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2015-01-21 [長年日記]
_ 日付変わリビング・フォー・ザ・シティ。うめちゃんがいつうちに来たか調べてみたのだが、どうも2003年の秋か暮れごろのようだ。近所の自動販売機の下にもぐって大声で泣いてるのに一向に出てこようとしないのをむりやり引っ張り出して連れ帰った。だが全く慣れてくれなくて、その翌年のゴールデンウィークのある日玄関から脱走し、戻ってきたときには子を孕んでいた。それから、我が家は猫屋敷となり、いろいろ苦労して何とか家屋崩壊を免れることができた。馴れないうめちゃんは全く触らせてくれないから、避妊手術を受けさせたのもだいぶ後になってからの事だった。母親がそうだから子供たちもなかなか慣れてくれなくてかなり憔悴していたある日、子供らのうちの一番大きな奴(名前:いっちゃん。何匹もいたからいちいち名前を考えるのが面倒だった)がなぜか慣れなれしく俺に顔を寄せるのだ。それがきっかけのように、子供たちとは次第に慣れていった。今はみんな仲良しになってるし、一番後に慣れたナナちゃん(そう、そこまで増えてしまったのだ)は寝床に入るともう俺にはデレデレなのである。うめちゃんは今年11歳になろうというところで、人間換算するともう俺の年を越えているということで、確かにその年頃はそれなりに難しいことを抱えているに違いないのである。