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2015-11-08 [長年日記]
_ [放送大学] ドイツ語。
今日と来週の日曜は放送大学でドイツ語。先回会話編で習ったのと同じ先生。今回は文化編と言うことだが、バッハやワグナーや亀の甲文字のような内容が出てくるわけではなかった。気づいたこと。女性名詞には末尾がinになるものが多い。キクリンとかまめりんとかは女性っぽい愛称という訳だ。ドイツの人は職業を聞かれて「会社員(Angestellter)」と答えることは無い。仮に昔俺の母が先生で今は引退していたとしても、"Meine Mutter war Lehrerin."とは言わない。今も生きていて、かつて先生だったのなら、彼女は依然として"Sie ist Lehrerin."と現在形で言うべき、なのだそうだ。彼らは組織の中で人材を育てるという発送発想を持たない。営業で入社して経理を経験して人事に移ってするうちに出世している、といったコースはありえない。大学で文学を専攻しておいて銀行員になるようなことは無い。名詞には聖別性別があるから定冠詞もそれに応じて変えなくてはならないが、万一性がわからなくても、定冠詞をつけないよりはdasでもderでもdieでも適当に付けておいた方がましである。ドイツの南端は北海道の北端くらいの緯度にあるが地中海の影響でちょっと温かい。最近はビールもジャガイモもソーセージも人気が無くなってきているらしい。格が四つあって名詞に性があって変化形が複雑だが、逆にヒアリングやら長文読解には都合がいい。文法の規則なんて所詮限りがあるから存分に覚えておけば後が楽だ。そういう発想は無かったなあ。じゃあ語学なんてなんでもそうじゃないか。来週も楽しみ。
その帰りに横浜市中央図書館に寄って借りてた本を返そうと思ったが、センターのある弘明寺にも南図書館があることが分かったのでそちらに行ってみた。弘明寺公園の中にあるのだが、坂の下の方から行ったら公園一周のウォーキングになってしまった。展望台があって、バカップルがいちゃいちゃしてるんじゃないかと思いながら登っていったらやっぱりいた。
英語も満足に使えない身としては、独語も学ばれるなんて驚嘆です。 <br>かつて越南系米国人技術者に「Language is just a tool」と言われましたが <br>その段階を越えたら、言語ってまさに文化であり思想ですよね。 <br>聖は別として、そういう発想を私も発送しておこうと思います。w
クラスにはドイツに住んでた人やら統一間もなく国内ほぼすべて訪問した人とかいて、道のり遠いなあと。なんか他にもドイツ語で第九を歌う、みたいな授業もあるみたいでちょっと興味ある。誤字直した。
実は第二外国語は独語だったのですが、第九を丸暗記して書けば単位くれる先生でした。w <br>単語や文法はまったく身につきませんでしたが、第九は今でも覚えてます。(^^; <br>その国の文化に触れられると、楽しいですよね。
そういう先生って今も存在してるんだろうか。俺の大学時代の統計学の先生は応援団の顧問で、寮歌の歌詞書けば通してくれたよ。俺はそっちを覚える努力はしなかったけど、その先生の講義の内容も「コウノトリの巣の数と出生率に相関があってもナンセンス」とかいう雑談くらいしか覚えてなくて、統計学は会社入ってからの独学です。