつかるらしい。クッションになるものを付けるべきだろうな。あと、今付けているスタンドが弱くてあまり役に立たない。もう少しましなものに替えたいな。本当は輪行でばらしたり組み立てたりするのには邪魔なんだけど。
_ [特撮] 「秘密戦隊ゴレンジャー」第21−24話。
夕食食べながら見てた。この辺になると番組の最後になぞなぞの宿題が出るようになる。第23話のなぞなぞは「拾った人がお金を払うものなーんだ?」。なんじゃらほい?私はわかりませんでした。答えを聞いたらなるほどー、だったよ。リアルタイムで見てたころもさん達は一週間考え続けたんだろうな。アトランティス号が21−23話まで連続で登場。考古学博士とその息子も連続で登場する。ちょっと珍しい構成。幹部が日輪仮面から鉄人仮面テムジン将軍になってから怪人はみんな鉄に関係するものたちになっている。構成に凝り始めた!24話。「かけるときかけないでかけないときかける」ものは何だ?わかった。でも今はあまり使わなくなったな。何故かキレンジャーが無精ヒゲ生やしてると思ったら、カミソリ仮面に捕まってヒゲ剃られてるよ。そして剃り終わったら戦闘員が鏡で剃り跡の確認させてんのw 大岩大太、良い味だしてるのに後に自殺してしまうとは残念じゃのう。
2010-12-06 「謹呈」−著者− [長年日記]
_ [読書] 「太郎冠者を生きる」野村万作、白水社、1984.
アマゾンに出品していた古書を購入した。函に万作さんの写真が載っている。帯も付いてる。そして、あろうことか「謹呈 著者」と書かれた付箋紙のようなものが挟んである…。この著者というのは、野村万作さんなのだろうか?ぱらぱらと中をめくってみると、ほとんど手付かずのように真っ新だ。15年以上前に図書館で借りて読んだ本。
_ [特撮] 「秘密戦隊ゴレンジャー」第25話など。
食後に伯剌西爾の珈琲飲みながら膝にお灸を据えながら見てた。お灸を据えながら子供番組を見るような大人になるとは思ってもみなかったよなー。八つ目仮面登場。「ヤツメウナギではない!黒十字軍の八つ目仮面だ」と名乗る。そのモチーフは明らかにヤツメウナギを模しているのというのに何故そんなにも否認するのか。
そして第26話。今回の黒十字軍は絶好調。こんな怪人いていいのか?という感じのトラウマ系怪人「青筋仮面」。今回の黒十字軍の狙いは何とウィスカー(ひげ結晶)だ!普通の鉄よりもかなり強いぞ!こんなものを黒十字軍の手に渡してなるものか、みたいな。青筋仮面の毒吹矢、ハネルタン・オー、およびハシルタン・ブイ。何と言う恐ろしい武器なんだ。この吹矢が刺さると、勝手に体が飛び跳ねてしまったり新幹線より速い速度で死ぬまで走り続けてしまうのだ!未熟な特撮技術を役者の演技力でカバーすると言う東映の伝統芸がここで見られるなんてラッキーだ。吹矢の効果を消すための方法はただ一つ。血液交換だ!危ない番組だ。ウィスカーの威力の虜になってウィスカーの剣を作ってしまう内山博士も相当危ないけど。そんな青筋仮面もゴレンジャーの反撃にあっては冷静ではいられない。「青筋仮面は青筋立てて怒ったぞ!」自分で言うか。
2010-12-07 「逆噴射がされず、とんでもない所にいる状態ではない」−宇宙航空研究開発機構− [長年日記]
_ はやぶさの感動再び、か?あかつきのことが気になって気になって、俺もう神経たかり状態だよ。
_ 夜のヨガ。今週から先生変わる。産休だったらしい。クラスの内容はヨガらしいヨガ。いろんなアーサナを次々と繰り出す。ちょっと開脚しすぎたけど気持ち良かった!帰り道は何だか体がポカポカ。
_ [放送大学] 心理学系授業。
思うところあってとりあえず授業の番組を録画を溜め始めたんだけど、予約と編集が楽なので音声だけのラジオ番組もスカパーで受信してHDレコーダーに録画(当然つまんない静止画がずっと映ってる)してDVDに焼いてた。が、現在多くの心理学系授業がインターネットでテスト配信されているので、これをとあるソフトで録音。これらはレコーダーの容量を気にしながら予約録画しなくて済むようになった。音声データだけを抽出するのではなく、メディアプレイヤーで演奏している音を記録するので、後でお尻をちょん切らなくてはならない。wma形式の編集ソフトは無いかと探しまくった末、XPの場合はSP2と共にダウンロードされるムービーメーカーが一番楽と分かった。何でか知らんけどDocument&Settingの中に入ってたよ。探した探した。ゆるくなかったべさねー。
そう言えば確かオリンパスのラジオサーバーもwma形式だったはずだ。受信状態を改善すればまた使い道が生まれるな。ラジオ深夜便で大昔の歌謡曲をエアチェックするとかさ。録画に録音になまら忙しくなって、わやだ。
2010-12-08 「小学生では「理科が好き」の生徒が多いのに、中学生になると、「好き」でなくなるというのは問題だ。」−引地邦男− [長年日記]
_ 日本の15歳の学力が回復し始めた、とニュースで流れていた。論文の棚を整理してたら、気になった記事が出てきたので若干引用してみる。出典は「生化学」第74巻第10号、P.1225(2002)。著者はその2002年当時は北海道大学の名誉教授で、高分子の物性や構造解析、特に生体高分子の核磁気共鳴法による構造解析などの分野で多くの業績がおありだ。この先生が「漠然とした不安」と題して短い文を書かれていた。ゆとり教育のための新しい学習指導要領に沿って中学・高校の授業が変わることに危機感を抱かれていた。「高校では物理・化学・生物・地学の中から1科目選択すればよいので、遺伝やイオン、進化を学習しないで大学に入ってくる学生も出てくる。生物としての根源である遺伝や進化を知らないで生化学は成り立たないし、バイオサイエンスの時代と言われる21世紀の科学の進歩などありえない。」"漠然とした不安"という言い方は実に控えめな言い方なのである。
_ 会社帰りに歯医者。治療がほぼ終了して来週はクリーニング。タバコを止めても珈琲をたくさん飲むせいかステインが付いている。そのあとジム。膝の調子は改善が続いており、年末には力強く長い距離を歩くことができるようになるだろう。股割りに気合が入りすぎてちょっと痛い。股関節脱臼で救急車で運ばれることは避けたい。何か凄く変なことを思い出したんだが、大学にいた時、学部の食堂のチケットを売るちょっと可愛いお姉さんがいたのだが、彼氏と結合してる最中に股関節脱臼して救急車で運ばれたという噂を聞いた。事実だとしたら多分彼氏がばらしたんじゃないかと思う。まあそんな噂で美人を陰で笑いものにしてると言うのもモテない理系男子らしくてほほえましい。
_ 「あかつき」が軌道を外れちゃった。残念なり。6年後があるさ!
2010-12-09 「紙パルプの台座によりもぐさが直接肌に触れないやさしいお灸です」−せんねん灸・パッケージ裏説明書き− [長年日記]
_ だいぶ寒くなってまいりまして、冷える膝にお灸を据えるのは温熱療法として良いように思われます。製品の中には台座ともぐさの中心がずれてるヤツとか混ざってて、うう、これは外れだったなあ、みたいな。
_ [新聞を読んで] 12/9。
商品面。DRAMの大口取引価格が下落。一因にはノートPCからiPadなどメモリ搭載量の少ないタブレット型端末などに人気が移っているIT機器市場の構造変化がある。記憶媒体であるフラッシュメモリの価格が堅調であることにもその影響があると。
_ 同、経済教室。安保・外交を考える(下)、神戸大・木村教授。北朝鮮問題への対応の鈍さの背景には日本人の関心の変化があると考えられる。北への関心が高まったのは2002年9月の小泉元首相の訪朝が契機。金正日自身の日本人拉致告白があった。当時北朝鮮は崩壊寸前であり圧力を加えることで事態が打開できるという期待があったが、発動された経済制裁も大きな影響を与えず、六者協議などの場で日本はたびたび孤立。その間に北朝鮮は核・ミサイル開発を進める。「崩壊したのは北朝鮮ではなく、『北朝鮮が崩壊する』というシナリオだ」(ある北朝鮮研究者)。現在、北朝鮮の目には、事態を動かす有力なプレーヤーとして日本は映っていない。日本国内には日本への無力感と、無力であることのいら立ちに近い感情が広がりつつある。…しかし、このような見方は奇妙である。振り返れば第2次世界大戦後、様々な国際的問題に関して、日本が「単独で」対処して大きな成果を上げたことなど一度もない。…我が国は決して無力ではない。しかしながら、そのことは我が国が国際社会で何かしらを独力で成し遂げられることを意味しない。
_ 同、「やさしい経済学」空間経済学への招待。第8回(終)
空間経済学の枠組みでは集積を抱える地域が企業誘致政策を通じて構成を高めることができる。難しい。ボロノイ領域などを使った空間分布の問題を幾何学的に扱うスキームはこれに比べるともっと単純で、経済学以前という感がある。
2010-12-10 「したい人がする手術」−タモリ倶楽部− [長年日記]
_ なんか中国の孔子平和賞とか言うのが笑っちゃうような"みったくない"(=見苦しい、みっともない、見とうも無いという意味の北海道弁)ことになっちゃってるらしく。今年のイグノーベル平和賞はこれだ!と思ったらすでに今年の分は決まっちゃってた(呪いや罵りの言葉を吐くと痛みが取り除かれる、という広く信じられてきた信念を確認したことに対して、リチャード・スティーブンス他、キール大学、出典ウィキペディア)。来年に期待だ。
_ 今回のタモリ倶楽部は「デキル男はパイプカット!」。男性器のことは男は意外に知らない、と言うタモリ。避妊具を使わない避妊法は感染の問題があって怖いなあと思ったんだが、きっと夫婦とかパートナーの決まったカップルの間である程度普及しているんだろうな。中学生くらいのときにこっそり盗み読みした女性雑誌に、桂小金治がパイプカットした理由を語っていたのを見たことがある。奥さんにも楽をさせたい。タンパク質を消費しないから自分も楽だ、みたいなことが書かれていた。以来テレビで泣いてる小金治を見るたびに「こいつカットしてるからなあ」と思わざるを得なかったっけ。そう言う訳でパイプカットと言えば小金治。脈絡ばかりでなく品も無くなってきたな、この日記は。
2010-12-11 「間違いは誰にでもある!」−鉄管仮面− [長年日記]
_ [特撮] 「秘密戦隊ゴレンジャー」第29−32話。
まあそうなんだけどね、間違いは誰にでもあるさ。可愛いこと言ってくれるじゃないの。>鉄管仮面 この怪人はいろいろと含蓄のある言葉を言ってる。「雷が鳴っても離れんぞ!」スッポンかよ!
第32話では007のベレー帽姿が見られるぞ。バリブルーンは燃料補給なしで世界一周ができるのだ!宮内洋はやはりかっちょいいなあ。「怪傑ズバット」を是非見なくてはなるまいて。そしてアオレンジャーはロボ○ミー手術を受けて黒十字軍の言いなりに…。彼のバリブルーンに対する思いは熱い!まるで人間扱いだ。
今気付いたんだが、鉄人仮面テムジン将軍の頭は何だか大人のおもちゃみたいな造形美ですな。
_ トレーニングに行ってシャツ二枚とタニタの体重計買ってきた。体重計は体脂肪の測れるやつ。足裏で測るタイプは手で握る奴よりもちょっと数値が低めに出るから好きさ。帰宅してさっそく測ったら16%切ってた。じゅんちょー。腹筋が縦に割れてきたみたいに見えたんだが、よくよく見るとギャランドゥが伸びてるだけだった。筋トレで男性ホルモンの分泌が良くなったのだろうか。ということは、遠からずハゲになる定めじゃな。
2010-12-12 「古ければ古いほど若くなるもの、なーんだ?」−秘密戦隊ゴレンジャー− [長年日記]
_ [特撮] 「秘密戦隊ゴレンジャー」第37−40話。
第38話、39話は慰安会を兼ねて鳥取でロケだ。兼ねてるかどうか知らないけど。38話のモモはロングコートを着て秘密の地図を片割れを持つ男に会いに行く。コートの下はいつもの白いホットパンツだ。興奮した!。「古ければ古いほど若くなるもの、なーんだ?」←わからなかった!これまでの中で一番良くできたなぞなぞだと思いますよ。39話のバリブルーンに呼び掛けるアオはやはり熱い。こんなに乗り物に感情移入する奴は他にキャプテンハーロックくらいしか私は知らない。7時間かけて東京から米子に行き、帰りは変身(正確には"転換"という)して各自のマシンで帰って行くのだった。バリブルーン使えばいいのにねー。第40話、「紅の復讐鬼! 地獄のモモレンジャー」このサブタイトルは尋常ではない。鉄カゴ仮面の催眠術でゴレンジャーが敵だと思い込まされてしまったのだ。それにしても鉄カゴ仮面の膨らんだホッペタはやばい。血管が浮き出ているような造形美はまるでキャンタマ袋ではございませんか。モモの洗脳は解けるものの、転換時の10万ボルトの電気ショックに耐えるだけの精神統一ができない。そこで急遽柔道の稽古に打ち込むモモ。稽古着で正座している姿を見て思ったんだが、小牧りささんは大腿骨が長い。これがモモレンジャーの股の素晴らしさの秘密だったのだ!そんな俺の視線をよそに、ペギーは単身黒十字基地に乗り込む…。それがまた能装束で般若のお面をかぶっているのだ。なぜだ!多分これがサブタイトルの秘密だったのだろうか?転換せずに戦うモモ。モモは転換しないで戦った方が嬉しいんだがなあとつねづね思ってたんだが、そんな男の夢がこの回で叶うとは思わなかった。まあ最終的には転換できるようになっちゃうんだが。「転換」「転換」と何度も書いてると、何だか戦うたびにゴレンジャーが性転換してるみたいな。鉄カゴ仮面の失敗を喜ぶテムジン将軍様も大人気無い。最後のナゾナゾ。猫がいつも上に登ってる木はなあに?答え、ネコヤナギ。それ、天才バカボンだろ(バカボンの第1期アニメは1971−2年、ゴレンジャーは76−77年であったので、このナゾナゾがバカボンの主題歌のパクリであるという可能性は有る)。
_ NHKスぺシャル「世界ゲーム革命」
ゴレンジャー見てるうちにNHKスペシャルの時間になってた。たかがゲームにものすごいテクノロジーを投入してる。脳波で車を操作したり、赤外線レーザーを使って検出した人の動きを高速画像処理で解析して、コントローラーなしでゲームをプレイする。他にやることあるような気もするが、技術の本当の用途は軍事かもしれないわけで、ゲームと戦闘の区別が無くなってしまったりしそうな恐ろしさも感じる。技術的に可能なことというのは全て実現してしまったりするものな。本来の研究にお金が出なくなって成果をゲーム会社に売ってるというケースもある。「ゲームは人間を吸収する可能性がある。そうなると世界は言わば新たな麻薬を手に入れることになる。それでも人間がゲームを止めることは無いだろう」(ロシアの脳科学者)。
2010-12-13 江戸川「うかうかできんな。ん?キのヤツは?」 新明「うかうかしてますよ」 [長年日記]
_ 雨の中膝の治療へ。もうたまにしか行かなくても良いんじゃないかな。
_ [特撮] 「秘密戦隊ゴレンジャー」第41−44話。
41話はまたしても皆生温泉が舞台。「かいけ」と読むんだな。42話ではバリブルーンがテムジン将軍様と共にお亡くなりになった。最後を見届けるゴレンジャーの姿に思わず目頭が…くッ!そして43話から、OpもEdも新しくなる。今度の幹部は火の山仮面マグマン将軍様。しかもあろうことか、黒十字総統がそのご尊顔を露わに…!ゴレンジャースーツも強化され(そのために"転換"時に受ける電圧が10万ボルトからなんと15万ボルトに!私にはニューゴレンジャースーツのデザインは変わっていないように見える。しかしスーツアクターの動きは確実に良くなっている。武器のデザインは大きく変わった。キレンジャーにも武器ができたし)、ヘルメットにも羽根飾りが付いた(それまではペンキで塗ったようなデザインだった)。ゴレンジャーストームもゴレンジャーハリケーンとなり、キックでつないでいったものがラグビーに!多分このあたりでこの番組の人気は確定的なものとなったのだろう。シリーズが新たになったせいかそれともREGZAの画面を調整したせいか、なんだか急に画質が良くなった気がする。
_ 実はだいぶ前から台所のガス湯沸器が壊れている。口火が付かなくなったために105円ライターで付けたりしてる。青筋仮面並みにアブナイ。さすがに危険さが否めなくなったため已むなく買い替えることに決めた。東京ガスのはちょっと高めなのでパロマあたりをネットで安く買って、工事してもらうことに(工事費、1万円くらいらしい)。
2010-12-14 「高齢者の性の交わりは藁火のようだ」−モンテーニュ− [長年日記]
_ 今朝方見た夢は、私を主人公とする寓話だった。
私のことは世界中の多くの子供たちが、寓話の主人公として知っている。港に係留された小さな船を家として猫と共に暮らしているペテン師と呼ばれる男。それが私だった。私に関する絵本は沢山出ているが、私自身が一番好きなのは、私のことを気に入った一人の子供が描いた絵本だった。表紙にも、裏表紙にも、一匹の猫を伴った私の絵が描いてある。どうして両方に同じような絵をその子は描いたか、わかるだろうか?
それは、その絵本を作った子供が、物語の始めから終りまで、つまり私が生まれてから死ぬまで、ずっとその猫と私が共にあるようにと願って描いたからなのだ。その絵本を見るたび、私の目頭は熱くなる。
思いも寄らない、凝った構成の夢だ、と思った。夢はこのようにして自覚の無い感情を自分に気づかせてくれることがある。だから夢を見ることは好きだ。夢を見る力があるならば、そして、永遠にそばにいる一匹の(全く、一匹で十分だ!)猫がいるならば、そして必要な時はいつでも大海原に出ることのできる住処があるのならば、私はペテン師と呼ばれることを厭わないし、それ以外のすべてから切り離されて、絵本の中だけにいる存在になっても構わないと思う。
現実には、耐えきれないほどの醜いものが付いて回るものなのだが。
_ 昨日が「正月事始め」で、正月を迎える準備を始める日、ということだ。昔の人の知恵ですね。このくらいからやっとかないと大晦日までに用事が終わらないってことなんだろう。ちなみに今日は四十七士が討ち入りした日だったそうだ。それで雨降りだったのか。暖かくて雪にはならなかったが。降雨の特異日なのかもしれないな。
そういう訳で、特に大掃除とかしない年が近頃多かったけどちょっとくらいやっとくかと。しかし面倒くささが変わった訳でもないから楽をしたい。風呂の掃除のためにデッキブラシを買ってきた。天井から壁からこれで全部磨くつもり。ふた月くらい前からうちのお風呂にはナメクジが一匹棲みついている。いつもなら流したりつまんで捨てたりするんだがなんとなくほっといたら主のようにいつも顔を見せるようになった。別に愛しいとかも思わないが、ちょっともののあはれを感じる。そう言えばナメクジって催眠術を使ったりテレポーテーションしたりするんじゃなかったっけ。単なる妄想かなあ。それとも水木しげるの漫画のネタだったかなあ?
_ [読書] 「脳と性欲」大島清著(続き)。
近頃会社では、何かと「裸エプロン」のことが話題になる。もちろん話題に取り上げているのは概ね私なのだが。事あるごとに既婚者に問いかけてみるのだが、これまでにリアルで奥さんに裸エプロンをしてもらったという者がいない。一体何のために結婚したというのだろうか。私には不審である。ところで、タイトルのモンテーニュの言葉はこの本に書かれていたことだった。以下引用。(←最近会社で著作権に関するeラーニングを受けて、引用であることの必須条件の一つにどこが引用でどこがそうでないかを明記することが挙げられていたので、さっそく実践にうつす。このごろ新聞記事とかを引用してるから場合によっては日経に訴えられかねない。もちろん以下の引用は引用の引用なのだが、オリジナルのどこを引用するかと言うことは一種の著作と解釈される−コラージュ作品のように−から、この場合"引用の引用である"ことを明記せねば…ああ面倒くさいな。中国に生まれておけば良かあqwせdrftgyふじこちゃ〜ん。前置き長すぎる。ここからホントに引用→)「『藁火は藁火であってはかない。それは生殖の情火につながっていない。だが藁火は、一瞬、二人をほんの少し『あたためて』くれる。年寄りの性生活は、性感だけの性のようにも思われる。それはおだやかな愛撫だとも言える。あるいはまた、心踊りの衰弱した、習慣化された皮膚の接触とやわらかな刺激の交換であるのかもしれない。』私たちは、人間だけにしか存在しない性欲の発現の仕方−つまり性のあり方を高齢者の性にみることができる」(引用ここまで。二重カギが引用の引用部分)。素敵な文章だ。裸エプロンが無くても老いらくのセクスが待っているのならそれを味わうためにパートナーを得ることも有意義なことと思う。
この本を読んでるうちに、私の中にはホルモン教の如き思想が芽生えてきた。念のために書いておくが、モルモン教では無い。人は自分の行動を思索の結果と考えがちだが、多分それは誤解だ。人はホルモンをはじめとする化学物質によって支配されている。ここで言う支配は比喩的な意味では無く、本当に人類は体内に存在する薬物の支配下にあって行動を起こしているのではないか。薬物に依存する人は、私も含めて、その薬物を摂り続ける行動が自発的なものであり、自分にとって何らかの利点があるからそれを摂るのだ、と言う。自分をだましているばかりか、ともすれば他人を巻き込もうとさえする。あるいは、この人こそが自分の永遠の伴侶であるという選択は、運命的な出会いと考える。自分の意志を超えた何か超人的な存在があるかのように言う。そんなものは無い。ただ、そのように解釈することで安心を得る自分がいるばかりだ。自分の未来は新たに生まれた幼子のためにあると考えようとする。まるでそれによって自分自身が永遠の命を得たかのように幸福になる。自分が滅びたあとに自分の存在があるということがなぜ信じられるのか?かなり昔にエピクロスがその間違いを正していたはずなのに、人にはそれを受け入れることが難しい。自分の生以前も、死以降も、自分とは何の関係も無いというのに、どういうわけか人は死を恐れ、新たな生命の誕生を必要以上に喜ばしいことと感じる。
人は何か崇高なもののために理性的な行動をしているわけではなく、ただ遺伝子の存続の手段に過ぎず、生物の行動を支配するのはホルモンの分泌に過ぎないのではないのか。その陰に思索があるにせよ無いにせよ、どんな生物も自分の行動には意義があり、生命現象は崇高なものであると思っているに違いない。では何故、強姦の恐怖が排卵を促進したりするというのだろう?
ここまで書いてみたら、ホルモン教も何のことは無い、いわゆる「中二病」と言う奴じゃないか。34年も経て再び感染するとは思いもよらなかった。ただ、あの頃の症状と違うことが一つある。この病を得たからと言って、世界はつまらなくなりはせず、かえって世界が豊かであることの証拠のように思われることなのだ。それにこの記事のことをあまり信じない方が良いかもしれない。なにしろ私は、世界でもよく知られたペテン師らしいから。
_ ところで、さっそく風呂場でデッキブラシを試してみた。もっと早く気付いていれば良かった!何と言う使い心地。「夏子の酒」で豪田さんが苗代の草取りに勧めていただけのことはある。ついでにもう一つ気付いた。ヒノキの桶に沈着した水垢には重曹が有効に働いているようだ。何で今まで…。
_ 大きな亀の子だわしも買った。
どこで買ったか自信が無かったのだが、この日記にNAMAZUを付けておいたおかげで、横浜東急ハンズであったことがわかった。全文検索で「*たわし*」と入力すると2007年の4月にパローレパローレと歌いながらベルギービールと一緒に購入したことがわかった。気が狂ってるな、このときの私も。
2010-12-15 [長年日記]
_ 今朝方も何か夢を見た気がするが思い出せない。夢を記録するためにツバメノート縦書きを買おうと思ったのだが、ハンズにも有隣堂にも置いていない。ネットで入手する他なさそうだな。こうやって実店舗というものがどんどん縮小されていくのが今世紀の商業…。
_ 会社帰りに歯医者に寄ってからトレーニング。クリーニングは上の歯と下の歯と日を分けて実施することに。確かに、同時にやるのには耐えられそうもない。タバコを止めたしワインも飲まないのだが、珈琲を大量に飲むしカレーも大好きなので、やはりステインが付くのはやむを得ないのだと。"お家でホワイトニング"というパンフレットが受付においてあったので手に取ってみたが、「やっている最中は珈琲もワインも一切とれない」ということなので、選択肢からは完全に外れた。トレーニングでは久し振りにトレッドミルで軽く流して、あとは筋トレ。15分掛ける8km/h。多分もう治療よりも鍛える方が膝痛には効果的な状態になっているのだろう。帰宅後ロールケーキをぺろっと平らげてしまったのはちょっと問題であるかもしれない。
_ [新聞を読んで] 12/15、日経。
社会面。藻類から石油(とほぼ同じ成分)が採れる!50円/L。オーランチオキトリウムなる沖縄の海で見つかった藻類だそうで。これは是非上手く行ってもらいたいもんだなあと思う。一方その頃石油メジャー諸国はゴルゴ13に仕事の依頼を。。。
経済教室、一橋大・有吉教授「揺らぐユーロ」。「債務問題が悩ましいのは、悲観的な予想が本当に破綻を引き起こしてしまう、という自己実現的な点である。(引用)」自己実現と言う言葉をこんな嫌なニュアンスで使ってるのを見たのはじめてかも。
やさしい経済学、金融契約の歴史に学ぶ(3)名古屋市立大・横山准教授、江戸期の政策を語る。「首都大学東京の脇田成教授は、こうした政策の枠組みは名目賃金所得が固定的なケインズ的な金融政策であると指摘している(引用)」"名目賃金所得"とは、商品価格の増減の効果によって価値が変動することを考慮しない額面通りの所得ということ。"実質賃金"に対する言葉。筆者のゼミの昨年度の学生の卒業研究に触れている。19C前半の貨幣改鋳政策が武士の実質所得引き上げに寄与したか?結論としてはそういう効果は観察できないとのこと。江戸期の情報を使った統計分析を実施と書いてあるので興味が湧いた。こういう統計は母数もそう大きいとは思われないし、ランダムサンプリングなども破綻していると思われるのが引っかかっている。卒論に戻ると、幕府の政策よりも金貸しに依存する方が当時の侍には現実的であり、その卒論をに取り組んだ学生・服部恵さんはそんな武士を「マネーサムライ」と呼んだのだった。
2010-12-16 [長年日記]
_ 朝、かなり冷え込んだ。会社に行こうと思って着替えを始めたら、アイロンを掛けたシャツが1枚も無い!まずい、遅刻すると、慌ててアイロニング。(←こんな言い方するのだろうか?ironにはそういう動詞の意味があるようではあるのだが…)アイロンがけは寝床のある部屋でやっている。猫が4匹寄り添って寝ている。みんなキジトラでぱっと見見分けがつかないが、ちょっとづつ顔つきも表情も性格も違う。並んでいると、なんかミニマルアートを見てるみたいな気分になって、笑った。4匹のキジトラ。6台のピアノ。8重奏曲。
_ 「てっぱん」にでてるゲンさんの孫の役の女の子が仮面ライダーカブトのゴンだと思ってたら全然違ってた。若い女の子の顔なんて区別つかないのに、増して子役の顔なんて無理だった。まあ確かに、ゴンの子にしてはあまり成長してないなあとは思ったんだよね…ふんふんぐしゅんぐしゅん。
若い子ばかりじゃないや。OPの赤い服のおばちゃんと林家パー子と見分けつかないし、遠藤憲一と宮迫博之の区別も…。自分、人の顔にあまり興味が無いんじゃないか?安田成美と島本須美の区別もつかない。嘘です。何が面白いのかと言うと安田成美は風の谷のナウシカのイメージガールでイメージソングも歌っていたという…いいです。古い記憶です。海馬から勝手に湧いて出て来ました。老化現象です。廊下で子供が走りたがる傾向にある、というのは廊下現象です。
2010-12-17 「蒸気機関車は上り勾配に弱いことを知っていたので…」−秘密戦隊ゴレンジャー− [長年日記]
_ 今日も昨日より寒かった。もうすぐ冬至だ。それまでは日が短くなる一方。
_ [読書] 「サーチ理論」今井亮一他、東大出版会、2007.
横浜市立図書館で予約してたのだけど順番待ちが長いので県立を調べたらあったので久し振りに紅葉坂へ。司書の石井さんが相変わらず御美しくていらっしゃった…。この本はちょっと高いので、中身を見て購入を判断しようと思ったのだ。ぱっと見、読みやすそうに見えるし、4200円は妥当な価格なのではないかな?経済学の本を買うんだからROI(投資利益率)をちゃんと考えなくちゃね。ね。ROIを計算して購入したら、ちゃんと投資を回収する行動を取らないと。つまりちゃんと読まないと。当たり前だけど。そろそろ積読を解消する方に注力しないと、読むより先に寿命が尽きる。そうか、それもROIの計算に取り込まなくちゃ駄目なんだな。寿命がパラメータになるように人生を考えるのか。仕方ないよなー。もうすぐ半世紀近く生きることになるわけだし。ゴレンジャーなんて見てる場合じゃないのかな。
_ [特撮] 「秘密戦隊ゴレンジャー」第45−48話。
45話はジョーズ、46話はSL廃止という時世が反映されている。機関車仮面はトーマスに先んじて機関車の擬人化をやっていた。まてよ、「きかんしゃやえもん」の方が早いのか?"やえもん"は阿川弘之作で岡部冬彦絵だ。1959年。確かにこっちのが早いな。機関車仮面曰く「わしの時代は終わった…(爆)」←(爆)は爆死したことを意味する。モモレンジャーが変な兵器を使ってる。モモセセリだって。セセリチョウからネーミングしてるんだろうけど、せせりっていうのは博多っ子純情によると幾分エッチな意味らしいぞ。つつくとかいじるとか…やばい、おっきしかけた。機関車仮面もアプト式を採用していれば上り坂でも苦労しなかったことだろう。
このころのモモレンジャーの言葉使いは何だか色気を増している感じがする。きっと彼氏ができたんだな。カレーハウスゴンはフルーツパーラーに変わっている。そしてキレンジャーの口癖に「めっそうもないめっそうもない」というのが加わっている。使い方を間違えても一向に気にする気配なくあちこちで使っている。世界で一番とんまな戦争はなあに?ヒント:木馬に関係してます。はーなるほどねー。太郎君のこのなぞなぞがヒントになってゴレンジャーの作戦が…!007がクールに活躍する。「よくやった」(江戸川総司令)。この47話では、モモの投げた爆弾に、キが危うく巻き込まれそうになる場面がある。なんか唐突な演出なのだが、キもモモも自然に受け答えしているように見える:
「あ、キ!ごめんごめん」
「モモー、あぶなかとよー!」
爆破シーンにキレンジャーがリアルに間違えて入ってしまったのではないのだろうか?
_ [音楽] ミシェル・ポルナレフ。
小学校の5年生くらいのときにラジオで「愛の伝説」(I love you because)を聞いて心に残り、「僕はロックンローラー」(Tibili)を聞いてこれは天才だと思った。音楽が天才だし、声が天才だ。
Tibiliとは何なんだろう?
"Tu as tu astibillibili wa."
という歌詞をエキサイト辞書で日本語に訳すと、
「あなたは、何もastibillibili waについて言いませんでした。」
と言う訳になる。意味レスなのかしら。
いつのまにか横浜駅西口のダイエーにできていたレコファンで買った。中学の時に買った「ポルナコレクション」が欲しくて探したが、どうやら日本だけで作られたLPだったらしい。実家にあるんだろうか?無いような気がする。ジャケット写真が、全裸のポルナレフがおてぃんてぃんのところに帽子をひっかけて(ということは多分撮影時におっきしてたんだと思う(^_^;))いる衝撃的な写真。裸エプロンどころか裸ハット(しかも局部に掛ける:普通に裸で帽子だけと言うのもアリだと思うが)。プレーヤーを借りに行った近所に住んでいた叔父の家でも、多分私の家でも、この良さを理解してくれたものはいなかったような気がする。その後買った「サウンド・オブ・ミュージック」のLPは評判が良かったというのに。僕はどっちも好きですが、ポルナレフは後にも先にもそんなスタイルのミュージシャンがいないという点でやはり天才だ。ファルセットと地声をくるくる使いこなしてしかもトランペットのものまねまでやる素晴らしさよ。ミラクルひかるのマッキーペンのものまねもこれには叶うまい。ポルナコレクション、CDになってない。「士官候補生」(あれ?これで正しかったかな?これってマーチ曲の題名じゃないか?ちょっと間違ってるな)とか「ファット・マダム」とかまた聴ける日は来るのだろうか?
_ 家の灯油が切れた。寒し。飲んでる低脂肪乳が白玉の歯に凍み通るが如し。静かに飲むべかりけれ。コーヒーのも。
_ [漫画] 「ゆうきまさみ年代記」
漫画家となってから30年目だそうで、おめでとうございましたな、ゆうき先生。わたしの尊敬する"ゆうき"さんはこの方と結城浩さんの二人だ。自薦漫画も良いのだけど、たぶんほとんど単行本ですでに持っていたと思う。あ、パトレイバーが無い!ある時処分してしまったんだ!この機会に読み直す必然性が生まれたような気がするぞ、するぞ。
それよりも貴重なのは昔の対談集を再録していること。雑誌に掲載されたものを縮小して載せているからメガネをはずさないと読めないが、読む価値は大いにあった。小松左京との対談が、もうなんだこりゃ状態で面白い。小松左京は縦横無尽自由自在に当時の漫画を引用する。しかも話してるうちに、大地震の考証はやったのか自分は日本沈没のとき全部やったぞとか、これはこうするのはどうだとか、この時点ならリニアモーターカーが実用化されてるが方式二つのうちどうたらとかどこを通ってるだろうなとか、貪欲に次々とアイディア出しをやってる。いくらでもあふれてくるようで、出し惜しみなんかしないのだな。このブルドーザー的な知識と肉とニコチンの塊を前にしてゆうき先生がまた堂々と渡り合っている(文章からはそう見える)のがまた凄いと思う。
_ 「士官候補生」じゃなかった。
「ショービジネス候補生」でしたな。確かに。
2010-12-18 「こいつしかバリドリーンを作れないかと思うと、急におまえが可愛くなったぞ」−鉄罠仮面− [長年日記]
_ 猫の避妊手術に行ったので今日はヨガも筋トレも無し。
家の猫で手術してなかった最後の一匹。術前、血液検査するとやはり肝臓の数値が今一つだったが、点滴しながら手術すると言うことで。今回はちょっと高くつくかもなー。酒も飲んでないのになんでGTPが高いんだ?うめちゃん。
うめちゃんを病院においてきて、買い物に行って、DKの掃除。夜、ガス屋さんが来て湯沸器設置工事のための見積もり。19000ほどかかってしまう。なんと、そもそもガス栓が不具合のあるものなんだそうで。今になってそんなことが判明したのは、家が古いのもあるけどガスの定期点検をしばらくサボってしまっていたためだ。さらに、引っ越したときからずっと使っているガスファンヒーターが17年前の製品でそろそろ取り替えないとヤバいらしい。丁度今在庫整理で半額の製品があるんだと言われた。詐欺じゃないと思うんだけど、どうしますかねえ…このガスファンヒーターはしかし、全く問題なく動いているように見える。ガス漏れ検知器にも何も引っかからない。しかしハタと気付いたのは、同じ時期に買った石油ファンヒーターの方がキョドッてることだ。こっちを買い替える方がリスク回避という意味では効果が大きいはずだなあ。とりあえずフィルタを掃除してからどうするか考えよう。
ガス屋さんの用事が終わって入浴してる間に宅配便が来ていて、再配達してもらった。先日この宅配屋さんには、時間指定に間に合わずしかも連絡が無かったことでクレームを入れていたのだが、今日はそういうわけで私の方が謝る番となってしまった。私のターンだ!やんぬるかな。普段エッチなお宝とか一生懸命運んでくれてるのに不在の多い私に対しては不満を覚えることもあるでしょうけど、これからも一つよろしくお願いします。
_ [特撮] 「秘密戦隊ゴレンジャー」
「実はな、バリドリーンを作った科学者なんていないんだよ」江戸川総司令。バリドリーンはコンピューターが設計したんだそうだ。
キレンジャーの暗号。地面に七つの輪が描かれてる。ミド「なぞなぞかなあ」 アオ「輪が七つ…罠だ!」鉄罠仮面がバリドリーンに目を付けた理由はこいつがコレクターだからなのだ!それが証拠には見よ!彼の蝶のコレクションを。コレクターと言えば蝶だな。こいつがまた複雑な罠を仕掛けるのだ。バリドリーンがゴレンジャー基地を襲ったという捏造をおこない、さらには潮健児さんを使ってゴレンジャーの評判を貶めるのだ!作戦も凝っているが、潮健児さんをそんな風に使うなんて全くゆ、許せぬ。
_ 音痴の歌姫
「歌を探しているのね?」
やっとの思いで探し当てた歌姫が私に言う。
「歌を探しています。どうか私に歌ってくれませんか」
「困ったわ。私、音痴なのよ」
そして音痴の歌姫は、この世のものとは思われないような美しい声で歌い出す。
_ ツバメノート縦書き、届いた。
ここぞとばかりに5冊まとめ買いした。寝床に置いといて夢を記録する。名付けてドリームノート。桂正和の漫画か?あれ、タイトル忘れた。「ドリーム仮面」だったっけ?←懐かしい。でも違う。
2010-12-19 [長年日記]
_ [食べ物・飲み物] 汁かけご飯大全・序。
←野菜炒めを汁ダクにしてご飯にぶっかけて食べるのが好き。絵的にはかなり残飯テイストで日記に貼るに耐えがたい。ええい見かけより味と栄養ぅ!食べ物は栄養があるからおいしいんだ(←勘違いしてる人)。おいしくて栄養のバランスが取れている汁かけごはんのバリエーションを増やしたいと思ってる。作る手間はカレーのそれを最大としてそれを超えないことが望ましい。わたしのカレーはスパイスを調合するところから始めるため普通の料理としても手間は大きい方だ。より正確に言うと、スパイスの一部を庭で育てるところから始めているから最大1年がかりで作ってる。
_ うめちゃん手術成功。
ようやく避妊手術終了。来週、抜糸に行く。肝臓の様子を慮って3か月ほど投薬を続けて血液検査を受けることになった。昨日のガスの件と言い、何だか瓢箪から駒的に消費のモーティベーションを与えられていると感じる。まあほっておいたら私もうめちゃんも悲しい思いをすることになるだろうから。ところで、多頭飼いの場合、投薬しなきゃいけない猫は他のと別に食事を摂らせなくてはいけない。三歳児の愚かな脳に対して「君のご飯はこっちだよ」とか言い聞かせても全くわかるはずが無いので、已む無くケージ飼いにして別の生活をさせるしかない。ケージに閉じ込めることや、あるいは避妊手術を施すことでさえ「可哀想」と思われるかも知れないが、実は多頭飼いには、その童話的なイメージとはうらはらに、トム・ゴドウィンも裸足で逃げだす冷酷な現実がある。彼らの牙や爪の威力をなめてはいけない。手に負えなくなって鼠算式に近親相姦の家族が増殖して結果、家が比喩的な意味で無く本当に"崩壊"してしまう例がいくつもある。深刻な病気にかかってしまった場合に不本意ながら延命治療を受けさせられないことだってある。外に出た猫が怪我や病気を負ってあるいは妊娠して帰宅したなら適当な処置を施さざるを得ない。トイレも食事もしつけもサボればサボったなりの報いを受ける。これが多頭飼いの現実であり、とてつもなくリアルな世界である。そもそもどんな飼い方にせよ、ペットと暮らしたいと思う気持ちの奥底には子供を愛するのと匹敵する煩悩がある。「子煩悩」と言う言葉は肯定的な意味に解釈されることが多いようだが、煩悩というからには本来遠ざけるべきものであり「私はこんなに自分の子供を愛してしまっているのです、恥ずかしながら」とでも言うのが相応しいことなのです。私は猫たちと暮らす生活が長く続いてほしいと思ってはいるが、そんな生活が誇らしいなどと思ったことは無い。家族愛などと言うのもそういうものであって、理性的な生き方とは本来関係が無いのではないだろうか。だって、人の行動選択はホルモンの強い支配の下で行われているのだから。ひねくれた考え方なのかな?でも仏教の本を読んだり性欲の本を読んだりして理解したところを素直に応用すると何故かこうなってしまうんだよなー。
_ 旅支度。
手術に預けている間に、神保町に出かけて伯剌西爾の珈琲と本を2冊ほど、そして安売りしてた登山用のズボンと靴のインソール、薄手の手袋など購入。家にいる間に紀伊田辺から南に向かう道の確定作業を行なう。年末年始は猫たちを置き去りにして大辺路を歩く予定。道の確定が済んでいないために宿を確保していない。正直焦ってはいる。が、いざとなればテント泊で歩き続けるという選択肢が残っている。よほど天候が荒れて冬場に台風でも来ない限りは浜辺に泊まったり橋の下に宿を取ったりしてもあまり問題は無いのではないか。そういうわけで、和歌山の方々には、そういう感じの人を見かけても石をぶつけたりしないで欲しいと願う。できれば四国八十八か所に負けることなく熊野古道の巡礼者にもひとつ接待の気持ちをもって接していただけないものか、と。
そういえば今年の年末年始は30年余り振りに酒の無い年末年始になる予定だ。しかし今のところは、それを味気無いこととは感じていない。自分にとっては大きな挑戦だと思えている。ここ3か月の断酒の間、酒が飲めないということで自分を惨めに感じた時間は思ったほど多くはなかった。夢に見ることさえまれだった。だが、ほとんどの人間が飲酒している場にあって自分だけ飲まずにいれば、いろいろな理由で私は惨めな思いをするに違いない。そういうわけで、ときどき知り合いのスナックのママが見舞いの電話をくれたりするんだけど、ごめんなさい、やはりお店に顔見世する訳にはいかないのよ。
_ トム・ゴドウィン=「冷たい方程式」の作者。
2010-12-20 「玉子ォォォーッ!」−美少女奴隷・菜美− [長年日記]
_ [食べ物・飲み物] 玉子焼の作り方をちゃんと学んでいなかった。
何たる不覚であろうか。適当にかまかして(←かき混ぜると言う意味の北海道弁)、テフロン加工の玉子焼き器で焼いてたが、なんか違う。お母さんが保育園に通う私に作ってくれた、グリンピースか刻みネギが入ったあの玉子焼きとは似ても似つかない。そこで、会社帰りに玉子焼き器を買おうとしたのだが、結局のところ焼き方の問題であろうと思い直し、ターナーだけ買ってきた。歌いながら。
「こんな夜の中じゃ 愛は見つからない」(←山下達郎の『ターナーの汽罐車』です。最近はキーを下げなくても何とか声が出るようになってきました。)とりあえず今日は止めときますけどね。
ちなみにタイトルは、三条友美の漫画に出てくるワンシーンらしい。知人からそういうシーンがある(直腸に色んなものを入れて、命じられた順にひり出すんだそうで(^_^;)。下品すぎて顔文字でごまかせるようなレベルじゃないな)と聞いた。私は読んだこと無い。
2010-12-21 「おら、餡ころ餅がくいてえ」−日本むかし話− [長年日記]
_ [食べ物・飲み物] ヨガから帰ってきてから玉子焼き作った。
そんなに自慢して言うようなことじゃないけど、玉子焼の作り方を会社で同僚のご婦人に御尋ね申し上げて、それを参考に作った。牛乳を入れたりマヨネーズを入れたりしてふっくら仕上げる。具はカニカマとグリンピースと2種類。後者はちょっと焼きが足りなくて中がちょっと液状。コルゲン鼻炎カプセルみたいになってる。せっかくだから煮物と一緒にして明日のお弁当にすることに決めました。この日のために取っといた崎陽軒の弁当についてた醤油刺し使ってと。あ、箸がねえ。うーん…。出社途中で買うか。忘れそうじゃの。
玉子焼き作った後はゆず湯に入って餡ころ餅食べた。
_ やってることに脈絡が無いように見えるんだが。食べ物ネタが多いな、今日。
2010-12-24 「おお、オレもだいぶ有名になったな」−ガンマン仮面− [長年日記]
_ [特撮]「秘密戦隊ゴレンジャー」第51話、など。
第51話は「青いニセ札づくり!夕陽のガンマン」。あろうことか、ニセ札づくりをしてるのは黒十字軍ではなくてゴレンジャーの皆さんなのだ、モレチョーン!(←Ⓒうのせけんいち)怪人はガンマンである必然性とか(いつものように)一切ないが、馬に乗って登場。500億円そろえないと死の商人ミスターX(なぜかこいつはまた一目見ただけで死の商人だとわかってしまうんだな。実際の死の商人がこんな[]してるはず無いんだけど)に窒息爆弾を売ってもらえないんだ。世の中不景気で現金がなかなか準備できない黒十字軍。商売でもしないとこれからは生き残れなさそうだ。なかなかリアルな設定でよろしいな。今回もモモレンジャーのモモセセリが火を吹く!そして黒十字軍の衣装に身を包むペギー。黒十字軍の衣装は女の子が着ると都条例に引っかかるようなセクシーさなのである。そばで見てた新命も「なかなか御似合いですね」とか言ってるしな。スパイ工作に向かう007も頼りがいのある"6人目"。これはもうリメイク決定。私が決めた。
_ [音楽]アート・ガーファンクル「青春の旅立ち」
ずっと昔カセットテープに録音して途中で終わってた曲。録音時の付帯情報も全くなかったので、アーティの曲であるかどうかもたぶん20年間以上謎だった。旋律だけ覚えてた。アマゾンで視聴ボタンの付いたページを調べて記憶が正しかったことが判明した。こういう未来を、あのときカセットテープを回していた私は想像だにしていなかった。購入決定。練習して歌えるようにしたい。何度も言うけど酒もたばこも止めてしかも腹筋と肋間筋を鍛えてるから、声がとても良く出るようになっている。高校のときより良い声になってると思う。アーティの声には及ばないけど…。
2010-12-25 「オレのサイン通り動かんかー!」−野球仮面− [長年日記]
_ こわれた液晶ディスプレイの回収の申し込みする。1台に付き3500円。買うにも捨てるにも買い替えるにも金がかかる。そんな未来になるとはちょっとしか考えなかった。なんとなく、廃墟に忍び込んで遊んだ小学校低学年の頃のことを思い出した。脈絡は無い。
_ [特撮]「秘密戦隊ゴレンジャー」第53−56話。
第53話は噂のアイツ、野球仮面が登場。しかも死神博士と言うもう一人の悪の幹部が出てきて出世を競うというせちがらいストーリー。黒十字軍の戦闘員であるゾルダーに今回は背番号が付いている。0番のヤツが「おれは補欠だ!」わかってたよ。それにしても今回は群を抜いて不真面目極まりない。おまえら本当にいい加減にしろよ。野球仮面の声は永井一郎さん。今までの怪人の中で一番ふざけたアテレコになってる。あんたもいい加減にせよ。いいかげんにしな。ざんこくベビー。(←知らないだろうな、ジョージ秋山の漫画です。主人公のベビーの決め台詞が「いいかげんにしな」と「いつか殺してやる」なの。こういう漫画があるから子供の言葉遣いが悪くなるというのは否めないな。私もよく「死ね」だの「殺す」だの、日常会話で使ってましたよ。)
勘違いしていたのだが、番組途中でキレンジャーが大岩大太が熊野大五郎に変わったのは大岩役の畠山麦さんがお亡くなりになったためだと思っていた。Wikipedia見ると途中13話分だけがだるまさん(←クマの大五郎役はだるま二郎さんなの。そういえばゴレンジャー同窓会でもミドがだるまさんだるまさんって呼んでたのでなんか変な感じだった)になっていたので、撮影順と放映順が違うのかと思ったら、そうではなく、畠山さんがお亡くなりになったのは後年、「特捜最前線」にご出演されていた時のことだったそうだ。なんとなくホッとした。畠山さんの自殺の事実は変わらないのだが、少なくともゴレンジャーの世界の中では畠山さんは死んでいなかったからだ。
2010-12-26 [長年日記]
_ [食べ物・飲み物]シチューこぼした。
単にこぼしたと言うよりは、ひっくり返して床にぶちまけた。さまざまな呪いの言葉を吐き続けながら片付けた。夕刻は久し振りにイライラしていた。このごろ、イライラしているときは本当に我慢できなくなる。そんなときにもしも、ネガティブワードを引っ提げて自己愛の強い人物が近付いた来たとなら、私は暴力をふるうことを我慢できないかもしれないな、と思う。鍋ごとひっくり返さなかったのがまだしもであった。
買い物に行くと、いつものスーパーに鳥の胸肉が無い。クリスマス商品の在庫をさばくために仕入れを抑えていたのだろうか?このことがまた私をイライラさせた。帰宅して、買い置きしてた肉を使って、デミグラスソースでシチュー製作。これで二種類のシチューを食べ分けることができる。
2010-12-27 「つまり、疲れているときに嫌々トレーニングをすると、コルチゾールがたくさん分泌されて筋肉がどんどん分解されることにもなりかねないのです。」−石井直方− [長年日記]
2010-12-28 「ゴレンジャーストーム、観音菩薩!」−アカレンジャー− [長年日記]
_ いい加減ゴレンジャーネタでタイトル書くのも飽き飽きだぜ。
_ [食べ物・飲み物] コーチン。
いつものスーパーにやっと鳥胸が並んでたので買ってきた。この店では珍しいことに名古屋コーチンの胸肉が置いてあったのでフンパツして(←こういう言葉が昭和テイストだな)買ってきた。単に塩胡椒して蓋付きのグリルパンで蒸し焼きにして食べた。まあよく食べる100g78円よりは若干旨いかな。でも舌が格安肉に慣れてしまってるみたいであまりありがたみを感じない。コーチンでも皮を捨ててしまったりしてるしなあ。若干パサつくけど、胸肉が不味いとは思わない。マイタケやブロッコリーを添えて一緒に焼けばもう充分だ。
_ [特撮] 「秘密戦隊ゴレンジャー」第53−56話。
第53話のペギーは色んな扮装をしてラビット関根と名乗っている男にしつこく付きまとわれている。第54話のモモレンジャーには、明らかにキン○マが付いてるように見えるんだが。
それにしてもモモとミドは仲が良いよな。妬けるぜ。絶対やってるよね。では、レッツ妄想ターイム!
「モモ!ああ、モモのモモは最高だ」
「ミド。イイわね、イクわよん♪」
ちょっと牧村僚が入ってしまった。
_ ファラ・フォーセットさんがお亡くなりになってたとは。
チャーリーズ・エンジェルと言えばこの御方だったのですけど、何とマイケル・ジャクソンと同じ日にお亡くなりになってたんですね。二人の共通点と言えば、アメリカを代表するオナペットであったことだろうか。マイケルの方はホントかどうか知らないけど、ファラの方はそうだったと思う。本人もそのことを光栄に思うとインタビューに答えてたような気がする。キモヲタ氏ねとか言わないんですね。エンジェルだから。
_ 今年最後のヨガ教室に参加。直後は体調が良くなるので床に就くのがつい遅くなったりするのが問題ではある。
2010-12-29 「ケビンじゃないけど許してね!」−『ロビン・フッド 伝説のタイツ男』パッケージのアオリ文句− [長年日記]
_ [映画] 「ロビン・フッド 伝説のタイツ男」
メル・ブルックスは元気なんだっけ?1926年生まれで今84歳という計算になる。もしかしたらこの映画は劇場で見たかもしれない。メル・ブルックスといえば「新サイコ」でヒッチコックのパロディをやって大量の鳥のフンで人を襲わせたり、「スペースボール」でスターウォーズのパロディをやってピザ・ザ・ハットなんていうキャラを生んだり、「珍説世界史パート2」のパート1が無かったり、「ヤング・フランケンシュタイン」でフランケンシュタインを踊らせたり、「ブレージング・サドル」で史上初の黒人保安官を主人公にしたりしたコメディ映画の巨匠で、わたしはチャプリンよりもこの人の方が好き。この映画に限らず、差別される側に愛情を注いでいるようにも傷口に塩を塗りたくっているようにも見える。特に、ホモを馬鹿にした発言が沢山ある。この映画の製作の動機も、タイツを履いたロビン・フッドというヒーローがただの変態にしか見えない、というものであったかも知れない。「…ホモか?」見たいなセリフがいろんな作品に出てくる。DVD化されていないらしく、中古のVTRで入手した。HDレコーダーに落とす。
_ ↑パート1が無いんじゃなかった。パート1にパート2の予告編が入ってるけどパート2以降は作られたことが無い、ということだった。今井功の「流体力学(前編)」みたいなもんだったか。人の記憶はあてにならん脳(←変換に失敗したけどしっくりしてるのであえて直さない)、特に自分の。
_ HDへのコピーはできず。コピーガードがかかっていたw もっと古い作品だったら問題無かったのだろうが…
_ [映画] 「ロビン・フッド 伝説のタイツ男」(続き)
というわけで、とりあえずビデオヘッドをクリーニングして見始めた。このロビンのいうことなら領民は従うであろう。なぜなら他のロビンと違ってこのロビンは正当な英国式の発音ができるから。ケビン・コスナーもちょっと京都弁の訛りが入ってますからね。「けびんこすなぁ」「けびんこすなぁ」(←Ⓒ上野顕太郎)
しかし、決起を促してみるが、ロビンの演説はいつしかチャーチルのそれになり領民は寝てしまう。そこで黒人のアチューという男がメガネを掛けて演説を代わる:「しっかりしろ。周りを見ろ。君らは騙されてるのだ!怒れ!」マルコムXのパロディなんだそうだ。よく知らんのだが。この映画、ほとんど1分に1個くらいはギャグが入ってる。
そしてメル・ブルックスその人が登場。役どころは割礼を施す職業の人w。ロビン・フッド役はケイリー・エルウィス(Cary Elwes)。
_ このあいだ見積もりに来たガス屋さんが給湯器の工事に来た。これでキビシイ朝の炊事がちょっと楽になる。ワセリンも買った。新しい石油ファンヒーターも来た。明日はうめちゃんの術後の調子を見るのに病院に連れていく。くだらないDVDやVTRは腐るほどある。年を越す準備は概ね良しということで。
2010-12-30 「底辺×高さ÷2!」−相原コージ「なにがオモロイの?」に登場する秋山仁− [長年日記]
_ 朝、うめちゃん病院へ。気配を察知して激しい抵抗にあう。仕方無くというかいつものように、捕獲網に包んで連れていく。この子は実に半端無く兇暴なのである。猫だって猛獣なんだよね。赤塚不二夫の「レッツラ・ゴン」にイラ公という猫が出てくるが、あれはフィクションでは無い。ほとんどの人の人生はそのことを知らずに終わるようだが、私は知ってしまった方の人生を送っている。彼らにはジョークと言うことがない。やるときは殺すと決めた時、という剣の達人か忠実な鉄砲玉のような物騒な奴らなのである。しかも彼らの持つ知性は3歳児相当ときている。そこらの坊っちゃん嬢ちゃんがみんなバタフライナイフとかで武装してるのを想像してみよ。しかも彼らはその使い方に関してもその威力に関しても誰より熟知しているのだ。だらしなく寝てるか食べてるだけの存在にしか見えない猫という種族が、なぜか今の世の中で繁栄していることにはそういう理由がある。私達の住んでいる世界はそういうサバイバルの世界だったのだ。書いてるうちにちょっと胃が痛くなってきた。全く大げさではないんですよ。本気で噛まれると親指の爪にさえ穴が開きますから…^^; 彼らは明らかに「次期・万物の霊長」の座を狙っている。しかもバターを塗ったトーストと組み合わせると永久機関と言う人類の達成し得なかった夢のエネルギー源を実現できるという可能性さえ有している。だから決して彼らに固有の領土を与えてはならない。クリフォード・シマックは著書「都市」の主役を完全に間違えている。コードウェイナー・スミスの方が予言者としては優れている。ネズミの脳からコンピューターを作るとか、悪趣味な妄想ではすまされないような現実がその辺にころがりはじめた。日経新聞の科学面にそんなことが載ってる時代なのだ。長生きしていいことは無いのう。
_ 久々に秋山仁さんをTVで見た(NHK高校講座数学)。球の表面積が4πr^2であることを利用して球の体積を求めよ、という問題。これはゴレンジャーのなぞなぞより頭を使う。これは知らなかったなあ。あるいは忘れてた。
とにかくどんな形でもいいから、球の表面を小さな多角形(あまり正確な言い方ではないけど、小さくすればするほど良い)に分割する。そしてその1区画を底面として球の中心を頂点とする角錐を作ると、球はこの角錐を組み合わせたものとみなすことができる。角錐の作り方はたくさんあるが、秋山さんはフラーレンC60の形を使って、五角錐と六角錐で球を作っていた。これを無限小の底面積にすることに不審を抱くなら、緯線と経線で細かく地球を分割するようなイメージを描けばいいだろう。いずれにしても角錐の体積を全部足し合わせれば球の体積が出ることになる。
ところで、角錐の体積は底面積×高さの1/3だから、角錐の体積を足し合わせると、底面積の和×高さ×1/3になる。底面積の和はもとの球の表面積になるはずで、高さは半径にひとしくなる(角錐をうんと細かくしていることに注意)。これで(4/3)πr^3の公式が出た。
一瞬「なんだ簡単に証明できるんだ」とか見えるけど、実際にはサッカーボールみたいな分割や緯線と経線で完全に球面を分割できるんだとか、角錐で隙間なく球を再構成できるとかいったことをちゃんと証明しようとしたら難しいんじゃないのかな、と思う。サッカーボールがあるじゃないか、と"実例"を見せつける秋山先生のプレゼンは、そういうところに触れないのがわかりやすいという評判につながっているんだろう。同じ説明を他人にしようとしたとき「あれ、うまくいかないな…?」と思う機会があれば、そこから本当の勉強ということなんだろう。良いプレゼンテーションにはそういう部分があるから、良いプレゼンテーションだけを聞いて全てを理解することなどありえないとも言える。誰しも自分の賢さを信じたいが、一方頭を使うことをいつも志向してはいないからだ。
ついでにそのあと「いないいないばあっ!」もすごく久し振りに見た。ヒロインの女の子はさすがに何代も入れ替わっているそうな。ワンワンひとりは元の身にして。
この日記に数式を書くのは久し振りなんだが、やはりちゃんと書こうと思ったらTeXを使うにしくは無い。mimeTeXってtDiaryにインスコできるんだろうか??
_ 球面を多面体で近似する問題はそれなりに深イイ話になってたらしい。オイラーの多面体定理というのがあって、どんだけ多くの多角形で分割しようとしても、5角形の数は12個に決まってしまうんだそうだ。なんか誤解してるかもしれない。参考にしたのは1500円だけ寄付したWikipediaの記事。赤い羽根とか日本ユニセフ協会の怪しげな募金に応えるよりも自分にとっては有意義な寄付と思えたし、サーバーを運用するのにコストがかかると言うのはわかりやすいことだから。1500円ぽっちで偉そうにしてるように見えたらごめんなさい。そんなあなたならきっともっと多くをWikipediaに寄付することができるのでしょうね。それは素晴らしいことと思います。福祉対策の資金はまずは税金から出してもらうというのがほんとでしょうしね。手前どもの納めた税金も、手前どもとは縁もゆかりもないクソガキ様方の将来のために使われてたりするのですからね。でもまあ納得して払ってますから有効に活用してどうぞ立派に育ててあげてください。私も目に余る子供は他人さまの子であってもちゃんと叱れるように努力したいと思います。
_ ちなみにアンサイクロペディアのページも寄付を募っているんだが、私達に呼び掛けているのは言わずと知れたオスカー・ワイルドである。昨日のメル・ブルックスといいヤマジュンといい、ホモをからかうジョークはなぜ面白く感じてしまうんだろうか。多分「あんた、タイツが良く似合いそうだぜ」とか言った瞬間に「畜生!オレはホモだ!それのどこが悪いか!」と突然カミングアウトして殴りかかってくるホモなんてそんなにいないと高をくくっているのだろう。でも本当にそんなこと言うのは賢くないな。「俺はホモじゃねえ!」とか「あたしはホモどころか男じゃねえ!」とか言って殴りかかってくる人たちは沢山いそうだし。それにつけてもアンサイクロペディア。「オスカー・ワイルドが頼んでるんじゃ寄金しない訳にはいかんな…」とはあまり思えない、ジミー・ウェールズとは違って。オスカーの方が著名なのに何故だ。
_ 書いてるうちに「みいつけた!」まで始まっちゃった。しかしイスがしゃべるこの番組は、ちょっとありえないものだ。このイスに誰かが座っているところを見たことが無い。オフロスキーは低年齢向けのこの番組にはあるまじき変態的存在だと思う。
番組見てるうちに気付いたんだが、イスは「いっす(=良いです)」と言いたいだけのネタフリだったんだな。「ネタフリ」と「寝たふり」って紛らわしいな。笑ってるスイちゃんの歯茎が立派過ぎてこの子の将来が不安だ。オフロスキー、自分のテーマソング歌って踊ってる…。変態め。しかし片足バランスのポーズは恐れ入った。素晴らしい体幹だ。鍛えてるに違いない。変態のトレーニーめ。
_ さらにいろいろ書いてるうちに「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」まではじまっちゃった。こんなにPCに向かってるのならついでにさっきまで練ってたもち粉を蒸しとくべきだったな。近頃なんだか甘いお菓子をぺろぺろ食べてしまったりしてるから、せめて手作りでカロリーを下げようと思ったのです。しかし基本ができてないから粉餡を煮たりこめ粉をこねたりするのにまずは慣れようと。我が家の台所仕事も多少楽になったのはご案内のとおりでございますし。甘味は今回は蜂蜜を使用。砂糖よりもアーユルヴェーダ的には適合しているので。次はメープルシロップとかも使ってみたい。とりあえず餡に蜂蜜というのに違和感が無いことを確かめねばならない。味見の段階では悪くないと思う。ちゃんとできたらカロリーも計算しましょうね。その次は米粉の代わりに玄米粉を使ってみようと思う。これは売っているのを見たことが無いが、玄米をそのままミキサーで粉砕すればできるらしい。
まいちゃんもだんだん大人になってきてるなあ。顔つきは幼いけど…。って、まだ12才か。そう考えるとふけてるなあw
まいちゃんもスイちゃんも遠からず存在自体が都条例に引っ掛かる表現になってしまう。ゆゆしきことだ。
2010-12-31 [長年日記]
_ 今年も今日で御仕舞な訳だけど、過去一番の実感の無い暮れとなってしまっている。例年のこの時間だと、煮〆でも煮ながら暴飲が始まってるところだが、今年は飲まないし、煮〆は毎日のおかずとして作り足しているものがすでにあるし、掃除は適当にやったようなやらなかったような感じだし、雑煮の汁を早々と作って、普通にシチューの備蓄で食事してこうして日記を書いたり、サバイバルキットを作り始めたりとかしてる。それはそれなりに休みとして充実しているとは思う。今頃旅支度を始めようかと思っているが、宿も足も全く確保していない。行けたら行く、気が向いたら宿が取れなくてもテント担いで行く。気が向かなかったらトレーニングでもしている。とりあえずやっと、落ち着いて道を調べるところだったりする訳で。
_ とやかく言っても今年もおしまいなので旧年中はお世話になりましたというようなご挨拶でもしておこうかと思う。旧年中はお世話になりました。皆さまに幸あれかし!もう早めに寝てしまう!
_ うにゃにゃ [メリクリ♪]
_ けい [クリスマスに一人でゴレンジャーなんか見てる痛い奴ですσ(^Ω^;)]