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2016-10-25 [長年日記]
_ 宇都宮の爆弾自殺は身勝手で悪意のある殺人行為・テロ行為だ。分別があるべきである老人がかかる見苦しく愚かな行為をしでかしてしまうことに、老後と言う時代への不安と悲壮感を思わずにはいられない。そして見た目イナクティブな老人であっても十分に驚異的な殺傷能力を持つということを見せつけたことによって、社会に相互不信を強く刷り込んだ。今朝がたのニュースが告げていたことによれば、彼は自らの苦境を理解してもらうためには先の相模原の凶行くらい派手なことをしなくてはインパクトが無い、と考えたらしい。かかる存在になりえるとしたら、やはり同じ人間であることが疎ましくてならない。本当はもっと手本にすべき先輩諸氏がいるはずなのに、その姿が今は私には見えなくなっている。
_ そういえば平幹二郎さんと肝付兼太さんが亡くなったそうだ。あまり感情が湧いてはいないのだが、肝付さんのあの特徴的な声を近ごろ聞かなかったような気もする。
_ うだうだ書いてるうちに「逃げ恥」始まってしまった。心をオニヤンマにして寝る。