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2016-08-01 [長年日記]
_ 蒸し暑い日。午後に雷雨。夜、いつものヨガ。今日やったわけではないのだが、ここのところ筋トレサボってデブ活に専念していたせいで鋤のポーズやるとキツい。ズボンもキツい。まめに体重計って現状を把握するところからやり直すしかない。いかに目を覆いたくなるような不都合な真実であっても認めなくては。。。
2016-08-02 [長年日記]
_ 警報が出るほどの雷雨。
_ 夜になり、雷のような音がまたし始めた。雷じゃない。花火大会のようだ。みなとみらいでやっている。
_ [テレビ][生きもの] ワイルドライフ#2ビッグキャット・サバンナに生きる
ファイルの情報を見ると2009年の録画になるもの。「BSハタチ、ドキドキ。」という懐かしいCMが入ってた。BSは1989年にスタートしたのだ。最初はまだアナログ放送だったようだ。そういえばなんとなく、地上波で昔やってた番組を流してたような記憶がある。さてワイルドライフ。当時は90分の番組だった。サブタイトルの「ビッグキャット」はヒョウ・ライオン・チーターのことを言っているのだが、この番組の主役は、東アフリカのサバンナ、特にセレンゲティに生えるC4植物と言っていい。これは、二酸化炭素の少ない環境で炭素4つからなる物質を生成する。高温乾燥の環境では気孔が閉じて二酸化炭素も摂取しにくくなるらしいが、C4植物はそこんとがうまくできているらしい。イネ科の植物で消化しにくいので、反芻ができたり盲腸・大腸の発達した草食動物がそれを摂取して大いに繁殖する。そしてそれを狩るのがビッグキャットたち。チーターの母親の子育てが念入り。狩りの後は子供たちを連れて10kmほどウォーキングして基礎体力づくりをする。そのうちバイソンの群れがいても自ら狩りをすることなく子供たちが自律的に行動するのを待ち、立派なハンターとなったとみるや子供たちから去っていく。親の鑑と言える。このような生命を育むサバンナは、大地溝帯ができた1000万年前頃生まれた。それによってできた高地が西からの気流の水分を遮ることで密林が衰退してできたものだそうだ。セレンゲティ=果てしなく広がる草原(マサイ語)だそうだ。こないだまで見てた「水曜どうでしょう」のはじめてのアフリカとなぜか内容がつながった。東側で草原が誕生し、そこに人類の祖先も二足歩行で適応したためにそのあたりが人類誕生の地となったという。この説を「イーストサイド・ストーリー」とも呼ぶそうだ。俺が思いついたおやじギャグではないぞ。
2016-08-03 [長年日記]
_ 久し振りに民放のオカルト番組を見ているのは、ここに金田一温泉の宿が映ると知ったから。私がこの地を最後に訪れたのは2010年の早春のことだった。テレビで見る前にwebで調べて知ったのだが、座敷童の目撃譚の多いエンジュの間で有名な緑風荘は火災で一度全焼したのちに再建されたそうだ。ここにアニマル浜口の家族が訪ねてバカ騒ぎしてからエンジュの間(以前は2年先まで予約でいっぱいだったのが今は共用スペースとなったそうだ)をカメラで監視して、何でもないことを座敷わらしだ座敷わらしだと騒ぎ立てる。こんなくだらないオカルト番組がまだ健在だったとは。2010年の早春の旅は私にとってはセンチメンタル・ジャーニーだったのだが、福島から米沢に向かう米沢街道に向かう道を歩こうと思い始めた年だった。だが、その後東日本大震災が起こり、しばらく東北に向かうことができず、2012年の夏に被災地から離れた青森の旅を行き、その後米沢街道の旅が実現したのは2013年の5月のことだった。私情でしばらく旅は実家への帰省くらいになると思うが、私のこころは未だ旅人のそれである。
_ 本屋で見るたびにどんどん欲しくなって今日とうとう我慢できずに買ってしまった。「べーしっ君」。ゲーム雑誌ログインに連載されてたやつ。いやあ。つまんないだろうと思ってたら確かに。でもなんか好きだよ。ちなみに主人公のフルネームは「目森べーしっ」。”くん”をつけないと呼びにくいじゃんか。うすらのばぼーん!やばい。くせになるw 最近「なるたる」読み続けててちょっと暗くなってるからこういうの読んで寝るとバランスとれそう。そうだ、今日もう一冊買った本があった。婦人公論の6/14号。暮らしの手帳がマイブームになってる人は朝ドラの影響で結構いるんだろうけど、私の場合なんといっても婦人雑誌と言えば婦人公論。次が微笑。それはともかく今年のバックナンバーを買ったのはそこに小保方晴子と瀬戸内寂聴の対談があったから。いつ読み終わるか知れないが、「あの日」も一応入手してはいる。小保方氏の抗弁の真偽はともかく、歴史的な捏造事件を無視しておくわけにはいかないのだ。なんて言いながら「ピルトダウン」も積読だ…
2016-08-04 [長年日記]
_ 牛丼屋は分数の計算ができないらしく、ライスを通常の1/3にしてくれと言うと通常の半分出て来る。じゃあと言って1/4にしてくれと言っても半分、1/5にしてくれと言っても半分だ。飯を残したく無いから言ってるのだが、まるで、「じゃあ来るな」とか「残せば良い」とか言われてるような気になり傷つく。争いを避けるための「色をつける」文化と関係する問題だろう。多めに出しておけば怒る者はいないとタカをくくっているのだろう。だがそこに怒りを感じる者もいる。つまらんことだ。結局残した。豚の餌になってくれることを望む。
2016-08-05 [長年日記]
_ [音楽] ジャンボ、ヒポポタミー!
何のことかと言うと、アーサー・キットという昔の女性歌手(聞いて驚け、なんとオーソン・ウェルズに気に入られてミュージカルに抜擢されたというくらい古いのだ)の歌を聞いてるうちにこんな驚きの一曲が始まってしまったのだ。ジャンボはスワヒリ語のこんにちは(昔こういう名前のゾウがスーダンからフランスの動物園にやってきて、以来ジャンボは巨大を意味するようになったとか)、なのだろうけど、ヒポポタミーとは何事だw (hippopotamiはhippopotamus(カバ)の複数形である)。 ヒポポターミターミタミターミタがまるでミニマルミュージックのように繰り返される。歌詞はほとんどそれに尽きる。だから和訳するんなら「カバこんにちは〜カカカカーバカーバカバカーバカ♪」って歌ってるようなもんだ。インパクトにおいては「狼少年ケン」のボバンババンボンに引けを取らない。それにしてもこのアーサー・キットという歌手は底が知れない。日本では「証城寺の狸囃子」を翻案した”Sho-Jo-Ji”が有名かもしれない。こっちも凄いぞ。和訳するならこんな感じだろうか:
しょしょ証城寺 証城寺はタヌキ
いつも腹ペコ だから歌うよコイコイコイ
頭とお腹をさすって
なでなでランタンタン
マカロンにマカロニ ゼリービンズ ピンク・スプモーニ(←カクテルの一種。いきなりですねー)
コイコイコイコイコイコイ
コイしか言わね
しょしょ証城寺 証城寺はタヌキ
いつも腹ペコ だから歌うよコイコイコイ
いつも腹ペコとっても腹ペコ
だからコイコイコイ
マケルナマケルナ
オショサンニマケルナ
コイコイコイコイコイコイ
ミーナデーテーコイコイコイ
一応歌えるように訳に配慮してみた。英詞は本来の歌詞の意味をほとんど気にしてないな。スキヤキが長崎で出会った可愛い日本の女の子の名前になるのと同様だ。私はもうアーサー・キットの歌がインパクト在りすぎてもともとの日本語歌詞どんなんだったか忘れかけてる。アーサー・キットの歌い方がまたとてもアメリカン・イングリッシュとは思えない独特な発音でこれもインパクトの一因だ。ショショショジョジ ショジョジイズ ゥルァクン、と、思い切り巻き舌でrを発音する。証城寺は千葉県木更津にあって、まさに野口雨情による歌詞に書かれた伝説のあるお寺さん。
2016-08-06 [長年日記]
_ 幼虫で送ってもらったマツムシが今日やっと鳴いた。今日は暑かった。エアコン入れてもうちはキンキンには冷えない。ほぼ何もせずにyoutube流しっぱなしでPCの前でうとうとし続けていたのだった。
2016-08-07 [長年日記]
_ [特撮] 動物戦隊ジュウオウジャー
失った母の記憶を巨獣(だめだ、ついこの指が”kyonyuu”ってタイプしてしまう)ハンターの能力によって実体化され、その後それを破壊されるヤマトは、そのことによってかえって「覚えていればいつまでもつながっていられる」と言うことを自覚する。素晴らしい逆転の発想。
_ [特撮] 仮面ライダーゴースト
その一方仮面ライダーゴーストはもっと直接的にその”つながり”ということの価値を語ろうとしていた筈なのだが、結果的にはそれが”甘え”の推奨ででもあるかのように映ってしまっている。朝の同じ時間帯に比較的近い年代を対象にして作られているこの二つの番組の片方が希望に満ちたものと見えるのに他方は閉塞感がぬぐえない。この差は何だろうか。前者は考えるヒントを与えるにとどまっており後者は閉じた結論を提供しようとしているという姿勢の違いがある。それはとりもなおさず、それぞれの作品が、誰に向かってその作品を作っているのかに自覚的であるかどうかの違いでもあるように想われる。プレゼンテーションにせよ説明資料にせよ、通常はそれが誰を対象にして何をどこまで語るかのスコープをまず示すことが多い。その上で、与えられた枚数なり時間なりを守って行われる。こういう形式を逸脱してもなお魅力的なプレゼンテーションを行なうことは実に難しい。形式を軽視した挙句うまくプレゼンテーションのできないヒトは、なぜ名曲と呼ばれる音楽作品が形式に乗っ取って作られているのかを思ってみると良いのではないか。たぐいまれな天才であっても形式を無視して聴衆に訴える作品を作ることはできない。形式を逸脱してなお聴衆に訴える作品をつくることに幸い成功した場合であっても、その背景には形式への造詣が必ずあるはずだ。その点テレビ番組という表現手段は不利だ。必ずしも確立した形式が無いし、むしろそこからの逸脱こそが新味として歓迎される傾向もあるだろう。戦隊ヒーロー番組は40年と言う歴史の中でその”形式”を確立したと言っていい。その形式の中で、改めて何を崩すか、何を追加するか、そして何を語るか、あるいは過去の作品との関連を思いもよらない形で再提示してみるとか、そういった、制約は多くとも失敗することなく発展させるための下地ができている。仮面ライダーシリーズはその点でブレ続けながら今に至っている。仮面ライダーシリーズも戦隊ヒーローと同様の時代を過ごしてきているのだが、戦隊ヒーローほどに形式ができているわけではなく、ライダーと言いながらほとんどライドしないものも居れば、そもそもヒーローじゃないのもいる。今のライダーに至っては放映当初に死んでしまってたりして今生きてる状態なのかどうかも良くわからなっている。仮面ライダーと名付ければどんな形であっても仮面ライダーになるのであり、必ずしも人間でなくても良いし必ずしも生きていなくても良い。必ずしも正義の心を持っていなくても良いし人のために戦う必要もない。自らに特訓を課して成長する必要もない。子供が仮面ライダーを自称して遊んでいるときに誕生する仮面ライダーと、新しい企画で誕生する仮面ライダーは、それが仮面ライダーであるための条件においては変わらないのだ。番組において仮面ライダーと呼ばれながら視聴者には仮面ライダーとは認知されない仮面ライダーや、人間体のままで変身することなく、あるいは自ら行動を起こすことさえないのに仮面ライダーである仮面ライダーが出現しても可笑しくないのだ。仮面ライダーがシリーズとしてここまで来ていることや、映画などで歴代のライダーがコラボすることは実は奇跡のようなことだ。
今回のライダーについて。今日のあかり君はオレンジの服にオレンジの眼鏡のツルのコーデ。このコーディネートに気付いたのは先週あたりだったが、もっと前からのファッションコンセプトだったのだろうか?そしてラスト直前に驚きの御成・アラン様の合体。アラン様が完全にオナリ化してる。この番組こういうの得意だな。芸達者な俳優を集めている。
_ [テレビ] ももくろchan
アマゾンプライムナウ倉庫からももクログッズを注文したところへももクロメンバー(withoutかなこ)が直接配達する。有名人が直接配達、というアマゾンとのコラボ企画であるようだ。でもなんでBGMが「プロポーズ大作戦」のそれなのw プライムナウの倉庫が映されている。想像した通り、配送に都合が良いように分類されて保管されている。これを実現するには在庫管理システムのみならず潤沢な保管スペースも必要になる。それは詰め込むのに適しているというのではなく、探したり選んだり移動したり入れ替えたりするのに都合が良いように空間設計されているということだ。
プロポーズ大作戦のBGM使ってる理由はきっとこうだ:「見知らぬあなたと見知らぬあなたの仲を取り持つ」。そう思ってちゃんと調べたら、それは「パンチdeデート」のフレーズ。ちなみにプロポーズ大作戦のテーマは浪速のモーツァルト、キダ・タロー作。
2016-08-08 [長年日記]
_ 盆も近づいて、夜の風には秋の気配がある。日の出も次第に遅くなる。あれはあなたの好きな場所、あなたと二人で来た港が見える丘。船の汽笛むせび泣いてお船が遠く霞んでる。想いでの道丘の道。オフコースと平野愛子と加藤省吾を混ぜてみました。ヨガ行った。二の腕に足載せてそのまま足を伸ばす…の、の、伸ばすのか?全然できず。これでは江頭のポーズができない。練習しよう、も少し涼しくなったら。
2016-08-09 [長年日記]
_ 洗濯物干してさあ寝ようと寝床に向かうと、見覚えのある長い足が物陰に隠れるところを目撃。軍曹だ。最近見ないと思ったら寝床のテラフォーマーズを狩りに来てたのか。何て頼もしい。見ればやはりギクッとするけど。ぬこの人達、軍曹を狩ってはいけないよ。
2016-08-10 [長年日記]
_ 明日より盆休み。多変量解析をもう少しちゃっちゃと使えるようにしたいなと思ってるのだがほぼ札幌にいるのでせいぜい本に目を通す程度になってしまうだろう。行けば行ったでそれなりに用事はあるし。涼しいと良いな。台風が北上しつつあるのが不安と言えば不安。
2016-08-11 [長年日記]
_ 今日は山の日。けどそれよりも、朝のゴミ出しの要らない木曜日、ゆっくりと朝食摂ってコーヒー飲めるのがなんか嬉しい。今朝は思いのほか横浜も少し涼しい。まあ朝のうちだけだろうけど。北への出発は夜。
_ これからでかけにゃならんというときにマツムシ一匹脱走。見つけてる暇ないよ。知らぬ。アシダカ軍曹の餌食にでもなんでもなるがいいさ。
_ 逃亡者捕獲。良かった。午前中も良い声で鳴いてた。確かにチンチロリンと聞こえるが、「虫の声」で歌ってるように長く伸ばすような声ではない。チチリチ、と言った方が近い。
_ 札幌着いた。
なんて涼しいの。カレンダー上は平日だからか、それとも世間はもっと早く盆休みに入っているのか、ともかく交通機関は満席の飛行機除いて空いてる。なのに地下鉄に乗ると妙にうるさい。窓が開いてるからだ。信じられない。冷房が入っていなくて、そのままだと少し暑いということだろう。
_ うにゃ [涼しいんですか〜 今日はクラーク国際高校が甲子園で試合だよ。すごい名前の学校だよね]
2016-08-12 [長年日記]
_ 検査入院中の父の人に面会。特に異常なさげとわかるやアイス食し始めるというある種の頼もしさ。その後一人で恒例となったラーメン茂で食事。メニュー右から順に攻めてきたが今回、見ると「生ラーメン」。??さすがにわからず尋ねると、もやしの入ってないラーメンとのこと。もやしを嫌う人向けとのことで、ある意味かけラーメンといった風情。自分的にはこれはスキップして良いルールと判断して、その次にあった普通の味噌ラーメンを食す。さあ、次回からいよいよ全国的には未踏者の多いであろう斬新なメニューの数々が現れるであろう。と、食してる最中ふと目線を上げると、何やら見慣れない魚の干物がぶら下がっている。いや、我々はこの魚を知っている!それはエイリアンとも称される珍味ワラスボであった。ラーメンのスープに試してみたらしい。何と研究熱心なのだ!出来はそれなりに良かったらしいが、ワラスボは数が取れない(絶滅危惧種II類である)ので定常的なメニューとはならなかったとのこと。この店の膨大なメニューは、柔軟な発想とはどういうものなのかを私に教えてくれる得難いものだ。それを一つ一つ辿っていくことはその思考を辿る旅のようなもので、それもまた得難い体験と言えるだろう。
2016-08-13 [長年日記]
_ 街では盆踊りが始まっている。この喧騒な行事を確かに私は好まないのだが、それでもその喧騒に耐えればもう秋は近く、苦手な夏を何とか乗り切ったように感じる。北海道では甲高い女声で歌われる「子供盆踊り唄」が延々と繰り返されるのが特徴だ。
シャンコ シャンコシャンコ シャシャンがシャン
手拍子揃えてシャシャンがシャン
何度となく聞いているのにシャシャンがシャン、とは聞こえず子供の頃からずっとシャシャンコシャン、と聞こえている。はしゃぐ甥たちを見ながら今年は何となくこの喧騒も侘しげに響いている。もう、横浜にもどらなくてはならない。帰宅してすぐやることは、日曜朝の特撮の録画を見ることとなるだろう。今回、鈴木美潮さんの「ヒーロー達の戦いは報われたか」を持ってきて折々読み、残り1/3ほどになった。子供の世界から何か現実からは得られないものを得ようとする私の日曜の朝は半世紀前とあまり変わることが無い。「悟空の大冒険」や「アストロ超人ジャンボ」が「ジュウオウジヤー」や「仮面ライダーゴースト」に代わっただけのことだ。
2016-08-14 [長年日記]
_ さすがのタイムトラベラー・キムタクにもSMAPの解散を阻止することはできなかったようだ。きっとT・E・R・R・Aのハンニバル・フォーチュンとウェブリーが暗躍したのだろう。
_ うにゃ [ニュース速報まで出るくらいだもんね。すごいよね。ファンとしては寂しいけど、しょうがないね]
2016-08-15 [長年日記]
_ [放送大学] 科目登録
下期の科目登録はじまったので登録した。面接授業は三浦半島の地質を観察するやつと生物の科目ひとつづつ。放送授業はラテン語の追試がほぼ確定なので語学は取らず、Rを使ったデータ解析の講義と音楽史の講義を取ることにした。歴史の暗記は得意な方じゃないけど、音楽と組み合わせると覚えやすいのではないかと。ソナタ形式の成立とかそういうのを理解する下地にしたい。データ解析は、あまりにも多変量解析をバカにして生きてきた反省から。今日ちょっとだけ味見してみたのだが、因子分析はあまり数学的な理屈を教えてくれないので何がどうなってそういう結果になるのかが理解できない。わからずに使い始めるというのもあるレベルまではいいかと思うが、本来好きなやり方ではない。蒸し暑い世界に戻ってきたせいなのか、なんとなくイラついてる今日。
2016-08-16 [長年日記]
_ [物理学] 行列式計算できない。
試験勉強でしばらくサボってたクローニッヒ=ペニーのモデルで境界条件を満たすように係数を決めていく計算。4元連立方程式になるので、4×4行列の行列式の計算が必要になる。なのだが、6月くらいから何度も計算してるのに一度も同じ結果にならないのだ。今日は、先週やった計算と見比べてあるところまでは両者が一致するようになったのだが、どうもそのあとが良くないようだ。こんなに計算できなかったんだ、と思って自分が許せない。だがそれこそは増上慢と言うもので、おそらくこのような計算をできる知能も忍耐も持ち合わせていないというのが真実なのだ。これが現実と言うもので、口先で何言ってようと、ちゃんと計算ができない者は問題の解決できる能力はないということなのだ。いいや。また時間見つけて計算しなおそう。しかしそろそろ間違わずに済むための方法を考えた方が良いのではないのか。なんかすごく低レベルなことで悩んでるみたいで恥ずかしい。そういうことを書く自分は何者なのだ。
2016-08-19 [長年日記]
_ [放送大学] ラテン語、通った。
評価B。マークシートの試験にお情けがどれだけ含まれるかしれないが、追試は受けなくていいことになった。この成績に満足はしていないが、平日の時間を割いて試験を受けなくて良くなったのは正直助かる。まあいいきっかけになったと考えて、英語と同様学び続けたい。フランス語もだいぶ忘れたし、ドイツ語も依然興味は持ってる。夏の疲れか、少し意欲は失せているが、そういう時でも何とかやってればいつかは行列式だって解けるというものだ。やった人にしかわからないことを体験できることは幸せなことなのだ。そして今、やはりそういう地味なことをするのが自分には大事だと思っている。何に役立つとは相変わらず知れないし、一般的にはモラトリアムで迷走しまくってる人にしか見えないだろうな。そう指摘されたら返す言葉は無いよ。返す気力も無い。ただ、するのは勝手だから。
ちなみに社会学入門は丸にAの最高評価。多分満点だったと思う。まあこっちはこっちでそれに満足するべくものでは無いが。せっかくなのでこれまでの履修状況見てみると、1992年から始めて、卒業に必要な124単位のうち55単位取得してた。ずいぶん長く学生やってるな。まあ当分卒業はしない。
2016-08-21 [長年日記]
_ ほぼずっとNHK BSを見て過ごしてしまった。イギリスの庭、彦根城、「あてなよる」で腕を振るっている大原千鶴さん(この人面白い)、幻解超常ファイル(有名な二人の男に挟まれている小さな宇宙人の写真は、実は描かれた絵で、ドイツの新聞のエイプリル・フールのジョーク記事だった)…オリンピックは体操のGARAを途中まで見たくらい。今、録画してた黒木メイサのフラメンコ修行を見てる。キリっとした顔に緊張が見られて微笑ましい。舞踊を見るのは良い。上原多香子のベリーダンスと栗山千明のタンゴもつい先日見た。美人が困ったり落ち込んだり汗流してるの見るのっていい。なんかホッとする。意地が悪いだろうか?
”duende”とは、”場の感情”とでも言えば良いだろうか。バル(酒場)でフラメンコが始まるとそこにduendeが降りる。エキサイト辞書で訳すと騒霊になる。
_ ブレーカー落ちた。
何年ぶりだろ、主幹が落ちた。洗濯機の乾燥とオーブンとエアコン、録画機、PCなど動いていて、ちょうどNHK BSで真田丸を録画してる間に夕餉を支度して追いかけ再生で見ながら食べようと思っていたところ。途中録画が途切れたが深刻な事態にはならなかった模様。怖ろしいのでオーブン料理が終わるまで(これは後日の夕餉か昼の弁当の具になる予定)乾燥機動かすの止めた。まあ当初の予定通り真田丸見つつ夕食食べることができたので良かった。失われた10分弱の部分は20時からの総合での放送で確認する予定。
_ 恨み葛の葉。
マツムシの幼虫が送られてきたとき、葛の葉の乾燥したものが1枚同梱されていた。良くこれを食すのだそうだ。今は自分なりにくず野菜や焼き魚の骨などをエサとしてあげている。魚の骨は、動物性のエサをあげないと共食いすると聞いたからで、アジのゼイゴのところやアユの頭なんか入れてある。ムシャムシャ食べてる姿は見ないが共食いはしてないようだ。普通はカツオ節をあげることが多いと思う。野菜くずは水分が多いのですぐかびてしまう。葛の葉は亀のエサなんかにもなるらしく、通販しているので、ちょっと送料と比べて割高な気がしたが、苗を買った。それが今朝届いた。最近猫の額を全然いじってなかったのでうちには肥料が無い。一週間分の食料の買い出しに出たついでに化成肥料を買った。Oリングがダメになっていた水撒きホースのジョイントもスーパーそばの雑貨屋にあった。大荷物なのでバスで帰る。スーパー最寄りの停留所は池のある公園の前。時間が少しあったので公園をちょっと眺めると、小藪の辺りでまさにネットで見た葛が繁茂しているのを見つけてしまった。実は葛は繁殖力が強いので駆除に困る植物だ。そこらにいくらでも見つけることができる。公園にもあったし、自宅最寄りの停留所そばのごみステーションの脇にも結構な勢いで群生しているのを見つけた。横浜は住んだことの無い人にはオシャレな港町のイメージが強いのだろうが、ちょっと奥まったところには畑が広がっていたり、薄暗い谷戸や茂みなども多い。何も通販で買うことはなかったようだった。大きめの葉を数枚ちぎって持ち帰り、飼育ケースに入れる。マツムシは足に吸盤があるらしく、壁を伝って良く脱走するので世話はし難いと感じる。今日も一匹、貴重なオスが脱走してしまったのだが、台所に立っていた時になんだかふくらはぎがむずむずすると思ったら、すね毛に絡まっていた。無事確保した。エサを食べるときには音こそ立てないが、葛の葉はあっという間に虫食いとなった。庭に植えた葛には時々気を付けてやらないと。猫の額が葛のジャングルになってしまう。現在は庭向かいの家が最近取り壊されて今は日差しが良く当たるのだが、どうやら跡地にアパートが建つらしく、庭仕事の好きなお隣さんが日陰になるからと意気消沈している。日差しの悪い道沿いにムクロジと葛のジャングルができてしまうのは避けた方が良いことだ。
2016-08-22 [長年日記]
_ マツムシの交尾。ある誤解。
台風一過でちょっと涼しくなった気がする。間もなく秋だ。うちのマツムシもカップリングしてまさに現在、たけなわの交尾に余念がない。彼らにとっては大きなお世話だろうが、ぜひとも繁殖してほしいと思う。増えすぎたなら庭に放ってしまえばいい。その頃には葛の苗もすっかり繁茂していることだろう。マツムシの恋人たちは物も言わずに真面目な面持ちでいそしんでいる。彼らの世界には言葉責めは無いようだ。あくまでも無言で翅を広げたメスを後背位で思うさま責めたてる。メスは腹部をのけぞらせてすべてを受け入れようとしている。翅を高々と上げたそのメスの背中付近に顎を押し当てていたかと思うと、やがてオスの官能は頂点に達したと見え、歓喜のしるしをメスの輸卵管根元辺りに大いに注いだ…というように見えたのだが、実は私は攻守を取り違えていたようだ。翅を高々と上げているのがオスで、翅の付け根にはメスの好む誘惑腺がある。これにメスが夢中になっている間に下から"精球"をメスに渡す。背中を愛撫されてのけぞっていたように見えたのは実はそういうことで、思いもよらないアクロバティックな体位で絶頂を迎えたのはオスの方だったのである。なんという”とりかへばや物語”なのであろうか(←だいぶ違う)。
台風一過の夜は更けていく。そして秋の気配と共にオスの存在意義は消滅していくのだろう。もののあはれ、とはきっとこういうことを言うのだ。そしてまたオスが鳴きだした。我が家の飼育ケースの中は愛欲の館である。
2016-08-24 [長年日記]
_ 絶対やめろ、サクマ式ドロップス火垂るの墓バージョン。泣くから。
_ [物理学] ブロッホの定理
御子柴先生の本で勉強してきたが、ちょっと樹を見て森を見てない感じになってきてしまった。ブロッホの原論文、浜口智尋「電子物性」、キッテル「固体物理学入門」などいくつかのレファレンスを比べてみると、御子柴先生のやつがちょっと他と異なっている。結局ウィキペディアの説明が一番わかりやすい感じなのでこれを参考にまたちょっと導出を追ってみようと思う。記憶の続かない人の読書そのもので、何度も同じ式の解法を楽しめてしまう。進まないのも道理だという事実にまたしてもぶち当たった。そんなときはこういうのだ:ハロー、道理!えーと、これのどこがおもしろいのかと言うと(略)。そうそう、上記のリファレンス中、キッテルの教科書は例によって魔窟に埋もれて出てこない。でもいい世の中になった。名著の類は無料でダウンロードできるのだ。全頁。本居宣長が古事記を所持者宅に通ってひたすら書き写したのとはわけが違う。昔はこういう理由で、教育上も格差問題が存在していた。今は買うと高価な名著をpdfでダウンロードしてみんなでそれを教科書として使えるという訳だ。何しろ教養部時代に買わされた教科書は高かった。教科書が有償であることによくよく気付かされたのも大学入学直後のことだ。しかも、その多くは講義をする先生たちが書いた本の在庫処分だったりするわけだ。冗談じゃない。価値の無い教科書を買わされて挙句内容が身についていないのではどうしようもない。そういうわけで、今は良い時代だよ。。。
2016-08-25 [長年日記]
_ [物理学] ブロッホの定理・続
ウィキペディアに書かれた定理の導出はキッテルの固体物理学入門にほぼ従っており、周期的境界条件を用いている。浜口智尋 電子物性入門もそう。周期ポテンシャルの仮定と周期的境界条件とはちょっと意味が違っており、後者は無限に続く媒体を仮定する代わりにとある有限の長さLを仮定して、端と端で状態が同じになるようにつなぐといういわば弁法であり、妥当な仮定であることは必ずしも自明ではないと感じる。そのことを明示的に扱っている説明には今のところ出会っていない。ただ、結果にはその周期境界条件の周期L(あるいはN)が含まれないから、周期的境界条件は特別な仮定ではない、ということなのだろう。でもそう明言しているものも見つからない。御子柴先生の半導体物理の本では、周期ポテンシャルは仮定するが周期的境界条件を仮定しないブロッホの定理の導入が示されている。なかなか理解しにくいが、シュレーディンガー方程式が2階の微分方程式であるという性質に注目して周期ポテンシャルを適用すると、可能な解はブロッホ関数の形となる、というように導出している。たぶんこれと類似な考察によって周期的境界条件を使って良いことの保証がなされるのだろう。
2016-08-26 [長年日記]
_ [テレビ] モーガン・フリーマン時空を超えて
「『私』は何者なのか?」自分とは何者なのかを一生かけて追い続ける「ヒト」。記憶を失うことはアイデンティティを失うことである。だが一方、記憶は書き換えられる。社会的プレッシャーによって自分の記憶を周りに合わせて捏造する。そのとき、海馬だけでなく扁桃体も活性化する。扁桃体は記憶の固定を行なう役割を持っている。夢をビジュアライズしようとしている学者がいる。さまざまなイメージを見せた時の脳の活動パタンを多数用意しておき、被験者が実際に夢みているときの脳の活動パタンに最も近いイメージを取り出す、ということだ。ライブラリーベースのイメージ再構築技術、である。脳の活動パタンの計測が緻密になれば、フルカラーの夢を映像データとして再構築できるだろう。ZIPという物質が記憶を消去する。だが、どこまでの記憶を消去できたかはわからない。辛い記憶を反芻する際に、物忘れの副作用のある薬物を処方することを繰り返すと、PTSDの症状が緩和する。トラウマとなる記憶を上書きするということである。次回、「脳をハッキングできるか?」おお、いよいよ笑い男が登場するのか。
2016-08-27 [長年日記]
_ [テレビ] タモリ倶楽部
なんと6年ぶりのオープニングのお尻オーディションである。ゲストは斎藤和義と星野源。全員平成生まれ(今年は平成28年)。最初の平成尻は剣道有段者。踏み込んで面!とか素振りとかやってる裸尻を真後ろから見たのは生まれて初めてだ。候補者みんな緊張してるようで小刻みに震える数々のお尻たち。最後にどれが良かったかと話してる。星野源:最初の剣道尻、斎藤和義:3番の日系ペルー尻、タモリ:5番のトラック尻(アスリート女性)。「(意見が)割れましたな」「お尻だけに」笑。来週から新しいオープニング。
2016-08-28 [長年日記]
_ おー、今朝涼しい!夜も涼しかったら久しぶりに鶏鍋でもやるかな!
_ 食後のホットコーヒーが旨し。世の中寒い方が捗る。
_ 蔵書の収納問題はますます魔窟を邪悪にしている。そこで、ついにまたしてもウォールシェルフを増設した。充電式のインパクトドライバーが動かなくなってしまった。コード式で作業。2段作成するスペースがあるので180cmほどの板を2枚ほど買おうと思ったが、先日取り壊した古い棚の側板が捨てずにおいてあったのを見つけ、これを再利用しL字金具だけ買ってくることとした。1時間半ほどの作業で設置一応完了。汗だく。固定先の柱はなかなか頑丈そう。これで多少机が片付くことを期待している。
朝考えた通り、夕食に鶏しゃぶ食べつつ真田丸見た。いよいよ関ヶ原へ。上杉と呼応して徳川を挟撃せんとする石田光成、それに加わり再びの乱世に生き路を見出さんとする真田昌幸。その前に、佐和山に蟄居する際加藤清正に何事かを耳打ちする光成。清正と光成の関係の描き方は秀逸だ。基本的に子供のころから知っている光成に好意を持っており親しくありたい清正と、情に流されることを不本意としてそのような生き方を貫くためには誤解を恐れず、智に働き続けて角が立ち続ける光成。「新選組!」のときも、日々の食い違いがやがて大きな対立に発展してしまう人間関係の力学を巧みに描いていたのをいつも思い出す。
そしてNHK-BSではさだまさしコンサートが始まる。なんか見てしまってる。ソルフェージュ(一部ドイツ式含む)でつくられた「シラミ騒動 第1−3楽章」が最高傑作すぎて感動した!
_ 日曜大工ついでに、ACコードが切断してしまっていたラジオサーバーとマッサージャーの線を繋ぎなおしてどちらも復活。わずかではあるがQOLがあがった。
2016-08-29 [長年日記]
_ 少し遅い帰宅となったのでヨガクラスは諦めて、スーパーで買い物。入り口付近で後ろから小学生中学年と思しき男の子に「ボールペン落としましたよ」と声掛けられる。ついこないだ500円出して修理したものだ。なかなかしっかりした良い子だな。こっちも「有難うございます」とかしこまった挨拶して、その後今ヒレカツ丼・ご飯通常の1/4食べようとしてるところ。ここのお店の人はちゃんと分数の計算できるかな。来た。1/3強というところか。誤差が大きいがまあ許すか。
カツ食べ始めて、やはり通常と同量くらい盛られていることがわかり、やはり許しがたいものがある。まあ喧嘩はしないが、わたしの求める丼屋はいったいどこにあるのか?稲作始まって以来、日本人のデブ活は今に続いている。高齢になる程、タンパク質はとらねばならぬ。まあカツの衣は…たまには良いだろう。普段揚げ物とらないから。
2016-08-31 [長年日記]
_ 先日設置した棚なのだが、1.8mくらいの長さを端で支持してるだけなので当然本を置くと真ん中がたわむのである。そこを補強しようと30cmほどの長いL字金具を探してたのだがどうにも見つからない。仕方なく長細いがそれなりに厚みのあるパンチメタル4本とみじかいL字金具を組み合わせて途中部分の支持をするつもり。材料物色してて少し帰り遅くなる。設置の続きは土日と言うことになるな。それまで重いものが置けない。まさに飾り棚!もういや〜ん。ハイ,ブパパブパパブパパー♪ってこういうのなんですけど…以上現場からでした。
_ うにゃ [送ってもらった? あれマツムシが〜♩の歌がちょうどよい季節に早くなって欲しいです。この暑さツライっす]
_ けい [そう。今やマツムシもクール宅急便で買える時代なのです。11匹の幼虫が現在9匹。エサを替えるときに逃げ出しておそらくア..]