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2016-10-30 [長年日記]
_ [食べ物・飲み物]おこのみっちゃん。
床屋行って買い出し行って各種下ごしらえしたのち、適当に糠床作ってサンマとニシンと白菜をつけ始めた。毎日かき混ぜるのが基本なのだろうけど今回は適度に浸かったら取り出して糠床は冷凍してみようかと思っているのだ。ここんとこ寒いから室内で漬けてもそうそうかびないと思っているんだがどうだろう。それからふすまパンミックスでお好み焼き作って食べた。お好み焼きってちょうど良い焼き加減と言うものが実は良くわからなくて、何だか中ほどが生のような感じがぬぐえないままに完食。キャベツの歯ごたえは丁度良かった。生地に包んで温野菜食べたと思えば良いのか。そういうことにしよう。野菜相変わらず高い。
_ 札幌・可否茶館からコーヒー豆が届いたのでうきうきして容器に移し替えてみたらなんかいつもより色が薄い。フレンチローストと間違えてストロングブレンドを買ってしまったのだった。旨いことは旨いけどこれじゃない感に打ちのめされる。追加注文した。届いたらストロングは全て挽いて会社用にするかなと。こないだテラ珈琲で「一番深い焙煎」と言って買ったのも可否茶館のフレンチに比べると生っぽくて自分の求めるものではないのだった。この手のコーヒーを飲もうとしたら神保町で神田伯剌西爾に行くか横浜元町の無の超高い奴にするか。少しグレードを落とすと南蛮屋のフレンチになる。いずれも微妙に遠くて日曜の午後過ぎとなった今となっては出かけるのが億劫だ。横浜の隣が札幌ならいいのに。
_ [漫画] 「逃げるは恥だが役に立つ」海野つなみ、講談社、2013.
マンガ家のペンネーム(本名だったりして…)がちょっと不穏なのはまあ仕方がないとして(たぶん3.11の辺りで改名を検討しただろうと思ってWikipediaを見ると、改名の検討はその前で、3.11の際はこの筆名だからこそと積極的にチャリティ活動を行なったとあった。このエピソードと、この画力で漫画家として堂々と?活動していることなどにはこの人のパーソナリティが良く表れているような気もする)、ドラマの原作の漫画を読み始めた。ちょっと驚いたのだが、サザエさんその他のパロディはすでに原作の中にあったのだった。それにしても主人公以外の人物の描き方はなんてゾンザイなんだろう。「闇金ウシジマくん」なんか見てても思うが、漫画の人気の秘密は画力じゃないんだなあとつくづく思い知らされた。逆にこういう絵だからこそ、誰が演じても良いということもあってウシジマくんにしろ逃げ恥にしろドラマ化されて成功するのだろう。優れた歌曲が、その詩だけ取り出すと取るに足らぬつまらないものであることが往々にしてあるように。因みに”みくり”の叔母さんの百合ちゃんは、原作では「処女のまま生理が上がった」という設定。リアルにはこういう人ってどのくらいいるんだろう、などと思う。仕方ない、続き読む。面白かった。