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2016-08-02 [長年日記]
_ 警報が出るほどの雷雨。
_ 夜になり、雷のような音がまたし始めた。雷じゃない。花火大会のようだ。みなとみらいでやっている。
_ [テレビ][生きもの] ワイルドライフ#2ビッグキャット・サバンナに生きる
ファイルの情報を見ると2009年の録画になるもの。「BSハタチ、ドキドキ。」という懐かしいCMが入ってた。BSは1989年にスタートしたのだ。最初はまだアナログ放送だったようだ。そういえばなんとなく、地上波で昔やってた番組を流してたような記憶がある。さてワイルドライフ。当時は90分の番組だった。サブタイトルの「ビッグキャット」はヒョウ・ライオン・チーターのことを言っているのだが、この番組の主役は、東アフリカのサバンナ、特にセレンゲティに生えるC4植物と言っていい。これは、二酸化炭素の少ない環境で炭素4つからなる物質を生成する。高温乾燥の環境では気孔が閉じて二酸化炭素も摂取しにくくなるらしいが、C4植物はそこんとがうまくできているらしい。イネ科の植物で消化しにくいので、反芻ができたり盲腸・大腸の発達した草食動物がそれを摂取して大いに繁殖する。そしてそれを狩るのがビッグキャットたち。チーターの母親の子育てが念入り。狩りの後は子供たちを連れて10kmほどウォーキングして基礎体力づくりをする。そのうちバイソンの群れがいても自ら狩りをすることなく子供たちが自律的に行動するのを待ち、立派なハンターとなったとみるや子供たちから去っていく。親の鑑と言える。このような生命を育むサバンナは、大地溝帯ができた1000万年前頃生まれた。それによってできた高地が西からの気流の水分を遮ることで密林が衰退してできたものだそうだ。セレンゲティ=果てしなく広がる草原(マサイ語)だそうだ。こないだまで見てた「水曜どうでしょう」のはじめてのアフリカとなぜか内容がつながった。東側で草原が誕生し、そこに人類の祖先も二足歩行で適応したためにそのあたりが人類誕生の地となったという。この説を「イーストサイド・ストーリー」とも呼ぶそうだ。俺が思いついたおやじギャグではないぞ。