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2014-10-20 [長年日記]
_ 雨がしとしと月曜日。昨日の授業の影響なのか、少し頭脳が熱を帯びている。自省録ぱらぱらめくりつつ、iPhoneで検索しつつ、レポートのネタを仕込み始めている。レポートのネタにするには大きすぎるが、おとといから気になり始めた、マルクス・アウレリウスにとって神とはどのような存在だったのか、という問題は、マルクス・アウレリウスを知るための重要なポイントなのだと思い始めている。政務に就く前の彼は、神学(こういうとついキリスト教的神学を想起してしまうが、そうではない)を学んでいたのである。この神学はいかなるものであったのか。西暦121−180年当時のローマ帝国とはどんなところだったのか。そんなことをウィキペディアで調べていると、ジョルジュ・デュメジルという比較神話学者のことに行きついた。ちくま文庫版のコレクション全四巻が例によって絶版で高い値がついている。