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2020-04-25 [長年日記]
_ 土曜。晴れたから午後は遅くならないうちに川沿いを歩きたい。
_ 明るい日中家にいるために細々したものが目に付く。それで、在宅勤務しつつも(本業に影響しない程度に、ではあるが)ついつい身の回りを整理し始めたりしてしまう。昨日は机と本棚の間の隙間辺りを少し片付けた。本のカバーやちょっとした工作のために、クラフト紙やビニールシートなどをロールで購入したものが何本もあって、それが乱雑にこの隙間に立てかけてあるために本棚の最下段が隠れていた。ロールをカゴにまとめて立てるとスッキリして棚の下段も露わに。そこから縦書きのノートが出てきた。会社に入社する直前、寮に入った頃から5年くらいの期間の日記だった。今書いてるこのウェブの日記も長くなるが、何かこういったライフログ的なものを付けるのは古い習慣だった。学生時代も何か書いてたはずだが、散逸した。昨日の晩くらいから読み返してみた。ほとんどが恥ずかしい記述なのは言うまでも無いが、時々印象的なことが書かれていて、我ながら胸を打たれることもある。こうして見ると、自分の人間嫌いは明らかに会社生活から来ていることがわかる。以前はもっと人付き合いを志向していたようだったが、多くの人と接するうちに段々そこには自分の求めるものはあまり無いように思い始めたのかもしれない。入社3年目くらいからは仕事が苦痛という記述が目立つ。これは仕方ないと思う。そして、また夢のことをたくさん書いている。貧困な想像力もこの歳になって読み返すと笑って許せるような気もする。私は私の夢から私の中にあるいくつかの人格を探そうとしていた。ユングの影響を強く受けていたのだ。私の中にはシャドウがいて、老賢人がいて、未分化な少女のアニマがいて、凶暴な戦士がいる。そんなことを見つけては忘れないうちにと日記に書いていた。今はもうそれは当然の事実として殊更意識もしない。結局はそんなに素敵なことを見出しはしなかったが、一つだけ明らかなことがある。
日記は未来の自分に向かって書いているものなのだ。


_ 16:30過ぎからウォーキング。今日は16キロ。日中だと夜よりも距離が短く感じる。夜よりも情報のインプットが多いからじゃ無いだろうか。今日は「ドラゴンへの道」の歌詞を自分なりに訳しながら歩いてたりして。意味を崩さずに日本語にするとどうしても字数が足りなくて弱起と言うかクイ気味な歌詞になってしまう。「暗闇のなーかー 光があーるー」みたいに。ちょっと歌ってみて恥ずかしくなるけど