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2015-02-17 [長年日記]
_ 鼻かぜ程度だがだるかったので遅く出社して早く帰宅。「しょんないTV」の録画見てる。俺ローカル番組好きだよなあ。歩き旅でいろんなところのホテルに泊まったときにそういうの見てたせいじゃないかと思う。「いい伊豆みつけた」とかも良いけど使いまわしも多くてなあ。ところで、しょんないTVだが、なんと突然しょんない秘密基地が召し上げられたので次の基地のためにただで借りられる物件を探してる。まったく秘密じゃないが、なんか今営業してない「湯権現」という物件が候補に。静岡駅から北に14kmほど、足久保川沿いというところのようだ。次回、瀧さんと広瀬アナが視察に行く模様。
_ マツコデラックスがテレビで「おいしい」と発言する経済効果が8億円とか。世界は苦難に満ち溢れているのみならず、価値の無いことでもあふれかえっている。
_ 古新聞をため込んでいる。いつか全部読むと言うつもりなのだ。当初タンタロスの責めかシーシュポスの岩のように思えたことだったが、最近少しずつ成果が見え始めている。つまり古新聞が減り始めている。さてそんな古新聞の中に、2013年8月3日の日経朝刊、文化欄があった。佐村河内守氏の作品とここには書かれている「交響曲第1番HIROSHIMA」を褒めるような記事があった。被爆二世で聴覚障碍者ということに世間の注目が集まった感はあるとしながらも19世紀ロマン派の要素を取り入れて現代音楽では与えられない感動を現代人に与えている、という絶賛ぶりである。
これが、捏造事件のどす黒いところ。当初の絶賛や感動はどこに行ってしまうのか。あのときの感動の涙は何だったのかという無念さがや、己の見る目の無さに対する怒りなどがいつまでも付きまとい解決されることは無いのである。この怒りは決して忘れられることが無いから、如何に道徳的な日本の世間であっても捏造を糾弾することに容赦はない。だから、もしも捏造を安価でリターンの大きい「割に合う仕事」だと思っているなら、直ちに思い直した方がいい。