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2015-02-24 河津桜が咲き始めた。 [長年日記]
_ 毎年のことだが、俺のうちの梅より早い。ただ咲くということ、それをすることが彼にとって正しいから、という理由で咲いているのだ。誰かに導かれることを期待している桜などどこにもない。そこが賞賛に値することだ。咲くという才能を遺憾なく発揮している。わずかな才であってもそれが取り柄だと思ったなら、咲かせずに置くべきではない。誰かに蕾を開いてもらうことを期待する花がどこにあろうか。いろんな花があるだろうが、花には花であるための最低の事があるのだ。ちり紙を丸めてこれも花、という訳には行かない。何か天声人語か春秋みたいなことを書いてしまった。
花燃ゆ