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2017-11-08 [長年日記]
_ 今朝煮込み直したクリームシチューはジャガイモも人参もいい具合に柔らかくなって味も落ち着いて旨しだった。自分には旨しだったのだが、自分の料理は自分にしか食べさせないので、経験積むと共にどんどん薄味になっていっている気がする。味付けなんて飾りだ。まあ朝から味の濃いものは食べたくないというのはある。
_ 肉の日だ魚の日だと言っている訳だから、私は明らかにヴィーガンではないのだが、ある程度それを志向しようとしている。それで毎日飲んでいるコーヒーにも自然とミルクを入れなくなったのだが、何杯も飲むので全てブラックだと胃の納まりが悪いのだ。思いついてハチミツを入れてみた。もともと砂糖ではなくてハチミツを入れて飲むのは好きだった。入れてみれば確かに砂糖よりもまろやかな味になった気がする。
ハチミツを摂るのを許すかどうかはヴィーガンの中でも議論になることはあるようだ。ハチミツはほぼ植物由来だから成分的には問題ないとも言えるが、動物を害することを避けるという思想からは、蜂の食糧を搾取すべきではない、ということになる。そんなこと言ったら、安い野菜を食べることは、農業生産に携わる人間という動物を搾取してることになるかもしれない訳だし、植物の生命と動物の生命を差別することにだって問題はあるかもしれないのだから、極端に言えばそれを好むかどうかということになるだろう。ただ、搾取される量の問題はあるかもしれない。蜂一匹が一生かけて集められるハチミツの量はスプーン一杯と言われている。働き蜂が自ら集めた蜜を自ら消費するかどうかは知らないが。それで、どちらを採るという訳でもないが、ハチミツを避けるとしたらどのような手があるかと調べた結果、ハチミツはやめてメープルシロップにするということがひとつの策となる。メープルシロップにはカリウムと、そしてヴィーガン食で欠乏しやすいカルシウム、それから亜鉛などが割と多く含まれる。
一方ミルクの代わりになるものは無いか?以前豆乳粉を買って試したことがあるが、これはダマになるので好ましいものではなかった。ココナッツミルクパウダーというものがある。栄養学的にはよく分からないが、お湯には溶けやすいらしい。運良くどちらも帰りがけの買い物で入手できた。両方入れると南国風のコーヒーなのかカナダのような北国のコーヒーなのかよく分からなくなってしまうが、試してみよう。早ければ今夜、あるいは明日の朝。
_ さしあたり、いかなる思想にも信仰にも、あるいは同居する者からの圧力のようなものにもわたしの食事は妨げられてはいない。そのことは幸運だ。ヴィーガンでも肉食でもあるいは何かの下手物喰いでも、それを望めば何でも可能だ。流行りの言葉を借りるなら、全ての選択肢が、まさにテーブルの上にある。一つだけ確かなことは、生物の身体はただ、食事だけを原料として作られる。だから、食事には大いにこだわるべきだ。そしてウマみだけを求めてはいけない。もちろん、バブみも、だ。いや、バブみという言葉はちょっと使ってみたかっただけ。用例間違ってるのはちゃんと知ってる。
_ かくして夜の筋トレ。筋力落ちてるけどみっちりやった。大嫌いなデルトイドやるときはシンディ・ランドルトを思い浮かべながらやった。大に疲れた。筋肉痛3日くらい続きそう。