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けいりう堂日記

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2012-06-22 [長年日記]

_ 会社行く。仕事してるとまた少し発熱してるような感じ。おなかも緩い。以前大酒を飲むことを日常としていたころにはこういう症状もまた日常だったように思う。それを太田胃酸を大量に飲んだりしてごまかしてはまた大酒を飲んでさらにごまかしていつの間にか治ったともなく治ったような気になっていたように思う。今はそういうことではないから、それなりの対策を取ろうと思ったのだがとりあえず熱が出たり下痢をしたりということは体の不都合に対する正常な反応と心得て、挙句とった食事は湯豆腐。たぶん肉類は体温を下げる方向に働くのではないかとか梅雨の季節は湿気の邪気が体にはいりこむんだろうとか怪しげな理屈を立てた故の行動。豆腐4丁位食べた結果、まあこれは悪くなかったんじゃないかと思っている。できればもう少し上等な豆腐にすべきだったかもしれない。この季節あえて鍋物というのも良いのかもしれない。でも、そうだとしたらなぜそういう料理が季語になっていたりしないのだろう?私の怪しげな理屈は長年の日本の習慣によって否定されているのではないかと思う。

_ 否定されていると思ったらそうでもない。水毒とか湿邪とか言ってどうも伝統的に「なんとなく気分が良くない」時期ではあるようだ。昨年はそれ以上にメンタルが不調だったように思うのであまり感じなかったのではないかと思う。この日記の「長年日記」で過去の同様の季節の記事を見てみると、3つほど風邪ひいたとか発熱してるとかいう記事がある。どれを見ても似たような症状のように思われるから、少なくとも自分の歴史上は同じことを繰り返しているということだ。たぶん風邪じゃなく湿邪なのだ。そして、湿邪を除くのにはどうやら豆類を取るのが良いと言われている。そういえば経絡ヨガの先生も小豆がいいとか言ってたような気がする。というわけなのできっと湯豆腐は正解だったんだと思うぞ。まあ明日の体調が証明になることだろうが…

_ と書いてる最中にちょっとした違和感を感じてとある個室へ。なんというか体の水はけが突然良くなった。さっきまで重く感じていた頭もついでにすっきりしたように思われる。これで湿邪から回復したのだとなるとちょっと出来過ぎな気もする。まあこれでもしかすると、この季節にこれまで風邪と感じていた病的な状態は風の邪気ではなく湿度の邪気だったということになるかもしれない。しかし、会社を休む時の言い訳になるんだろうか?「風邪で休む」とは比較的言いやすいのだが、「湿邪で休む」と言っても人はそう簡単に理解してはくれないだろう。でも、寒さと乾燥により起こる邪気が風邪で、それは比較的多くの風土において起こりえるようなグローバルな症状なのだろう。より複雑な自然環境に暮らすわれわれ日本人にとっては四季それぞれに応じた邪気にもとづく症状というのがあってもいいはずではないか…と思ってちょっと検索したら出るわ出るわ、風邪・湿邪・暑邪・燥邪・寒邪・火邪。これは付け焼刃では手に負えないので専門家に任せよう。


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