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2021-04-22 [長年日記]
_ 仕事終わってからRMarkdownとplotlyとMCMCと格闘。3次元のランダムウォークの軌跡を折角3dのインタラクティブプロットにしたというのに仮のWebページにアップすると何も表示されない。リロード繰り返したせいかアップロード繰り返したせいかわからないが今は表示されてるっぽい。単なるhtmlだけのページであってもメンテは面倒なものだ。90年代後半にはあんなに沢山あった個人ページがすっかり減ってしまったのは、なにもジオシティーズが解散してしまったからばかりではないのだ。みんな、何かを発信したいけど発信したものを管理するのは難しいと気づいたのだ。パスワードなんてすぐ忘れるしな。それはそうと、やっぱりRを使えばモンテカルロ計算は手軽にできる。あまり重たい計算には向かないけど。学生時代に今くらいRが使えてたら、きっと実験なんかそっちのけで計算ばかりやってて学位なんか取れなかったんじゃなかろうか。そうでなくても実験結果をフィッティングするのに凝りすぎて(当時、PC-9801のN88ベーシックコンパイラでコード書いてたんだっけ)指導教官に嫌味言われたりしてたからなあ。まあ、なんか楽しいです。昔も今も。
_ 『小説 田中絹代』読了。どこまで事実でどこからが進藤兼人さんの創意・創作であるのかわからないが、まああとは田中絹代さんと溝口健二さんと進藤兼人さんの作品を心置きなく鑑賞すれば良いのだ。で、次なる読書ジャンルは「芸術・音楽」とわが乱読記ノートに書いてあるから、ディーリアスの項をちょっと読んで20年ほどほったらかしていたコリン・ウィルソンの『コリン・ウィルソン音楽を語る』を読み始めることにした。癖の強い文章!ちなみに、コリン・ウィルソンとは、イギリスの荒俣宏みたいな人。この言い方は、漫画家のとり・みきさんが何かで書いてたものだが、多分現在ではこの言い方は『荒俣宏は日本のコリン・ウィルソンみたいな人』という言い方よりは伝わるだろうな。