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2020-07-07 [長年日記]
_ 今日も割と湿度高い。最近ファンの位置を変えてみたら魔窟(これが今では勤務地なのだ。世の中変わった、と思う)がちょっと涼しくなった。ブルーマウンテンもすっかり平地になってきた。
_ 少し早めに仕事を切り上げて11キロほどウォーキング。今日はペース早目。そのままジムに突入してストレッチ、入浴。歩きながら考えてた。最近ジムのヨガクラスでは無理のない範囲での倒立をやるようになった。倒立は好きだ。世の中がひっくり返って見えるから。子供の時は股のぞき(人様のお股を覗くのではないのでございます。手前の股の間から世間様を覗かせていただくのでございます。なんで村西監督口調になるの)が大好きだった。考えに煮詰まったら逆立ちをすると良い。もしかしたらその後良いことを思いつくかもしれない。でも何も思いつかなかったなら、1時間くらいウォーキングしてみると良い。歩いている間に色々な思いが浮かんでは消えていく。運が良ければ、ずっと引っかかっていた他人の嫌な物言いも過ぎ去る風景と共に流れ去るかもしれないし、足の裏やふくらはぎから流れ戻る血流が、何か思いもよらなかったアイディアを連れてくるかもしれない、運が良ければだけど。それでも何にも起こらないかもしれない。そのほうが普通だ。けれど、じゃあそれで何かを失ったのかというと、そんなことはない。多分その1時間のウォーキングの間に血流は増し、自分に言い訳をしながら続けている不摂生のツケの幾らかは支払われている。何よりも、ベータエンドルフィンがたっぷり出ている。それは梅雨時の日照不足を補ってくれているはずだ。けれども、それでもなお何も得られていないと感じるのなら、友よ、さらに1時間歩いてみてはどうか。それでなお君に問題が残っているなら、その問題は今の君には解くことができないのだ。それが明らかになったなら、次にすべきことはきっとさっきまでやっていたこととはまるで違うことなのだ。何かもっと大きなものにすがったり、すっかり諦めたり、後世に委ねたり、塩漬けにしたり。なんかそんなことだ。