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2005-08-17 『白石市史』2(更に続き)-横浜中央図書館 [長年日記]
_ [読書] 『白石市史』2(更に続き)-横浜中央図書館
今日も横浜中央図書館へ。宮城県白石市の植生に関する調査。地図を持っていったので、奥州街道から遠く外れた部分の調査は割愛した。丹念に読めばそれなりに面白いはずなのだが。白石の北東部には菊面石と呼ばれる球状閃緑岩を産する場所がある。これは天然記念物。その地を訪れるべきか、その前に博物館の類を訪れるべきか。こういうことが楽しい。市史の文章は必ずしもプロの文筆家や研究者が書いているわけではなく、ときどき方言による記述がある。「そのうち」を「ほのうず」などと言う。母方の爺さんが宮城出身だったので懐かしい。
図書館帰りに野毛町の方に向かった。野毛町は以前東横線の駅のあった頃にはよく行った場所だが、廃止されてから余り寄り付かなくなった。久し振りに萬里へ行き「秘法十九番」こと中華ランチを食する。この萬里の向い側に、「栗駒山」という仙台牛を出す飲み屋があることを知った。今日これが特別の意味を持って私の目に飛び込んできたわけは、栗駒こそ私の爺さんの出身地だったからだった。こういうのをシンクロニシティと言うのだろう。もちろん、今までにも店の前を通っていたから店の名前は眼に入っていたには違いない。今度行ってみよう。
_ 菊面石。
大河原地方振興事務所のHPで菊面石(球状閃緑岩)のことを調べた。「ただし、この場所では球状閃緑岩(菊面石)そのものはみることができません。球状閃緑岩(菊面石)を見たい場合は、白石市内の「いきいきプラザ」内に展示してありますので、そちらへおいで下さい。」
とのこと。