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2015-10-01 [長年日記]
_ [漫画][カムバック!マイ中二時代] 「木枯らし泣いた朝」河あきら、集英社マーガレットコミックス、1974。
生まれて初めて買った少女マンガのコミックス。当然その昔買ったものは紛失していたので、マーケットプレイスで購入。なんか、当時のなつかしさとストーリーの哀しさが相乗効果を生んで涙ぐみながらラム肉炒めたの食べてた。ちなみに最近、家にラム肉があると俺はご満悦。収録作はほかに、実の母を求めて少女が能登を訪ねる「さすらいジーンズ」、姉の結婚話を背景にやんちゃな少女が暴れまわる「つむじ風の日記」、石ノ森章太郎に大きな影響を受けた作者の初期のSF「ありがとうエス」。「ありがとうエス」は、読んだ当時はわりと良くあるアンドロイドものと思っていたが、技術的特異点をま近に控えた昨今読み返すと、なかなか感じ入るものがある。この本買った当時は俺は中学生で、どこかから転校してきて短い期間でまたどこかに行ってしまった転校生の女の子のことを思い出す。表情に乏しかったが、きれいな子だった。クールな外見と無口で物静かなしぐさがアンドロイド・エスのようだ、と思ったのだった。俺もだいぶ色気づいたころで、ふとした時にその転校生が入浴している姿を想像したら、実際に見たわけでもないのにそのイメージが頭から離れない。さすがに今では顔立ちの記憶はおぼろげだが、忘れられない。
2015-10-02 [長年日記]
_ ヨガやってきた。着くの遅れてスタートギリギリ。帰り道、川沿いにうんと遠回りして帰ってこようと思ったが、歩いてるうちに眠くなってしまったのでちょっとだけ遠回りして帰ってきた。河原にはたくさんの虫の声。虫の声を愛でるのは日本人だけだ、と誰かが行っていたが本当なのか?テリー先生に聞いてみるかな。
2015-10-03 [長年日記]
_ そういうわけで英会話に行き、テリー先生(仮名)に、虫の鳴き声の話をした。テリー先生自身は虫が鳴いてるのを聞くと眠れない、水漏れの音と同様だと言ってたが、必ずしも外国人全てがそういうわけではなかろうと言ってた。そのあと生物に関連した話が続き、蟻がキノコを栽培する話とかするうち、テリー先生は、ある種の菌類は蟻の脳に寄生して蟻をコントロールする、という話を始めた。俺は「プライアン・オールディスのSF小説みたいだ」と言ったが先生はSF小説にはあまり興味は無いようだった。『地球の長い午後』(原題は'Hothouse'、調べずに行ったので先生には言えなかったが)には、人間の頭に取り憑いてやがて脳の一部のようになってしまうアミガサタケという生物が出てくる。それから、恐るべき話だが、猫は体の中にある種の寄生生物を宿しており、それが人間に感染した場合はその人は猫好きとなる、ということを言い出した。調べてみると、その寄生生物はトキソプラズマと言う。しょこたんも漱石も俺も、みんなトキソプラズマ感染症の疑いがある。特に、突然猫を可愛がりだし、一方怒りっぽくて外見的魅力に欠けるようになった男は要注意である。トキソプラズマの交配は猫の体内でのみ行われるらしく、猫は猫好き人間を増やすために今日もトキソプラズマをばらまいているのだろう。
2015-10-04 [長年日記]
_ メスティンで炊飯。
_ やはり慣れてるから一発で成功する。加熱には例のミニクッカーAC100Vを使った。メスティンはおおむね密封状態になるので吹きこぼれが心配だったが、1合炊きならほとんど問題にはならない。水に一晩つけたものを30分加熱して5分くらい蒸らして完成。、外出先用に無洗米の玄米を入手すればOKだ。ちなみに今まではお米の保管はプラの米びつを使ってたが、蛾が卵を産み付けるので閉口してた。今は、日常的に飲んでる野菜ジュースのペットボトルが空になると洗って乾かして、使い捨てカイロの小さいのを放り込んでからじょうごを使って詰め込んでキャップ閉じる。カイロを入れるのは、これから寒くなってお米サンがかわいそうだからだ。ほんとは脱酸素剤としてつかってるの。入れるのはちょっと手間だけど取り出すのは問題無し。
2015-10-05 [長年日記]
_ 帰宅途中に川崎図書館で予約していた本を取りに行った。日経サイエンスの2003年のバックナンバー。特集は再生医療で、それも当時どのように書かれていたかを読むのは興味深いのだが、それよりも、この雑誌のこの巻には、脳を支配する寄生虫の記事がある。ざっと読んだところ、トキソプラズマが人間を猫に好意的な行動に誘導するということは書かれてはいないが、そのような寄生虫がいて人の行動を支配することは考えられる、というたとえ話が書かれていた。トキソプラズマを使って人間を操る猫、という話の出典はどこだろうか?それにしてもこの話は魅力的だ、と思う。本邦の化け猫の話にも通じるし、コードウェイナー・スミスの「人類補完計画機構」にたびたび登場する猫由来の人間であるク・メル(宇宙最高のGirly−girl、すなわち娼婦)が何故に魅力的であるのか、そしてまた一般の猫もまたなぜに人間を魅了し続けるのか、その理由が腑に落ちた感じだ。恋の病と言っても良い。それが恋の謎を解く鍵なのかもしれない。恋の病は寄生虫による感染症であり、興奮の中で唇をむさぼりあうのはパラサイトを交換し合うためだったのである。そのようにして人はパラサイトの乗り物に過ぎない存在なのである。それは’運転者の存在に気づかない自動車’(たぶん大抵の自動車は今のところそうであろう)のようなもので、自動車はもしかしたら自分がそう動きたいから動いていると思い込んでいるのかもしれないのである。人もまた遺伝子や寄生生物の乗り物であり、内分泌が手綱の役目を務めている。
_ 人間もまた内分泌に支配されて体調や感情を操られている、という考えは、たとえばアロマテラピーを学ぶ人にはわかりやすいかもしれない。人の行動も感情も病理も、化学物質にコントロールされるのである。ところで、季節がら水仕事が辛くなってきた。水が冷たいのではなく、指先が荒れるのだ。あかぎれやささくれだらけの指は俺のようなジゴロ(w)にはふさわしくないのである。なので今年もカモミールと蜜蠟とホホバオイルでハンドクリームを作る。その材料を購入した店はおそらくもと漢方薬局で時代に合わせて華麗に転身しようとしているのだろう。単発でアロマの講習などもしてくれるようなので、検定を受けようとする人には嬉しいかもしれない。いろいろ相談できそうな感じだったのでブレンドの仕方とか相談してみようかと思う。とりあえずコーラの匂いのするブレンドとか作ってみたい。
_ 川崎図書館ってCDも貸し出してるんだな。というわけで、自腹で買いそうもないものを3つ借りてきた。
_ ゴッホより普通にラッセンが好きー!(永野)
この人リアルにラッセンに会ってたwもう好き好き。
_ うにゃ [好き好き〜!]
2015-10-06 [長年日記]
_ 愛用のBlueToothヘッドホンが見当たらない。なくしたような気がする。エレコムの安いやつとりあえず買ってみる。
_ ノーベル医学賞。昨今寄生虫のことが何かと話題になるというシンクロニシティ。
_ 水木しげる漫画全集第一期第二期連続予約購読特典は今輸送中。それぞれ別のところで購入したのでちゃんともらえるか心配だった。何が来るんだったっけ。
_ 昭和天皇実録3・4、すでに発売中だった。1・2も読んではいないが、注文した。
2015-10-07 [長年日記]
_ ロボホンは本当にこんな動きをするのだろうか。ヒトとAIの未来はもう完全に現実が空想をうわまわっている。
_ 特典届いた。
紀伊国屋、仕事速いな!
_ けい [ でも、こいつ(ロボホン)を胸ポケットに入れてるのは強引過ぎる。危ないお兄さんが胸ポケットのお人形さんとぶつぶつお話..]
2015-10-08 [長年日記]
_ [漫画] 『鉄風 8(最終巻)』太田モアレ、講談社、2015.
無事最終巻が出て良かった。俺はゆず子が再起不能なくらい悲惨にやられてしまうんじゃないかと想像してたが、結果真逆だった。夏央がなぜ「全力を出し切って結果に届かない それで人目も気にせずわんわん大泣きする」ことを望んでいたのか、ちゃんと描いてくれてて良かった。面白かった。
_ エレコムのBLUETOOTHヘッドホンは安くてそこそこの音質なので良かった。サポーターがついてなくて外れやすかったがイアパッド買い替えてそれも解決の見込み。iPhone本体を触らずにコントロールできるのが何しろ良い。ああ良い…。
2015-10-10 [長年日記]
_ 乾燥の激しい季節になってきて水仕事が辛い。なので昨年同様ハンドクリームを自作。
・ホホバオイル25ml
・ミツロウ5g
・カモミール精油10-20滴←たぶん多い
オイルとミツロウをビーカーに入れ湯煎で溶かして溶けたらクリーム容器に注ぎ、少し冷えてただし固まらないうちに精油をポタポタ落としてマドラーで混ぜて冷やす。これだけ。15分くらいでできる。ビーカーは熱いので軍手で持つ。マドラーは木の使い捨てのが家に山ほどあったのでそれを使用した。材料費は結構かかる。一番高いのはカモミール。だが、確実かつ速攻で肌荒れに効く。
2015-10-11 [長年日記]
_ ちょっと飼育を始めるのには遅かったかな、という気もするが、マツムシを昨日入手。オストメス。キュウリやナスを串に刺して餌に与えているがまだ食べた形跡がない。まだ鳴き声も聞いていない。緊張してるのかな。英会話のテリー先生に話すと、コオロギの類は暗がりが好きだからシェルターを作ってやると良いと言う。トイレットペーパーの芯とか使うと捗る、と言われたが、うちはコアレスだと返すとしばし考えて、段ボールを細工するが良いという。その通りにした。飼育箱の中がちょっと秘密基地みたいになる。マツムシになった俺を想像してみる。マシスンが『縮みゆく人間』を書いた時もきっとそんな想像をしたんだろう、と思う。
名前を考えなくては。マッサンと(嫌われ)マツコ。決まった。
_ [食べ物・飲み物] 冷凍果実。
どんなアイス菓子も糖分の塊だしフルーツ味の奴は果糖ぶどう糖液糖を使ってるのが気持ち悪い。なので、くだものをそのまま凍らせて食べることを試みている。おっかなびっくりやってるが、今のところ、りんご・みかん・パイナップル・いちじくは大丈夫だ。やはりパイナップルとみかんは安定感があった。リンゴは冷凍した方が甘くなるという人もいるがそうは思えない。体温から離れるほど味を感じにくいわけで。まてよ、一度凍らせてから常温に戻すと甘いのかもな。だがそれは俺の欲する物ではない。凍ったまま食べられるのが良い。なので、凍らせる前に食べやすい大きさ・厚さに切っといて、保冷袋に重ならないように入れて凍らせるのが良い。果物ではないが、湯がいて刻んだ油揚げを凍らせておくとみそ汁の具に大変良いことを知った。あぶらげの味噌汁が好きだ。
_ [特撮] 「手裏剣戦隊ニンニンジャー」
今日の八雲くん、鬼畜だった。そしてノリノリでロミオとジュリエットやってた。
八雲「今度生まれてくるときは忍びに惚れるな」
スズメバチ「忍びに惚れたんやない。惚れた男が忍びやったんや」
これ何のパロディなんだっけ。まあすぐわかったけどさ。覚悟しいや、とか言ってるし。「蜂の一刺し」も一世を風靡した言葉。
_ [特撮] 「仮面ライダーゴースト」
先週始まった。竹中直人www ゴーストは過去に死んだ人間の魂を召還?して戦うようだ。まずは宮本武蔵。今回はトーマス・エジソン。これでは「地上最強の男 竜」ではないか。きっとそのうちブルース・リーが出てくるぞ。しかし、これまでに死んだ人間の数を概算すると6000億人弱のようだ。この約6000億のリソースをまるまる使える仮面ライダーと言うのは最強と言えるかもしれないのだが、その仮面ライダー自身はすでに死んでる、というシリーズ中最も切ない仮面ライダーなわけ。お寺や坊主が出てくるのもシリーズ上稀有な設定で、なんか妖怪ブームにのっかろうとしてすごく変なところに行ってしまってる感が漂ってる。期待できる。
_ 昨晩のガッキーのドラマ良かった。というかガッキーの仕草がいちいち可愛かった。変な髪。掟上今日子の備忘録。西尾維新だって。消せるボールペンは摩擦熱で消えるから…ふうん、やってみようかな。
_ マツムシが鳴き始めた。
だいぶ遠慮がちに「チチチチ…チチチチ…」と鳴いている。メスにモーションを掛けているように思える。
_ ジムでヨガやってからのんびりウォーキング。朝のうち雨で湿度が高かったせいか気温はあまり低く感じない。新横浜から東神奈川に向かっていき、最近時々行くセラ・ラというインドレストランでタンドリーチキン2P、シークカバブ2本、サグマトン辛さ8(10が最高)、ラッシー。これがいつものメニュー。ナンもライスもつけない。どこのインドレストランに行ってもほぼこのメニュー。さすがに顔を覚えられた。仲良くなったらタンドリーで調理するところ見学させてもらうかな。そのあとさらに遠回りして遅く帰宅。
2015-10-12 [長年日記]
_ 天気良かった。横浜からみなとみらいのあたりをのたのた歩く。カモシカスポーツでトレッキングパンツを購入。カモシカバッグ持っていかなかった(どこにあるかもよくわからず)ので5%オフにならず。久しぶりに海のそば歩いた。また三浦半島行ってみよっかな、そのうち。そのうちとか言っててもきっと冬だな。
2015-10-13 [長年日記]
_ ショック!二葉百合子と二葉あき子を混同してた。「フランチェスカの鐘」のダミアのシャンソンを思わせるような深刻さから一転、浪曲風の「岸壁の母」をヒットさせるという華麗な転身を遂げた人と思っていた…。川崎図書館でCD借りてジャケット見ると全然違う。まあそうだよなあ。
ああ あの人と別れた夜は
ただ何となく 面倒くさくて
左様ならバイバイ 言っただけなのに
フランチェスカの 鐘の音が
チンカラカンと 鳴り渡りゃ
胸は切ない 涙がこぼれる
なぜか知れない この悲しみよ
[フン…何でもないわあんな人、好きじゃなかったんだもの、修道院へ入るなんてバカねえ、あの人、だけどなんだって、この胸がこんなに、やっぱりあの人を、そんな事ないわ、そんな事、ハハ、ハ、、」
作詞:菊田一夫。「イヨマンテの夜」もこの人だ。劇的な歌詞。実際曲がヒットして映画化された。フランチェスカは修道院の名前らしいが、実は語感の良さでわりと適当に採用されたようだ。たぶんイヨマンテもそうだと思うよ。
2015-10-14 [長年日記]
_ ノーム・チョムスキーと言う人の言語学のことが気になり始めている。さまざまなやりかたで人は言葉を作り、発達させ、そして使っているが、その多様性の中に普遍的な特性があるとするとどうか。そして、そういう枠組みが言葉に限らず、ヒトの感覚と表現に関して共通にあるなら、雑音だらけのデジタル画像からもヒトならばこう見える、というようなストーリーが見えてくるのではあるまいか。
ところでチョムスキーは当代随一の論客であると言われているが、彼は技術的特異点の訪れには懐疑的であるようで、そこにも興味がある。
_ そうそう、冷凍果実だが、梨もいける。幸水はちょっと水っぽい感じもあるが、そこを含めて結構いける。次はラ・フランスを凍らせてみる。期待している。
2015-10-15 [長年日記]
_ ラフランス凍らせた奴昨夜食べてみたが、くし型に切ったのが良くなかったかもしれない。固い。冷えすぎてて味よくわからず。まあたぶん旨かったんだと思うんだが、冷たくてよくわからない。
_ 最近岡村靖幸が好き。プライベートの生活が幾分荒れてた頃に、都内某所で夜中に掛かっていた有線で聞いた「カルアミルク」がずっと耳に残っていて、それが岡村ちゃんの曲だということを認識したのは割と最近のこと。youtubeには多くの動画がアップされている。「ぶーしゃかLOOP」が面白いな。座りの悪い日本語の歌詞を無理やり曲に押し込んでるのもなんだか心地良い。いや正直この人のことはどんなふうに語ればいいのかほとんどわからない。良い。ダンス上手い。ぶーしゃからかぶー。たぶん23歳。ああ良い。才能に嫉妬する。良い。
2015-10-16 [長年日記]
_ 岡村ちゃん続き。カルアミルクのライブ映像。スーパーファミコンのファイナルファンタジーやドラゴンクエストや女神伝説(女神転生?)よりいい曲を作りたいって。相当入れ込んでたんだなあ。たぶん俺もそうだっと思う。
2015-10-17 [長年日記]
_ 昨夜は驟雨に濡れた。秋雨の冷たさを味わいつつ、道を歩きながらまたしてもトキソプラズマの事を考えていた。シートン動物記はジュブナイルでしか読んだことが無いのでいつか読破したいと思っているが、俺の好きな話に「豹の愛情 The Leopard Lover」というのがある。いつの戦争の頃の話か、仲間にはぐれたフランス兵が雌豹とともに暮らすようになる。雌豹と言ってもビッチの事を比喩的に言ってるのではなくて本当の雌豹。兵士は彼女のことをミニョーヌと呼ぶ。それは彼のかつての恋人の名だった。兵士の仲間が救出に来て彼らの関係にも終わりが来る。ミニョーヌは彼を行かせまいとするのだが彼はミニョーヌを撃ち殺し仲間のもとに帰る。
雌豹が兵士への警戒を解くためには兵士もまた雌豹への警戒心を解く必要があるだろう。兵士の感情を操ったものは、雌豹のセクシャルなイメージとかつての恋人のそれのマッチングであったかもしれないが、あるいはまた、雌豹に宿っていたトキソプラズマに兵士が感染したためであったのかもしれない、と思うのである。トキソプラズマは恋愛感情を媒介する。恋愛、特にクレージー・ラブはトキソプラズマ感染症である。この仮説で説明すると都合のいいケースは存外多いのではないかと思う。
_ 英会話行って帰宅。今日はそれ以外予定ないのでだらりと過ごす。くだんの「シートン動物記」だが、そういうシリーズとして認識されているのは日本独自のことのようだ。少なくともテリー先生はシートンの事は知らなかった。シートンはイギリス人。「豹の愛情」の話はナポレオンの頃が舞台となっているようだ。シートンの事をテリー先生と話してたら、動物にも知能があって道具を使うのはヒトやサルに限らない、カラスも棒のようなものを咥えて自動販売機の下を漁ることがある、とか言っていた。カラス賢い。タコも賢いと言ってた。それは聞いたことがある。賢さにもいろいろあるということだし、脳の容量が賢さと必ずしも相関がある訳じゃないのだ。さもなければ、あの愚かな人間たちの頭蓋骨を満たしているのはごみクズかなにかなのだろう。
2015-10-18 [長年日記]
_ 朝、父の人から使っているタブレットがブラックアウトしたと電話。父の人の生活もかなりネットに依存しているので不便になってしまう。さしあたりはサポートを受けて、対応遅くなるようならおれの持っている同形の機種を差し出すことにした。メーカー保証期間ギリギリだ。
_ ポッカサッポロのまるごとレモンとかまるごとプルーンというのが大変良い。ハンディスマートボトルというのが最高に液切れが良いので容器欲しさに何度か購入した。これにハチミツ入れると快適。ペ●とかの業務用ローションなんかもこういう容器にしたらいいとぞ思ふ。
_ 久しぶりに「スミルノフ高等数学教程」を引っ張り出して、コーシーの収束判定条件のところを復習してみた。「010222」と「?」と鉛筆で書きつけてあったから、2001年に紐解いた時には理解できなかったようだ。その頃の自分より今の自分の脳力が向上したはずはないが、この短い節に書いていることが今日は何とか理解できたように思う。ざっと1時間半ほどかかった。もしかすると「理解した」と納得するためのハードルが14年前に比べてかなり下がっているということかもしれないが、当時理解できなかった挿図のグラフは今日はどういう意味か理解できたと思う。だがそのために1時間半かかるのである。2001年から数えると14年と半年かかると言っても良いかもしれない。まず何が書いてあったかを思い出すあたりから始まるから、もしもこういう学習を再開して習慣となるなら、1時間半を15分くらいまで縮められるかもしれない。それにしても、こういう理解を自分のものとすることには驚くほど時間が掛かる。15分あれば、筋トレのメニューが2つくらいは(マシンが空いていれば)こなせるだろう。そして、コーシーの収束判定条件を理解することよりも強い達成感を得ることができるはずだ。それすらしなくても、理解していなくても理解したことにするテクニックがあったり、代わりに理解してくれる誰かがいるのなら、それでもいいのかもしれない。そのことに違いを見出せないなら、それで十分だ。俺のしていることには全く意味がないことになる。本当に実力がついているのかどうかは、身ぐるみはがされて素っ裸になった時にしかわからない。むしろそういう時に実力を発揮することができないことも多いだろう。結局実力があることと無いことには大して違いは無いのだ。人間と、人間そっくりな哲学的ゾンビに結局実質的な違いが見いだせないように。つまり、実力をつけようという努力は、結局のところ自己満足であり趣味であり暇つぶしであり奇特な趣味と違いは無い。それを選ぶかどうかは真実美意識だけの問題ということになるだろう。
2015-10-19 [長年日記]
_ キッチンのテーブルに食事に使わないものが山ほど積み重なっていていろんなものが落ちる。さすがにこれは駄目だと思ってちょっと片づけに入る。ろくに仕事もしてないのに一日が短く感じてしまうのは何なんだろうか。我が家のエントロピーは増大するばかり。やがて熱死を迎えるのだろうが、ささやかに戦ってみる。マツムシ鳴かない。もう鳴かないんだろうか。天道(カブトムシ)は相変わらず昆虫ゼリーに突っ伏してムシャムシャ音を立てて食っている。突っ伏してる姿を見ると「伝染るんです」の斉藤さんにしか見えない。
早く寝て早く起きなくちゃと思うが、今週末の英会話の宿題に3分間プレゼンと言うのがあるので何話そうかと思案中。どうせならばiPad使ってビジュアルなプレゼンにしたい。英会話でありながら、日本文化にも少し触れたいと思う。きっと秘蔵の「日本語大辞典」が役に立つだろう。そして、大して役に立たないお遊びだからこそきっかり3分で起承転結を守りたい。何でもいい。こだわりたい。何もかもうまくいかないときは特に。もちろんしないで済ますための口実もいくらでもあることは否定しない。炊いた飯冷蔵するの忘れてた。
2015-10-20 [長年日記]
_ 今日はコッヘルで炊いてみた。
チタンマグちょうど一杯を容量その110%くらいの水につけておいて、チタンコッヘルで炊いてみた。吹きこぼれを覚悟してたが、さほどではなく、しかもどうやら底の方にお焦げができているようだ。明日の朝はこれを食す。もう飯炊きは完璧。
マツムシの雌がお亡くなりになってた。卵産んでくれたかなあ。オスと、カブトの天道は元気なようだ。
_ うちの大学(放送大学)でちょっと変な事件が起こった。試験問題の導入部に政権批判にあたる表現があったの無かったの。なんか疲れるわ。試験の設問として不適切と言うよりも、そんな狭いとこに主張を埋め込むしかなかったこの教師の力無さを哀れとぞ思う。
2015-10-22 [長年日記]
_ 辛い状況になるとピーピーとわめき始めて、集団のレベルを自分の在るいと低き境地に貶めんとする者。彼は人に非ず人を装ったオークの類である。気をつけよ。うっかりしていると我もオークの仲間入りだ。オークの生活様式は人に感染する。それが大きな問題だ。ヒトがヒトであるためにヒトの社会にあっては孤立していなくてはならないという絶望的な世界。本当の人間はランタンを灯してもおそらくは見つかるまい。
_ そろそろ来年のカレンダーが目につく季節。今日書店で見かけたのは昭和の女優カレンダーで、1月が原節子、12月が美空ひばりちゃん。
俺は不満だ。なぜ全月原節子で作らないのか。オードリー・ヘップバーンカレンダーは未だに毎年作られている。なぜ原節子のは無いのか。おこだよ!←死語だな…
2015-10-24 [長年日記]
_ デスクに向かうも起きていられず午前中ずっとパソコンの前で寝てしまい、結局英会話休む。まあそのあと持ち直したがずっと熱っぽい。夜、常夜鍋。久しぶり。奮発して霧島黒豚でやったが口に合わない。普通の安手の国産豚で十分な感じ。これからは太平洋の向こうから安い豚がたくさん入ってくるのかな。たぶんあまり気にしないで食べてしまうのだと思う。ニュージーランドから安いラム肉が来るようになると嬉しいかもしれない。対象品目だったかどうか記憶が無い。道産品が負けると困る。
2015-10-25 [長年日記]
_ だいぶ夜風が身に染みる季節になってきた。今日は特に風が強い。すでにこがらし1号は吹いていた。夕方ゆったりとヨガ。力学の勉強する時間が取れないままもう寝る時間だ。
2015-10-27 [長年日記]
_ [読書] 『神経回路と自己組織化』福島邦彦、共立、1979.
福島邦彦さんと言う方は、神経の働きをまねて、(ネオ)コグニトロンと言う認知のモデルを作られた方である。この本にはネオコグニトロンでなくコグニトロンが書かれている。序論としてニューロンの説明のところを読み、さらにニューロンの絵なんか自分で描いてみた。こんなの描いたのすごく久し振りだ。少年の頃、50歳を過ぎた自分がこんな風にその頃の自分と同じように本を読んで勉強しているとはあまり想像していなかったが、では逆に一家の主となって不細工な妻(もしいたとすればきっとそうだったであろう)や小憎らしい糞餓鬼(子供は押しなべて小憎らしい糞餓鬼以外の者ではありえない。天使…?フッ)を養っている姿を想像していたかと言えばそういうこともなかったはずで、やはりどちらかと言えば今の自分は子供の頃に想っていた”成りたい自分”に結構近いんだろうと思う。頭頂部がこれほどまでに薄くなっているという事実から目を逸らせば、ということだが。もちろん。そういうわけで、ミトコンドリアの絵なんて描いたの何年振りだろう?????
_ 大急ぎで付け加えなくては。アマニ油は女性ホルモンと似た働きをするらしく、だからなのだろう、抜け毛対策に役立つらしい。熱してはならない。ドレッシングみたいに使えばいいのだろう。
2015-10-28 [長年日記]
_ アマニ油ひと匙啜ってみた。にがい。苦いけど彼が飲んで欲しいって言うから、あたし飲んじゃったんです。(宇能鴻一郎風)
_ そんなことより、先々週あたりに熊倉一雄さんがお亡くなりになっていた。トラヒゲよ、さらば。。。
2015-10-29 [長年日記]
_ 先週風邪でやらなかった英会話の宿題の仕込みをやっと始めた。いろいろ話したい内容をとりあえず書き留めて、バサッと切り詰めてみたりして。まとまってきた感じがする。この手の宿題はどうしても手をかけてしまうので毎週出されるとちょっとできない。
2015-10-30 [長年日記]
_ 昨日の続きをちょいちょい考えつつ夕食とってるうちにヨガクラスの時間になる。なんだか今日はバランスが悪かった。ストーリー手直し。大体良いかな。英訳明日になってしまった。
2015-10-31 [長年日記]
_ 気が向けばそのうちアップするが、一応英語の3分間?プレゼン終了。今日はなんかいつもより街中にゾンビがたくさんいてうざい。そういえば昨夜のジムにも魔女っ子インストラクター(男)がいたっけ。ヨガクラスは地味にやってたが。
_ きだ [トキソプラズマ、思わずWikipediaでも調べちゃいましたよ。 「世界人口の3分の1が感染していると推測されてい..]
_ けい [俺自分は完全にホストだと思うよ。年々女性に嫌われるような性格になってるし嫉妬深くなるし。こんな話を知ると、行動を起こ..]