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2016-04-10 [長年日記]
_ 日付変わりニコフ。魔窟からLoveの”Treatise of the Mathematical Theory of Elasticity 4th Ed."(Dover, 1944)が見つかってI'm grad.一方絶対に持っているはずのランダウの量子力学の英語版ハードカバーが見つからずI'm so sad.まあこっちは現在無料で全文ダウンロードできる。 ファインマン物理学も。 意欲のある人にとっては本当にいい時代になっている。こういうのがレガシーなんだな。おっと書き忘れた。全部英語版だ。
_ [放送大学] 認知神経科学
正式には受講してないけど役に立つんじゃないかと思って自主的に受講してる。今回はマガーク効果と言うのが出て来て、人は話し言葉を理解するのにかなり視覚にも頼ってるという話。gaという発音をしている映像にアフレコでbaと言う音声をかぶせると、視聴者にはどのように聞こえるか。なんとdaと聞こえるのだそうだ。ホントか?理由は、daはgaとbaの間(音声学的に)だからなんだそうだ。ホントなのか??
_ [テレビ] 精霊の守り人のナゾをとけ!
第1回放映の直前に放映された特番の録画があったので見てるとこ。人物デザイン(拓植伊佐夫)のところ興味深い。架空の世界を可視化するアプローチは文化的なところから始めたという。この作品は2007年にプロダクションI.G.でアニメーションを製作されており、やはりNHKで放映されている。この時にも世界観を作るアプローチが当然あったはずで、神山健治監督はじめアニメスタッフはどのようにその世界を可視化していったのだろう。その辺に関連して日記に何か書いてないかなと思って検索してみたら、2007年に「あっちゃー、見逃した!」って書いてあった。役に立たねえなw 原作者:上橋菜穂子さんは文化人類学者と言う肩書もあり、アボリジニの研究をされてたとか。学者の人と言うのは学生と接してたり好奇心が強いせいか意外に若々しくて驚くことが時々あるが、文化人類学の人は拓けてないところを踏査する必要もあるせいかとりわけエネルギッシュな印象がある。バルサのキャラクターができるきっかけには燃えるバスから子供の手を引いて逃げる”おばちゃん”のイメージと「子連れ狼」とや。ちなみにこの特番のナレーターはアニメ版バルサの中の人・安藤麻吹であった。そういえばアニメ版はNHK BSの朝のアニメ枠でやってて、声の人もインタビューで出ててた記憶がある。そうそう、このころまだDVDレコーダーがこなれてなくて良く録画に失敗してたんだった。ちょっと前のことなのだがだいぶ使い勝手は良くなったな。容量オーバーして録画失敗と言うのはむしろ増えたけど。
_ [ラジオ] まいあさラジオ
未明にONしてうとうとしながら聞いてたら、いい具合に夢を見た。楠に付くダニの話がなんだか興味深かったのに目覚めたらあっさり忘れてた。たぶんこの後ストリーミングで聞けると思う。そのあとの著者に聞きたい本のツボではみうらじゅんの「ない仕事の作り方」。もちろんみうらじゅんさん出てきた。みうらさんは面白いことばかり言ってるのに聞き手の渡辺ひとみがほとんど笑いを交えないで話してるのが笑えた。「ゆるキャラ」とか「ない仕事」とか、みんな水と油の言葉をくっつけて作ってる。そして、「そこがいいんじゃない!」って言い切るしかないという話。俺もずいぶんこの言葉にはお世話になっているよ、最近。これもたぶん休み明けにストリーミング配信されるんだろうと思う。