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2020-07-08 [長年日記]
_ てな訳で水曜日。南日本だけではなく長野や岐阜にも大雨の被害が。木曽路を歩いていた時のことなんか思い出す。上松・寝覚の床に程近い宿は当時「寝覚宿」と言っていた。浦島太郎が竜宮城から戻った後の人生を過ごした場所ということだ。神奈川にも浦島伝説があるということはこの木曽路の旅の後で知った。宿泊した時、宿の人が、昔の大水の時のことを語ってくれた。まさに浦島太郎にゆかりの祠が川の真ん中にあるのだが、大雨でそこに遊びに来ていた学生さんが孤立してしまい、投げ渡すような格好で食事をそこに届けたのだと。その「寝覚宿」は今は無く、跡地には「ねざめホテル」と称する宿泊施設があるらしい。どうせ帰省もままならぬ昨今、時間ができたならかつてを懐かしみながらそんなところをまた訪ねて見るのも良いかな、などと懐かしい地名を聞いてただただ呑気なことを考えた。もちろん、ここ数日の間は木曽川は凶悪な濁流であったに違いなかろう。
_ 夜ヨーガ。なんだか楽しかった。すみません、こんな楽しくて。いやまあ日記に書かないダークな日常もちゃんとありますけどね。