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2013-09-07 [長年日記]
_ 今年はじめて柿を食べた。旨しだなあ…
_ 英会話スクールに行くと、お若い女性の先生だった。女性講師は初めてで新鮮だ。先生もちょっと緊張されていたように感じられる。当然なのだが、年下の女性に下の名前で呼ばれることになるわけで、英会話とは全く関係ないそこにも新鮮味が感じられた。今ちょうど異文化に関するセクションをやっていて、各国の風習を学んで、自国の特異なところをショートプレゼンせよという宿題が出ていたので、それを披露した。プレゼンと言われたので一応「紳士淑女におわす方々…」とやり始めたのである。「そも本朝にありては、闊達におめく様なる語りごと、尋常にはあらず。されどそは人みな語ること嫌うにやあらず…日の本の歌枕、古跡の類ほむるは本朝の人みな喜ぶところなれば汝これを語れ。富士の高嶺を讃えなば必ず悦に入るところとならんか。貢ぎものはこれ社用にては必定にはあらねども小さきものはなにもなにもみな美しとてこれもまた人の喜ぶところなり。されど値、過ぎたるものは猜疑の心起こりてうとまるるなり。そばを食らいたるときは大いに音なしてすすれ。これ、味わう術の極みなれば。ことの語りごとも、こをば。」
こんな感じのことを英語で話したら「なれ達者なり」と褒めてくれて数か所表現を直された。捗った。先生はコンテンポラリーアートとフィルムが趣味だというので、フォーサイスのコンテンポラリーダンスの講義を受けたことがあるが、体に悪そうな踊りだと言ったらまた表現を直してくれた。ウィリアム・フォーサイスなのにフレデリック・フォーサイス(『ジャッカルの日』の著者)と言ってしまった誤りには気づかなかったらしい。今日学んだ言葉:blackmail(恐喝で得た金品) bribe(わいろ)など。