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けいりう堂日記

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2013-09-23 [長年日記]

_  「あまちゃん」のあとは杏さんがヒロインの「ごちそうさん」というのが始まる。今日の休みにその前宣伝的な番組をやってるのをだらーっとみてるのだが、大阪の料理は「始末の料理」と言っていた。京料理もそういうことを言うらしい。無駄なく全部食べるということのようだ。自然食を愛好する人たちも「一物全体食」などと言う。京都から大阪への京街道を歩いた時に入ったとある創作料理屋で、鍋の類を食べたときに入っていたシイタケの石附が長めに残されていたのを思い出している。俺が自宅で使うときは、乾燥したのをもどすことも多いせいだろうか、傘の直下で切り落とすのだが、生の時にはそういうところまで食べるのも良いなと思ったのだった。

_ 先週の「ロケみつ」の録画見てるとこ。親玉Dがまさかのプロデューサー昇格で引退。まあ関西ではもっと前にニュースになってたんだろうけど、それを聞いた早希ちゃん曰く「ギャラを(5000円から10000円に)上げてください」しっかりしてんなあ。さすがわ今年で30才。書き忘れるとこだった。加藤夏希が綾波のコスプレでゲストに。良いぜ。

_ 夕刻。またしても「ごちそうさん」のメイキングなど見ている。杏さんのお母さん役は財前直美で、どちらも大河ドラマで北条政子をやっているという共通点がある。


_ 今日は午前中にアシュタンガ・ヨガ1.5hでたっぷり汗をかいてから横浜中央図書館に出かけて「和歌を歌う」という本を借りてきた。和歌はもちろん歌われるための歌なのだから、詠唱と言うか披講というか、とにかく歌い方を知りたいのだった。和歌を歌っているのを聞くのは初めてというわけではない。今年は歌会始を録画して視聴した。「自作朗読の世界」というCDでは自作短歌を歌う与謝野晶子や斉藤茂吉、釈超空(折口信夫)の声なども聴くことはできる。与謝野晶子などは好きなように歌っているようにも聞こえるが、釈超空の歌い方は理路整然とした感じを受ける。明治期以降の和歌の歌い方がどれほど古式を伝えているのかはよくわからないが、まあ聴いてみよう、読んでみよう。そのうち歌いだすことがあるかもしれない。カラオケがいらないし、音痴であっても歌える歌であるに違いない。


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